心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
改めまして、大和書房様から発売されました新刊「もっと私らしく生きる最高の方法」につきまして、たくさんの皆様からの素晴らしいご感想をありがとうございます。
新刊の「あなただけのアファメーション付きサイン本」を追加発売してくださる書店様につきましては、明日、こちらのブログで発表させていただきます。
皆様にはたくさんのお問い合わせをいただきまして感謝しますとともに、大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
こちらの追加発売に関しましても、どうかよろしくお願いいたします。
それでは今回の記事です。
クライアント様がご相談にいらっしゃるとき、同じようなご質問を受けることがあります。
それは、「もう少し我慢したら、この状況って変わりますか?」「いつまで我慢すればいいんですか?」ということなんですね。
皆さん、「苦しみを受け容れよう」とか、「もう少しだけ我慢すれば状況が変わるはず」という思い込みをされていることが少なくありません。
けれど、潜在意識の視点から見てみれば、ほんの少しでも自ら進んで苦しみや我慢を受け容れてしまえば、幸せになるどころか、ずっとその状態が続いてしまうというのが本当のところです。
それでは今回は、潜在意識の「受け容れる」というメカニズムと、現実の変化について、実際に現実が3時間後に変化したクライアント様の体験談を取り入れながらお話していきたいと思います。
■努力、忍耐、根性、我慢…今不幸なあなた、苦しみをわざわざ自分から受け容れてしまっていませんか?
まず、この世界は、あなたが「これは受け容れていい」というように選んだもので出来ています。
だからこそ、今不適切な現実を受け容れてしまっているのであれば、もっと自分のために幸せになっていいし、自分は幸せがふさわしいと意識を変えてあげることが大切なんですね。
例えば、「もう少し我慢したらきっと状況が変わるんじゃない?」とか、「苦労することから逃げているからいけないんだ」とか、そういったアドバイスを他者から受ける方も少なくないんですが、
だからと言って、「辛いことを我慢しよう」と思えば、自分から辛いことを受け容れてしまっているので、その通りの現実がやってきますし、
「苦労から逃げずに、一生懸命苦労しよう!」と決めれば、自分で苦労するという人生を選択しているので、その通り苦労が続く人生になります。
では、どうしたらこうした潜在意識の決定と現実を変えられるかというと、「不適切な人も、不適切な現実も、不幸は絶対に受け容れない」と自分で心から決めることが重要です。
もしもあなたが不幸に甘んじたり、苦しみに甘んじてしまったら、その瞬間、それが現実化されてしまいます。
私なんて苦しんでも仕方ない、
一時期我慢すればなんとかなるはず、
もうすこし辛抱していれば相手が変わってくれるだろう、
まだ足りないのならばもっと我慢してみよう、
あとちょっとふんばったら現実が変わるかもしれない、
たとえ苦労したとしても成し遂げてやる!
これらはすべて、「潜在意識のレベルで、あえて自分から不幸を受け容れている」ということになります。
だからこそ、きっぱりと「私はこれは受け容れない」と決めること、そこからが幸せの始まりなんですね。
これからは女性性=意識と感性の時代です。
自分が信じていることを変えてあげること、自分の内的な思い込みを変えてあげることで、どんどん現実が変化していきます。
もう歯を食いしばって無理矢理頑張って苦しみに耐える…そんな生き方をしないでいいんですね。
「歯を食いしばって我慢しよう」と決めれば決めるほど、その状況はずっと続いてしまうでしょう。なぜならそれを自分から進んで受け容れているからです。
逆に、自分の才能や資質を発揮しながら、周囲の人に温かく見守られながら、優しく教えてもらいながら、楽に成功してもいいんですね。
でも、あえて楽に成功しないことを選んでいる。そういう修行のような生き方をわざわざ選んでしまっている。
だからこそ、本当は、「こんなのはもういや!!!!」と心から不幸を拒絶し、幸せを選択することで、あなたの自尊心は育ち、現実が変わっていくのです。
それではここで、このプロセスを行い、3時間ほどで現実をがらりと変えたクライアント様の実例をあげさせていただきますね。
体験会や週末シンデレラスクールに来てくださった方はご存じだと思いますが、アシスタントのOさんは、それまで「不幸を拒絶する」ということをしたことがありませんでした。
毎日、「今日はどんなふうに上司に怒られるのかな?」と思いながら、とぼとぼ会社への道のりを歩く…。その後はやはり、上司から目の敵にされ、苦しくて苦しくて、毎月マリアージュスクールに参加するたびに泣きながら私に相談をしていました。
そして、ある日の個人セッションの中で、Oさんにお話を聞いてみると、Oさんは実はこうした不幸・虐められることが当然だと思い込んで、受け容れてしまっていたんですね。
Oさんの信念には、「私なんて苦労しても仕方ないし」「人生って苦しいものだし」「誰だってそんなに認めてくれる人なんていないし」「死ぬほど努力して歯を食いしばらなければ成功できないし」というような思い込みがたくさんありました。
そこで、私はOさんに尋ねました。
「あなたは今まで、こうして不当に扱われることも、苦しむことも受け容れてしまってきましたね。
本当にあなたの命の価値はそんなものなのでしょうか?どうしてそんなに自分のことを自分で奈落の底に突き落としているのですか?
あなたにはもっと素晴らしい才能や資質がたくさんあるのに、このままその上司の奴隷になっていていいのでしょうか?」
すると、Oさんは、「私はこんな不幸はもういやです!私はこんな不幸になんてふさわしくない、私は幸せにふさわしい人間です。こんな現実を変えたい!」と泣きながら決められたんですね。
実はこの瞬間、Oさんの潜在意識は「私はこれ以上、不当に扱われることを許さない、幸せのみを受け容れる」というように書き換わり、
実際に、セッションの終わったその日の夜、約3時間後に、転職を希望していたのに一度不採用になった会社から、「やはりOさんを採用したい」と採用の電話がかかってきたのです。
ここでは「今までは自分は不幸になって当然、苦しんで当然というところに甘んじていたけれど、それ以降はその現実を受け容れないと心から決めた」ことで、心の状態が変わり、それに比例して現実が変わっていったんですね。
このように、意識を変え、あなたの心の中の思い込みを変えていけば、必ず現実は変わっていきます。
あなたは力がないのではなく、ただ「やり方を知らなかっただけ」あるいは、「やり方を間違えていただけ」なんですね。
努力や根性でなんとかなるのならば、真面目な人が幸せになれないなんて不公平は起きるはずがありませんし、もしそうした理屈がまかりとおるならば、真面目な人ほど犠牲になっているというこの現実は筋が通りません。
だからこそ、努力や根性ではなく、歯を食いしばるのではなく、自尊心を持ってあなたの人生を、あなたの命を大切にしながら、「不当は現実は受け容れずに生きる」と自尊心を持って決めることが一番重要なのです。
自尊心を持たず、自分の命を大切にするということを教えられずに生きてきてしまった人ほど、犠牲的に努力して歯を食いしばって頑張ることを受け容れてしまいますが、
あなたの命を大切にした瞬間に人生は変わっていくということを、どうか忘れずにいてあげてほしいと思います。
2015年5月20日(水)大和書房様から発売
「もっと私らしく生きる最高の方法~愛、お金、人間関係のすべてを自動的に手に入れる自尊心ルールズ」
現在Amazonで好評発売中です。
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「あなただけのアファメーション付きサイン本」の追加発売が決定いたしました。詳細はこちらの記事をご覧いただければ幸いです。