今朝、登校予定時刻に息子が大泣きしました
それまで音読の宿題をギリギリまでやらずに引き延ばした挙句
音読回数が1回で、その出来はとても「◎」とは遠いものでした。
「音読カードが『◎』じゃないとイヤ」
「頑張ったんだから『◎』つけてほしい」
「ママが『◎』付けてくれないから泣いてるんだ」
「泣くのが止まらないから着替えられないし学校にも行けない」
…と、朝から大泣き。
久々に荒れましたね~
こりゃー遅刻でもしょうがないかな、と思い、
「そろそろ本気で間に合わなくなるから、ママも学校に一緒に行こうか」
(注:遅刻をする時は、インターホンがある通用門から親同伴で入らないとならないのです)
と言ったら、それは本気でイヤだったみたいで
自分で泣き止み
自分で支度をして
普段より10分遅れで学校に行きました
(それでも間に合ったと思います)
このやりとりの間、
「早くしなさい」
「遅刻するよ」
「泣くのはやめなさい」
とは一言も言っていません
私は、ただ、私の膝の上で息子が泣いているのをジーと眺めていただけです
なのに息子は
「ママが怒ってる!ママが怒ってるから涙が止まらないんだ」
って
おいおい、その解釈はないだろうとは思ったけど、まあ、息子がそう思うならそう思わせとけばいいやと思って「そっかー」というリアクションだけして放置
怒ってたら、とっくに「うるさい!黙れ!」って言ってるわ、って思いながら
いつまで泣いてるのかなーって眺めてました
自分の中に動機があれば、自分で決めて動くことができます。
私はそのタイミングが来るのを待っていただけです。
泣けば「◎」がもらえるわけではありません。
ただ頑張れば「◎」がもらえるわけではありません。
そして
私は「◎」じゃなきゃダメだとは1回も言ったことがありません。
(「△」でも「○」でも1回でもやったらそれで良いんじゃない、と息子に言っています。
ただ、「◎」の基準は「間違えず、止まらず読みきること」と伝えてあります)
そのあたりは意識して関わってきたつもりだったんだけどなー
私も日々、子供に育てられているのですね。
そういえば
私も昨日は、仕事で今までやったことがないミスをして自分を責めました。
たった1回のミスで自分を全否定してしまって、思考を立て直すのに少し時間がかかりましたw
「子は親の鏡」っていうけど
息子が「◎」にこだわるのは、
私自身が
「ちゃんと出来てない自分はダメ」ってのがまだ手放せてないよー
ってのを教えてくれているのかな、と思ってます。。。
となると…それは…誰の問題でしょう?