こんにちわ。
小学生までは読書嫌い、中学に入ってから読書好きになり「読書量が猛烈に増えた『だけ』で現代文の偏差値が10上がった」を身をもって体感したことを思い出したよっちゅんです
なので、私に「国語の成績が上がらない」って相談されても「たくさん本を読むといいよ」で終了になります
少し前に、子どもの感情表現が少ないことがニュースになりましたね。
感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化 大学生も… (産経新聞)
最近は、感情表現を言葉でせずに、少し前ならASCIIアート、絵文字、今ならLINEなどの「スタンプ」で表現することも多いですからね。(私も例に漏れず…ですw)
親世代が絵文字やスタンプ使いこなしているのを見て育っているのですから、子育ての中に語彙力を増やすことを意識しなければ、子どもはどんどん「ボキャ貧」まっしぐらです
語彙が増えると、感情表現が豊かになります。
もちろん、「語彙を増やす」というインプット作業だけよりも、「会話を増やす」「文章を書く」ことでアウトプットすれば、さらに表現のバリエーションが増えますね
(このブログは、まさに私の表現のバリエーションを増やす練習ですw)
逆に、語彙が少ないと、感情表現のバリエーションが少なくなります。
バリエーションが少ないと、感情を的確に表現できないのです。
言葉で「微妙な」「ファジーな」「あいまいな」部分を伝えたくても、語彙が足りないと
うまく相手に伝えられない、伝わらない…がモヤモヤ感情に繋がったり、イライラしたりするんだそう。
例えば、怒ることに対しての感情表現が「キレる」「ムカつく」だけだと、
「こないだあいつにキレられた。ムカつく」とだけ言われたら
声を荒げて言われたのか
吐き捨てるように言われたのか
静かに無視されたのか
あきれたのか
胸糞悪いのか
虫唾が走ったのか
悲しくなってからの怒りなのか
さっぱり分かりません
そして、感情表現のバリエーションが少ないと、「0」か「100」の状態になりやすくなるんだそうです。
車の運転に例えるならば、停止状態からいきなりアクセル全開で走り出すようなもんです。
まあ、もちろん、それだけが理由じゃないのはよーく分かってますが
「キレやすい人が増えた」背景が、すこしは分かってきた気がします。
子どもの語彙を増やす方法としていいのは、小さいお子さんだとやはり「絵本を読む」ことに勝る方法は無いと思います。
だからと言って
「じゃあ、キレない子どもにするために、子どもに本を読まなきゃ!(子供が大きくなると「読ませなきゃ」になる)」
と躍起になると、それはきっと続きません。
「他人から言われてやらされる」ことは楽しくないのです。
楽しく、自分から読む気にならければ続かないのです。
お子さんが小さいうちは読み聞かせたり、一緒に読んだりして「本を読むのが楽しい」と思える雰囲気を親子で体感するといいかもしれないと思います。
時間帯はいつでもいいのですが、例えば「寝る前に絵本を1冊読む」のを習慣にして子供がそれを楽しむようになれば、子供は寝る時間が楽しみになるでしょうし親子の時間を取るいいチャンスになるかもしれません♪
とともに、語彙をインプットするだけじゃ使いこなせないので、インプットした語彙をアウトプットして使えるようにする…例えば、親子の会話時間をじっくり取るだけでも増えますね。
そして、大人にも、相手の感情表現を引き出したり理解してあげられるだけのボキャブラリーが必要になりますよ
ノーベル文学賞で話題になった、ボブディランの絵本を借りてきました
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