「犠牲になってしまう・不幸になってしまう」のは、理由があります。
…というと、
「私が悪いからかな?」
「私ができていないから?」
「やっぱり、私が人よりも価値がないから?」
と考えてしまう方がおられますが、
「絶対にそうではない」
んですね。
では、ここで言う「犠牲になる理由」とは何かというと、
「潜在意識」
です。
もっといえば、
「潜在意識の中にある情報=パターン」
が原因で、
あなたは悪くないのに、自動的に犠牲的な人生を「送らざるをえなくなっている」ということなんです。
今回はかなりの長文になりますが、「不幸の根本的原因と、それを解決するための潜在意識の書き換え方法」について、トラウマの具体的な事例を出しながら解説させていただきますね。
また、不幸になる別のパターンについては、次回、解説させていただきます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
誰もがかけがえのない「唯一美と天才性」で、幸せな現実創造ができる。
何歳からでも潜在意識で愛と豊かさの奇跡は起こせる
「潜在意識心理学®︎/唯一美塾」主宰 斎藤芳乃です。
それでは、ここから具体的に解説していきます。
唯一美塾1期生で、とてもとても心の優しい、真面目でおとなしい方がいらっしゃいます。
でも彼女は、「生きている期間、何十年も」ずっとパワハラ・モラハラといった犠牲の人生を送ってきました。
彼女はなぜ、そんなにも美しい魂の持ち主なのに犠牲になってしまっていたか、というと…
それは、彼女のせいではなく
「彼女が、子供時代から犠牲を強いられてきた」
から、なんですね。
どんなふうに犠牲を強いられてきたかというと、
・荒ぶる親の感情を、一方的にぶつけられてきた
・それは、彼女のせいではなく、単純に「親の気分」だった
・反抗したり、抵抗したりすれば、「もっと殴られる」
・なので、「正しいかどうかは別にして、親の感情を受け止めなければならない」
というような犠牲
です。
ここでもうわかると思いますが、
「決して、彼女は悪くない」
のです。
でも、
「犠牲を強いられてきたために、犠牲しなければならなかった」
ということになります。
やがて彼女は大人になります。
この「大人になった」段階で、ようやく「潜在意識」の解説に入っていきます。
整理していきましょう。
彼女は子供時代から、繰り返し、この場合、「親から犠牲を強いられてきました」。
それはもう、「繰り返し」です。
その結果、どうなったか?というと
「彼女の中に、相手が横暴な態度であっても、自分が悪くなくても、相手の感情を受け止めなければならない。そうではないと、もっと殴られたり酷い目に遭うから」
という「自動的な生き方・振る舞いのルール」ができてしまいました。
この「ルールができた」というのが、「潜在意識にインプットされた」ということです。
つまり、横暴な態度が繰り返されることによって、
「感情を受け止めなければならない、さもなくば、もっと酷い目に遭うから。それを回避するために」
という考えと行動を、自動的にするようになってしまったのです。
そして、こうした考えがあるからこそ、大人になってからも
「相手が横暴な態度であったとしても、相手の感情を受け止めて生きよう。そうすれば、酷い暴力からは逃れられるから」
という行動パターンを、自動的に、無意識的にするようになったんですね。
「出来事が起きた」→「対処方法を考えた」→「対処方法を自動化した」
これが、潜在意識ということになります。
その結果…
大人になった彼女は、潜在意識の自動パターンに基づいて、
「横暴な他人の感情を積極的に受け止めながら生きる」
というパターンをするようになりました。
つまり、
「親以外の横暴な他人も受け入れてしまう」
というパターンが、彼女自身にとっての「1番いい生き方」になってしまった、というわけです。
これを「生存戦略」といいます。
文字通り、「生きるための戦略」ですね。
そのため、とても恐ろしいことに、彼女は無意識に「横暴な他人の機嫌をとりながら生きる」ということを、積極的にするようになっていました。
そう、「断る」ではなく、「逃げる」でもなく、「不適切な横暴な他人を受け入れながら生きる」という生き方を無意識にしていたのです。
子供時代と同じように。
もう本当は、彼女は大人になっていて、子供時代とは全く違う、だから、そんな生き方をしなくてもいいのに。。。
実際に、彼女は横暴な他人の感情を受け止めながら、必死にパワハラ・モラハラをされても相手の機嫌をとり、受け入れ、対処しながら、我慢して生き続けていました。
何十年も。
ここでみなさんは、このパターンがおかしなことに気づかれたかもしれません。
