1人っ子のママに「2人目は?」と聞かないほうがいい理由 | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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おはようございます。
かつて、1人っ子ママ同士で「子供がたくさんいればその大変さは理解できるけど、1人っ子は1人っ子で大変なんだ」
と愚痴っていたら、
それを耳にした(当時)子供が通っていた幼稚園の園長先生に
「1人っ子ママのサークルでも作ったら?」
と提案されました。
しかし、華麗にスルーしたよっちゅんです(爆)

 

なぜ、華麗にスルーしたか?

 

 

たしかに、同じ境遇同士のほうが話はしやすいです。
兄弟姉妹がいない子どもの子育ては、兄弟姉妹がいる子とは違った苦悩や悩みがあります。
しかし、2人目を妊娠したときには、そのサークルは卒業ですよね?
全員が卒業条件を備えているわけでもないし(卒業できる人もいればできない人もいる)、
心のどこかで「卒業したいのにできない人」がいたとして、2人目を妊娠して「卒業する人」を

 

 

ココロからお祝いすることができるのでしょうか?

 

 

ってとっさに考えてしまったのですね。

 

 

私は、妊活中(当時はそんな言葉はなかったけどw)にも同じ理由で、あえて同じ境遇の仲間を作らなかったので
ちょっと変わり者かもしれませんがね(笑)

 

ま、同じ境遇だろうとお祝いできる人はお祝いできますからね…キョロキョロ

でも、そういう感情は無理しなくていいかな、って思ったので、やはり

 

「華麗にスルー」

 

 

でした口笛

 

 

前置きが長くなりましたが。

 

私は1人目不妊も2人目不妊も経験しました。
(結局、1人っ子なので、2人目不妊は卒業できませんでした)

 

これだけ経験していると(笑)同じ境遇の人が話をしにくるんですよ。

 

 

子供が幼稚園の時までは
同じくらいの子どもを持つ1人っ子ママが3人集まると、必ず出た話題は

 

 

「2人目考えてる?」

 

 

でした。

 

 

それくらい、周りから「2人目は?」と聞かれて、それを気にしているんだなぁと。

 

というわけで。

1人っ子ママに「2人目は?」と聞かないほうがいい理由をいくつか挙げたいと思います。

 

・案外多い「2人目不妊」
結婚して、第1子は2年以内に妊娠。第1子を出産して育てて…2人目をなかなか妊娠できずに悩んでいる方、案外多いです。

 

1人目の時とは年齢も重ねているし、育児ストレスやホルモンバランスの変化などで、妊娠しにくくなる人もいます。
1人目はあっさりできたのに、それから人知れず流産を繰り返して、とてもナーバスな状態の人もいます。
(そういう人が「私たちは下の子がいるから役員できないわ。あなた1人っ子でしょ?」って言われるととてもしんどいそうです)

「1人できたからもう1人くらいできるわよ」

は、彼女達にとっては禁句です。

 

だってできないんだもん!!!

 

 

私は1人目も長いこと待ったので、もはや

 

まだ?

という声には慣れたもんでしたが(笑)、1人目がスムーズに来てくれた分、私には分からない苦悩があるもんだと思ったものです

 

・出産時のトラウマ
帝王切開でも自然分娩でもこのケースは聞きました。

 

「子どもはかわいい。でも、出産が怖いからもう2度と子どもは産みたくない」

で、それに対して

「次は大変とは限らないし、なんとかなるよ」っていう周囲の声で悩んでる、という。

 

もう、これって、「次は」って言っている時点で1人っ子完全否定ですよね。
(と、当時の私は思ったwちなみにこれ聞いたの10年以上前ねw)

 

 

だって怖いって思ってるんだもん、しょうがないですよね。
トラウマになるくらい怖かったから(仮に欲しかったと思ったことがあっても)2人目諦めたのに。

 

その気持ちはどうすればいいの?ってことですよね。

 

あとは

 

私みたいに、もともと子宮内膜症だとか子宮筋腫を持ってて1人目も大変だった、とか

経済的事情(「産めば何とかなる」って言われても、じゃあアンタが金を工面してくれるのかよ、と思うらしい)とか
出産後に体調を崩して2人目を考えたくないとか、夫婦関係の事情で2人目考えられない…など

 

1人っ子の親には1人っ子の親なりの事情がありますキョロキョロ

 

 

好きで1人っ子を選択した人は、思ったより多くありません。

 

 

頼むから、そっとしておいて欲しいのです。

 

 

表向きは、

 

 

子どもは1人で十分!

 

 

とか言っておきながら

 

 

実はね…

 

 

というケース、あるあるです。

 

本当にあるあるなんです。

 

表向きの「子どもは1人で十分!」を真に受けて

 

 

「またまたー、あと1人くらい頑張ったら?」

 

なんて、出来れば言わないでもらえると

ホントのことをいえなくて悩んでいる人たちは、ホッとするのかもしれません。

 

なぜ強がるのか、ホントのことを言わないのかは私にもよく分からないけれど

 

いろいろ事情があるのかと思います。

(私自身は「子宮筋腫と内膜症のダブルパンチで、その上、腹腔鏡手術したら卵管も癒着してるのが分かったので、医者から自然妊娠は無理だと言われました」と思いっきり真顔で答えるので、これ以上は誰も何も言わないのですよ。爆)

 

 

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1人っ子のいいところ?

 

 

たくさんあります!
今度書きますね爆笑