天文館・創業85年以上の老舗で大隈半島産うなぎ!@うなぎの末よし 鹿児島市東千石町 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
2021年のお話です。
 

はい、それでは今日もまた

「ヘタレと行く!」シリーズ第7弾、

2021年10月12日(火)~10月15日(金)

3泊4日「鹿児島」温泉旅行レポ、

3日目・10月14日(木)の

続きを進めていきます。

 
さて、この日の宿である
『ホテルマイステイズ鹿児島天文館2番館』に
午後4時前という少し早めの時間に
チェックインを済ませた後は、
早速、晩ごはんを食べに出かけることに。
 
ホテルから約500m、
5分ほどてくてく歩いて
まずやって来ましたのは……
 
 
 
天文館にあるこちらのお店……
 
 
 
そう、うなぎ屋さんですね、
天文館で評判の高かった
『うなぎの末よし』です。
 
末よしは1932年(昭和7年)創業、
85年以上も続く老舗で
なかなか人気があるようなんですよ。
 
ちなみに上の写メを撮った時刻は
午後4時22分。
 
うなぎ屋はお店が混むと
出てくるまで時間がかかりますので、
早めの時間に宿にチェックインして
空いてそうな時間帯を狙って
やって来たというわけなんです。
 
店の中が見えていますが
先客がちらほらいるものの
そこまで混んではいませんね、
作戦成功です!
 
 
 
末よしは
大隅半島産の養殖うなぎを
備長炭で焼き上げるお店。
 
やっぱり、
うなぎの養殖(生産)日本一の
鹿児島に来たからには
一度はうなぎを食べたいもんだからねー、
うなガーとしては(笑)。
 
 
 
店内は老舗らしく
落ち着いた雰囲気。
 
テーブル席と座敷席があり、
僕らはテーブル席をチョイス。
デブなので座敷に座るのが
しんどいんですよ!(爆)
 
あ、末よしはかなり大箱のお店で
2階にも客席があるようで、
2階には10名くらいまでの個室も
用意されているみたいですよ。
 
 
 
末よしには
うなぎと白ご飯が別々の「うな重」と
ご飯にうなぎが乗りタレがかかった
「うな丼」とがあって、
僕らは「うな重 松」をチョイス。
 
あと、2人で「白焼」をひとつと
「肝串焼」を1人1本ずつオーダー。
 
「白焼は時間がかかります」
とのことでしたが、
うな重より先に持ってきてもらうよう
(逆に言えばうな重を後から)
お願いしました。
 
もちろん、ビールは飲むよね~、
「瓶ビール」をキリンで。
 
 
 
ちなみに
持ち帰りのメニューはこちら。
 
 
 

老舗のうなぎ屋というイメージから

キリンの瓶ビールはてっきり

ラガーだと思っていたのですが、
一番搾りが出てきました。
 
もちろん何の不満もありません!
 
 
 
カンパ~イ動画をどうぞ~。
 
にしても、
ヘタレはほんまに芸がないですね、
腹立つわー。
 
 
 
まずは肝串焼が来たよー。
1本税込370円です。
 
 
 
うん、クセがなくてうまい!
肝特有の苦味がいいですね~、
ビールのアテに最高です!
 
 
 
続いて白焼がやって来ました。
ちゃんとカブト付きですよ!
税込2100円は安いと思う。
 
 
 
ちょっと身は薄めかな?
 
 
 
表面はパリッと炭火で焼かれ……
 
 
 
裏側の皮も備長炭で
パリパリに焼かれています。
 
 
 
 
まずは塩で。
 
うん、うん、
香ばしくていいねー。
 
うなぎ本来の味がよくわかって
おいしいです。
 
 
 
お次は醤油で食べてみましたが、
醤油が九州の甘いやつなんですよ、
ちょっと好みじゃなかったです、
九州の人よ、すまん、すまん!
 
あと、わさびは
チューブっぽかったので
使ってません(笑)。
 
 
 
さあ、うな重が来たぞ!
 
 
 
お重が2段になっていて、
1段目にはうなぎの蒲焼きが、
2段目には白ご飯が入っています。
 
これで税込2820円ですから
そこそこリーズナブルな
価格なんじゃないでしょうかね?
 
 
 
松はうなぎが4切れ。
 
これで1匹分???
それ以上あるんですかね?
 
 
 
タレでてらてらに光っていて
実にうまそうです!
 
タレは継ぎ足し継ぎ足しの
秘伝のタレだそうですよ。
 
 
 
おお!!!
思ったより肉厚やん!
 
白焼のうなぎよりも
身が厚いように思いました。
 
うなぎの個体そのものが
大きいのかも知れませんね。
 
 
 
皮にもしっかり
焦げ目がついています。
 
あ、末よしでは
一度うなぎを蒸してから

炭火で焼いているんだそうですよ、

いわゆる関東風と言えるのかな?
 
鹿児島のうなぎは
地焼きのイメージがあったのですが、
関東風はめずらしいんですかね?
 
 
 
ご飯もたっぷり入っています。
大盛にしたんだっけ?
忘れちゃいました(笑)。
 
 
 
あれっ?
おいしいやん!!!
 
いや、実はね。
 
末よしの食べログ評価は3.54と
そこそこ高めだったのですが、
僕はぶっちゃけこちらのうなぎには
あまり期待してなかったんですよ。
 
だって天文館のお店でしょう?
食べログの評価ってわりと
多数決みたいなところがあるじゃない?
 
客が多い店は点数高い、みたいな。
だから東京その他の大都市圏にある店とか、
観光地の店の点数は信用できない。
俺、多数決、大嫌いだし!(爆)
 
天文館みたいな観光地だと
当然観光客も多く来店するわけで
旅行補正がかかって
評価甘めになると思うんですね、
なので、期待してなかったわけ。
 
それがさ。
 
思っていたよりも
はるかにおいしくて
ちょっとびっくりしちゃったよ。
 
表面はパリッと焼かれていて、
中はとろけるようにふわとろで。
 
うなぎも脂が乗っていて
味そのものもしっかり濃いです。
タレはめちゃくちゃ甘いけど(笑)。
 
ゆうても、
鹿児島なら『うなぎの美鶴』とか、
熊本・人吉の『上村うなぎ屋』には
さすがに負けちゃうかなあ?
まあ俺が地焼きが好き、ということも
あるんだろうけども。
 
いずれにせよ、
天文館みたいな便利な場所で
これだけおいしいうなぎが
比較的リーズナブルな価格で
食べられるのですから、
何も文句はありませんよ。
 
さすが老舗の面目躍如、
といったところでしょうか。
 
 
 
山椒をちょいとかけると
味が締まっていちだんといいね。
タレがめちゃくちゃ甘いから。
(しつこい!笑)
 
 
 
ご飯もかために炊かれていて
なかなかおいしかったですよ。
米にもこだわりがあるみたい。
 
 
 
みそ汁は麦味噌かな?
ちょっとクセのある感じでした。
 
また、味噌汁には
うなぎエキスと肝が入っていて。
 
うなぎエキスは
よくわかりませんでしたが(笑)、
肝はクセがなく
とろっとしておいしかったですよ。
 
 
 
 
最後はご飯にタレをかけて……
 
 
 
うなぎを乗せて
うな丼にして食べました。
 
 
 
タレは甘かったです(笑)。
 
なので、
末よしでは個人的にうな丼より
うな重の方がおすすめかな、
タレの量を調節できますし。
 
まあ何だ、
思っていた以上に
おいしいうなぎに出会えて
大満足でしたよ。
 
さあ、とっとと次行くでー。
早よ行かんと閉まってまうねん。