そう、
「そんな生き方しなくてもよくない…?」
「横暴な他人の感情は、受け止めなくてもいいんじゃない?」
ということです。
そのとおりです。
普通であれば、そんな感情をぶつける人がいたとしても、「え…この人、感情的で怖い!」と思って逃げ出したり、
その後「関わりになるのはやめよう」と相手を避けたり
「あの人、あまりにも感情的で話にならなくて困っているんです!」と、誰かに相談して、解決してもらってもいいわけです。
「でも、それが彼女にはできなかった」
なぜなら、
彼女は子供時代の経験によって、自動的に、「横暴な相手の感情を受け止めて、それ以上の被害を受けないように対処する」という対処方法が、潜在意識に刷り込まれていたからです。
「それ以外の方法を知らなかったし、やってもいいと言われなかったから」
「だから、自動的に、怖い人の機嫌をとるし、怖い人の理不尽なことも受け入れる」
「だって私はそうでしか生きられない」
「それ以外の生き方を知らないし、誰も教えてくれなかったし、できないから」
このように、
「子供時代に、せざるをえなかった生き方がある」
「それ以外の生き方を知らない」
「だからこそ、大人になってからも、自動的にその生き方を続けてしまっている」
「そして、それ以外の生き方を知らないからできないし、ずっと否定され続けてきたからこそ、それ以外の生き方が自分にもできる、とも思えていない」
「だから、それ以外の生き方ができない」
「その結果、ずっと犠牲になり続ける」
そして、もっと恐ろしいことに、この一連の流れは「無意識で行われている」のです。
つまり彼女は、自分自身がこうした無意識的な思考・行動をとっているということに気づいていなかった、ということですね。
この「無意識にやってしまっている、自分では気づかない部分」が、「潜在意識」と呼ばれるもので
私たちはこのように、潜在意識の情報に支配されながら生きている(動かされている、思考させられている)、
ということになります。
あらためてまとめると、このケースのように、
「その人が悪くなかったとしても、誰かにインプットされてしまった生き方のせいで、自動的に長い間、犠牲になってしまう」
というのが、「不幸になる潜在意識の根本的な原因」になる、ということです。
・子供時代いじめを受けた、だから「自動的に無意識に、自分に自信を持てなくなる」
・子供時代、女性性を揶揄われたことがある、だから「自動的に、自分は女性としてダメなんだ、と思いながら、女性性を捨てながら生きる」
・思春期に男性に酷い振られ方をした、だから「私はもう愛されないんだと思いながら、恋愛や男性に怯えながら、関わりを持てなくなる」
こういった事例も、すべてメカニズム的には同じになります。
さらに、「加害を加えられた、トラウマがある」だけではなく、「親が不幸だった」というような場合も、同様です。
・母親が一人で必死に苦しみながら子育てをしていた(自分を育ててくれた)、だから「私だけが結婚して幸せになるなんてできない」(これは結婚できない現実や、結婚しても離婚する現実になります)
・お金がなく、常に貧乏な生活で必死に働いていた、だから「楽に稼ぐなんて、親を否定することになりそうだからできない」(これは苦労して稼ぐという現実になります)
・母親が主婦だったけれど不幸だったし人生を諦めて生きていた、だから「私も母親のように主婦になりたくない」(これは結婚できないという現実になります)
だからこそ、こうした潜在意識=無意識のパターンになってしまっている場合は…
「もう、親の支配から脱してもいい」
「もう、大人になった自分の力をきちんと評価して、子供のまま怯えなくてもいい」
「もう、親の元でしか生きられないという考えをあらためていい」
「もう、親の”お言い付け”を守り、親が言った通り、私は馬鹿だ、何もできないと思わなくていい」
などの「潜在意識にインプットされた情報の書き換え」、
そして
「では、親に支配されずに生きるためには、どんな新しい考え方を取り入れて、新しい生き方(行動)をしていけばいいのか?」
という、「新しい情報を潜在意識にインプットする」ことが必要になるのです。
今回、具体例で出させていただいた犠牲になっていた彼女は、
こうした「強固な親の”お言い付け”を守らなくてもいい」という、「自分への許可」などを充分時間をかけてした後…
「親の言いつけではなく、自分らしく生きられるように」そのための新しい情報をインプットし直していきました。
新しくインプットした内容は、
「親が不適切だった、という正しい判断力」
「もし自分だったら親と同じようにしない、だから自分を親と切り分けて考えていいという正しい境界線の引き方」
