この世界（現実）は、物質よりも何よりも先に、あなたの「想い（想いのエネルギー）」でできています。
だからこそ…
心が美しく、優しく、愛情深い方ほど、「その想いゆえに、意地悪な人や、ずるい人間を引き寄せてしまう」ことがあります。
こんなふうにお伝えすると、
「でもあんな意地悪な同僚がいる現実なんて、わざわざ引き寄せているわけがないんだけれど！」
「私、そんなふうにサディスティックな男性との引き寄せを望んでいるわけではないです…」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そうですね、それはそのとおり、なのですが
ここでいう「想い」というのは、あなたが思うよりももっと、無意識にある深い想い（潜在意識の価値・信念）を指します。
そして、その潜在意識の想いが、より不幸を引き寄せることがあるんですね。
例えば…
あなたが、とても優しすぎる方で。自分がそこまで意識しなくても、相手の孤独や痛みを、なんとなく感じ取ってしまう能力があるとします。
そして、あなたは孤独に過ごしている人を見た時に、無意識に
「あ、この人、可哀想。なんだか寂しそうだな。だから話しかけて、よくして助けてあげたいな」
と思ったとしますね。
でも、実は、その人が孤独なのは、「その人本人が心に問題を抱えていて、人を傷つけるようなことばかりをする」隠れサディストだからこそ、起きていることだったとしたら…？
そう、あなたは何も知らずにその人を気にかけ、優しくし、助けようとしてしまい
ふと気づけば、相手からの暴言やサディスティックな振る舞いに、もう心をズタズタにされてしまっている…
ということも起こり得る、ということです。
それだけではありません。
もしあなたが、他人を憎みきれずに許してしまう想いを持っていたとしたら…？
相手は懲りずに、何度も何度もあなたに甘えてくるかもしれません。
もしあなたが、意地悪な同僚の背景にある家庭不和などに、「そんな家庭で育ったら仕方がないよね」などの同情の想いを持ってしまっていたとしたら…？
そういう場合も、相手は「理解してくれるあなたに甘える」意味で、あなたに依存し、困らせるかもしれませんね。
こうして…衝撃的かもしれませんが、、
あなたが優しさや、相手に対する理解、深い同情心、憐れみ、助ける気持ちなどの美しい「想い」などを持っている場合、
「自分を守る自尊心を持たずに与えてしまう」と、犠牲になる引き寄せを生み出してしまうことがあるのですね。
いつもご覧いただきありがとうございます。
誰もがかけがえのない「唯一美と天才性」で、幸せな現実創造ができる。
何歳からでも潜在意識で愛と豊かさの奇跡は起こせる
「潜在意識心理学®︎/唯一美塾」主宰 斎藤芳乃です。
さらに言えば、
「自分を守る自尊心などを持たずに、分け隔てなく、相手を差別することなく、愛情を与えてしまう、そんな想いを持っている」
としたら…？
そう、これもまた、相手が狡猾な人だった場合、餌食になり、犠牲になります。
差別しない、という想いが、「相手を見極めない」ということに、つながってしまっている…。
このように、あなたの想いがいかに美しいものであったとしても…
使い方をひとつ間違えれば、あなたの想いは、たちまち、あなたを暗闇に叩き落とす要素になってしまうのです。
だからこそ、ここでお伝えしたいことは、
「でも、それでもなお、それはあなたが悪いということではありません」
その美しい想いを持っている、ということは素晴らしいことです。
例えば、
・不適切な（愛情のない）パートナーであったとしても、深い深い愛で支えてしまおうとする…
・相手を見捨てることができずに、「でも変わってくれるかもしれない」と、希望を抱いて努力してしまう…
・暴言などを吐く相手であっても、「でもこの人も大変だったのかもしれない」と心のどこかで同情し、憎み拒絶しきれないこと…
そのすべてが、悪いわけではないんですね。
素晴らしい、あなたの美徳の表れです。それだけは、確かです。
ただ、悪いわけではないけれども、このままでは犠牲になり続けてしまうので、
その想いを大事に持ったまま、「あること」をしてほしいのです。
それだけで、現実は変わります。
その「あること」とは、
「相手に向けているその美しい想いを、あなた自身にも向けてあげる」
ということです。
例えば、不適切な（愛情のない）パートナーであったとしても、深い深い愛で支えてしまおうとして、傷ついている…
そんな、傷ついたあなた自身に対して、
「そんなに愛しているのにこんなに傷つけられて…本当に苦しかったね、そんなにも愛していたんだね」と、
労り、理解し、抱きしめ、誰よりもの愛情を向けてあげる。
相手を見捨てることができずに、「でも変わってくれるかもしれない」と、希望を抱いて努力して、疲れ切ってしまっている…
そんな、疲れ切ったあなた自身に対して、
「報われないのにそんなに相手に一生懸命になって、本当に辛かったね。あなたの誠実さや純粋さは、私が1番、よくわかっているからね」と、
誰よりも味方になり、誰よりも何よりも報いる気持ちを与えてあげる。
暴言などを吐く相手であっても、「でもこの人も大変だったのかもしれない」と心のどこかで同情し、憎み拒絶しきれず、苦しんでいる…
そんな、苦しんでいるあなた自身に対して、
「そんな相手に対してまで、理解してあげようとして、なんて優しい人なんだろう…。あなたの優しさは、私がわかっているからね」と、
抱きしめ、褒め称え、何よりも肯定してあげる。
こうして、
「相手に対する想いと同じ想いを、あなた自身に対して、向ける」
こうすることで、「報われない相手に対してまでも、愛情や理解を与えたり、助けてしまってあげているあなた自身」に対して、
たくさんの肯定や優しさ、労り、理解、愛情が向けられ…
それが、あなたの心を温かく癒し、
さらに、その真実の癒しのエネルギーが、あなたの潜在意識の状態を「枯渇・苦しみ・悲しみ・犠牲」から、
「理解され、肯定され、満たされている」という癒しの状態へと変化させ、
結果、
苦しかった現実までも、
その癒しのエネルギーにふさわしい「他人からも大切にされる」「他人からも尊重される」「他人が味方になってくれる」などの美しい現実へと変えていってくれるのです。
この世界は、あなたの想いでできています。
だからこそ、「想いを、誰に、どう向けるのか」
そこを意識するだけでも、充分に、あなたの現実は変わっていきます。
不適切な人に対しても優しくしてしまう、いつも都合よく扱われて犠牲になる、そんな自分を許せない、、、とするのではなく。
その、あなたの優しい想いを、ほんの少しだけ、自分に向けてあげる。
懸命に今を生きている、他人のことばかり優先してしまう、優しいあなた自身に対して、向けてあげること。
潜在意識の癒しと現実の変容は、こうして「想いを向けること」だけでも起こせるものです。
あなたの想いには力がある。
だからこそ、あなたがあなたを救ってあげる、その想いによって、報われなかったあなたの人生すら救ってあげることができるのです。
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