「自分は正しい、相手は間違っている」・・・??? | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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うちの息子が

 「今日、いやなことがあったのキョロキョロ」と。


 クラスのお友達が(仮にAくんとしよう)、

ウソを言うのがイヤおーっ!

自分はいいコトをしているつもりなのに、Aくんは「オマエは悪いことをしているから先生に言うぞ」って言うのがイヤおーっ!

 とのこと。

まあ、ウソつかれて脅されたと感じてるならば、確かにイヤでしょう滝汗

 A君は(選択理論的に言うと)明らかに力の欲求が強いタイプ。

うちの子に負けたくないんだろうな…滝汗

何かで(仮にAくんが)負けになったとしても、認められないだろうなと言うのは簡単に予想できる。

それに、息子にとって「いいコト」でも、相手の立場で見たら同じように見えるとは限らない…キョロキョロ

とは思いつつ…


まずは

「イヤだったんだね」という気持ちの再確認。


その後、どうやって声かけするか少し悩んで

「気持ちは分かった。で、ママにどうして欲しいかな?キョロキョロ」と聞くと


 「A君のママに『Aくんがウソをついている』と言って欲しい真顔」とのこと。


おっと!ポーン


まさに(選択理論的に言う)外的コントロールですな滝汗


「自分は正しい、相手は間違っている。だから相手を正さなくてはならない」という滝汗


私の中では、外的コントロールは使って欲しくないのですが、 「あえて」 そのことは息子には触れませんでした真顔


なぜか?キョロキョロ


選択理論を学んでいること、選択理論の考えに共感しているのはあくまで「私」であって「息子」ではありません。


私には「私の正しさ」、息子には「息子の正しさ」、Aくんには「Aくんの正しさ」があって、自分の中の正しさは自分だけが大切にすればいい話なのです真顔

どういう風に会話をするか悩みましたが…


私「ママはA君のママに言うことは出来ないよ。さっき、Aくんが『先生に言うぞ』って言ったとき、○○(息子の名前)はどう感じた?」


息子「いやだった。けいさつにたいほされればいいのにっておもった」(←おいおい滝汗


私「今、『けいさつにたいほされればいいのに』って言ったよね。もし、キミの望み通りAくんのママに言ったらAくんはどんな気持ちになるかな?」


息子「かなしい」


私「だよね。今、キミが言ったことはAくんが『先生に言うぞ』って言ってるのと同じようにママには聞こえるんだけど滝汗


その後、


Aくんの脅しを無視するとか忘れるという選択も出来るし Aくんから離れて、Aくん以外のお友達と一緒にいるという選択も出来る

 

「いついかなる状況でも、自分が幸せだと思う選択を自分で選ぶ権利がある」ことは忘れないでね

 

今日のこと、ママに話してくれてありがとう


と伝えました口笛


ちょっと1年生には難しかったかな?キョロキョロ


小学生になると、幼児期に関わってきた親子の姿がそのまま子どもに出るな~ということを、改めて実感した出来事でした。


トライアンドエラー

その繰り返し。 

今日も息子に学ぶ日々です真顔