「親が言っていたことはただの感情的な一方的な意見で、本当は自分は頑張ってきたし、能力も人間性もあるという、正しい自己認識」
「誰も教えてくれなかったけれど、不適切な人からは、本当は離れてもいいという逃げる許可」
「不適切な人はどんなパターンで人を罠にかけて支配してくるのか?という、相手を見抜く力」
「今までは親(不適切な相手)のことを受け入れなければならないと思ってきたけれど、もうそれをしなくてもいいという強迫観念からの解放」
「もっと優しい人も世界にはいる、という、他の世界・他の人たちの受け入れ」
などです。
そして、こうした
「不適切な自分のパターンに気づく」
「新しいやり方をインプットする」
一連の流れが「潜在意識の書き換え」ということになります。
こうして「潜在意識の書き換え」をした結果、彼女はどうなったかというと…
・親のことは全く気にしなくなり、堂々とするようになった結果、彼女の親のほうが彼女の機嫌を取るようになった・邪魔もしなくなった
・モラハラ・パワハラなどの会社での嫌がらせが減り、かつ、彼女のことを正当に評価してくれる男性・庇ってくれるひとなども現れた
・不適切なブラック企業だけが世界のすべてではないとわかり、かつ、彼女自身の本質に合った新しい世界に出会うことができた
・今は、新しい世界で生きるために、新しい交流をどんどん始め、そこへの移住準備などをしながら、新しい稼ぎ方(才能を使ったお仕事)準備中
というように、人生を楽しんでいらっしゃいます。
親に圧倒され、「もう私は生きていても仕方がない」と思っていた、絶望していた人生からわずか1年で
別人のように明るく、堂々とし、自分に自信を持ち、新しい世界で生き生きと生きる…という、素晴らしい変化を遂げられたのです。
…というように、こうした一連の「潜在意識の書き換え」や、「不幸の分析と、その解決方法」を時間をかけて、たくさんの授業をしてお伝えしてサポートしていくのが「HealYourselfサロン」になります。
このように、潜在意識の書き換えはとてもロジカルなものなんですね。
「犠牲の人生には、きちんと理由がある」
「でも、どんなに今まで犠牲の人生だったとしても、根底から潜在意識を書き換えれば、別の生き方ができるようになる」
のです。
もちろん、今回ブログで書かせていただいた事例では、一部のテーマだけお伝えしていますので、本当はもっともっとたくさんの「潜在意識の書き換え」があります。
ただ、取りこぼすことなく、それらをすべて網羅していきたいなと思っています。
そして、今回の記事で、事例を出させていただいた唯一美塾1期生「mashiro(ましろ)さん」にも、インタビューをさせていただきました!
お聞きいただくことで、潜在意識の書き換えがどんなものなのか、そして、人生が、自分自身がどう変わっていくのか?そのイメージがしやすいと思います。^^
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「犠牲の人生には理由がある」
「不幸になるには理由がある」
こうして、ひとつひとつを紐解いていけば、人生が苦しい、不幸だという謎は必ず解くことができます。
そして、多くの唯一美塾生が奇跡を起こしているように、「現実をリアルに変える」ことができるようになります。
その現実を変えるロジックをお伝えしていくのが、今回のサロンになります。
ただ、やんわりと自分を癒す…ということだけでは、その時一瞬気分が良くなるだけで、再現性もなく、人生は変えられないかもしれません。
けれど、すべての出来事には「因果関係=原因と結果」がある。
だからこそ。
その「原因と結果」を紐解くことができれば、必然として人生を変えることはできるのです。
そのことを、本当により多くの方に知っていただきたいと願っています。
また、すでに、多くの皆様にサロンへのご参加を希望していただき、本当に感謝しております…!
(※とても嬉しいことに、サロンは唯一美塾生の皆様にも賛同していただいていますので、唯一美塾の皆さんにもご協力いただいてよりコンテンツを増やしていく予定です…!)
(※また、ちょっとサロン名がふんわりしていてわかりにくかったので、もうちょっと希望を感じられるような美しいサロン名に変更しようかなと思案中です!)
特に、こうしてロジックでひとつひとつ人生を紐解き、自分自身の成り立ちを紐解きたい、こうした意欲を持っている方、大歓迎です…!
皆様と一緒に人生を変えていくことを楽しみにしておりますね…!
よろしくお願いいたします。
そして、冒頭でお伝えさせていただいていた「もうひとつの潜在意識の不幸パターン」については、
次回のブログでお伝えさせていただきますね。