ゲスい女。② | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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続きです。

話は私が幼稚園の頃に遡ります。

幼稚園の頃、私は何故だか頭が良かったらしく…
未就学児のうちに

掛け算九九
中学校までで習う漢字

を覚えてしまいました。

もちろん、小学生の時に勉強で苦労した事はありません。
(体育は嫌いでしたがw)

小学5年生から進学塾に通い、国算では常に1番上のクラス。
(当時はまだ国算2教科でも難関校を狙えた時代でした)

しかし、努力が嫌い…というか

努力しなくてもそこそこ出来たので、努力する意味が分からなかった

という…滝汗

親は、

もっとやればできるのに真顔

という意味合いだったのか

これ以上調子に乗っては困る真顔

と思ったのかは謎ですが…キョロキョロ

そんな私は
褒められた記憶が全く無くてえーん

私は、自分自身を「出来ない子」だと思って育ちました。(詳しくはこちら)
自己肯定感はかなり低いほうだったと自覚しています。

そんな私ですが、塾以外ではほとんど勉強した記憶がないのに、中学受験を突破していましたカナヘイびっくり←運だけはいいw

とにかく

なんか知らんけど、勉強は出来る子

だったのです。

でも、私は自分が「出来る」とは思っておらず、そこから矛盾がどんどん発生していきます。

さて。
前回のブログで

いじめってどうやって起きるの?
なぜ人は他人をバカにするんだろう?

というのを書きましたね。

そう。
自己肯定感が下がりに下がっていた私が、手っ取り早く自分を瞬間的に満たす方法として

相手をディスって自分を上げて優越感に浸る

というのを、身につけてしまっていました。
それが、例えどうでもいいことでもいいのです。
本人は(無意識だったとしても)最善を選択しているのです。

というわけで。

何か知らんけど勉強は出来る
でも、私は「出来ない子」。

この矛盾した状態で、優越感に浸ることで自分を瞬間的に満たすって…

どういう思考だったと思いますか?

確か中2か中3の頃。
どういう経緯か忘れたけど、私は全国規模の模試を受けました。
私はエスカレーター式の中高一貫校に通っていて、ほぼ100%併設の高校に進学できることから、学校の勉強以外の勉強はしていません。
その状態で、英国数の3科目偏差値が64。

…。

…。

自分の偏差値に納得がいったかどうかは別として…。

こんなに「出来ない」子の私が64なのに、すごく勉強していて偏差値60にいかない人は一体、何やってるの!?

って思考になりました

もう、内心、バカにしまくりです
他人をディスって優越感に浸り、手っ取り早く自分を満たすしか当時はアイデンティティを保つ方法が見つからなかったのです


そんな思考で人と接していて、人間関係が上手くいくはずもありませんえーん
(今となってはよくわかりますが)当時は、何で人間関係がことごとく上手くいかないかが分からないのですえーん

…そして。

高校に進学したのと同じくらいのタイミングで

何か知らんけど勉強が出来た

私の先取り勉強貯金が底をつき

真っ逆さまに急降下!!ガーン

勉強の仕方が分からないまま、高校生になった私は

偏差値60って何?

って状態にチーン

分からないところがあっても、

こんな問題も分からないなんて誰かに知られたらどうしよう
(この時点で、自分で自分をバカにしているのが分かりますね)

というプライドがあるのか、誰にも質問出来ないのです。

そんな状態でも、何とかしてニッ◯マと呼ばれている偏差値帯の大学に合格したのですがカナヘイびっくり←やっぱり運だけはいいw

ちょうどその時、小学生の時に私の事をライバル視していた同級生に偶然会い、彼女が

東大に進学したのを知ったのです

その時

なーんだ、六大学くらいは行けると思ってたんだけどな〜キョロキョロ

と言われ…

アイデンティティが崩壊していきましたチーン

その一件から、かれこれ20年以上経ちますが
まだこの事が頭をよぎる事があります。

という事は、まだ、自分で自分をバカにし続けていた
という事なんですよねショックなうさぎ

そして

何だか知らんけど勉強が出来た

私ですが、小学生の頃から
通知表に書かれ
親からも指摘され続けた事があります。
それは、偏差値云々以上に私が気にしていたこと。

先日、私は、今だにそこに執着していたことに気がつきました。

それは…

続くとびだすうさぎ2

…。

サッ

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私にこんな経緯があるので、
息子には

勉強ができることよりも自分を大切にしてほしい

と、強く願っています。

だから、こんな珍回答の答案が返ってきても、めいいっぱい笑い飛ばして

本質的には間違えてないよー

って言ったら…

「ママがそんなにわらってくれるなら、これからも…」

ええっカナヘイびっくり