11月中旬の週末、広島県呉市の安芸灘とびしま海道を西に進んでいます今回は1月下旬の石垣島マラソン(既にブログ作成済み)に向けた試走と位置付け、本格的に走っています
大崎下島の北に鍋島鍋をひっくり返した形状の島が、遊びに行ける無人島5選に入ってるここから船で300m事前連絡すれば滞在1週間まで諸経費1000円で過ごせて、竹の伐採可竹を伐って『筏』(そういう意味だったんだ)を編んで、島から脱出するのも面白いかも
三角島(みかどじま)へ行くフェリーだ現在の島の人口は21人レモン畑と造船所の島で、スパークリングレモン酒 MIKADO LEMONの原料となるレモンを農薬、ワックス・防腐剤や化学肥料を一切使用しないことにこだわって栽培中こういうビジネスモデルいいですよね
凪の海の波を見ているのが好きだこれをパソコンの計算で再現出来たら楽しいだろうなぁ今は、ゲームの3Dモデルのアセットを組み込めば簡単に再現できるけど、ブラックボックスで再現出来てもねぇプログラムを解読して自力で造りたいこれっていろんな分野で生じる葛藤だいろんな解析ソフトを使えば一瞬で答えが出るけど、それって本当に正しいのか検証するのは難しいかと言って極端な例えで電子レンジやスマホを自力で造るのは無理だしねぇ
豊浜大橋で大崎下島から豊島に渡りますトラス橋の橋長は543m、支間長240mで全国9位大崎下島側の架橋記念公園には、高さ13.2m×幅15.5mの日本一のジャングルジムがある横を通ったにもかかわらず見逃してしまった今度ゆっくり来た時のお楽しみということで
豊浜大橋から南を見ると左手前が愛媛県松山市の安居島(あいじま)で距離14キロ、その奥が忽那(くつな)諸島の中心の中島で22キロその右が潮の流れが速い部屋の瀬戸で、真ん中に藤原純友が城を築いたと言われるクダコ島、その右に怒和島(ぬわじま)松山の高浜港から高速艇で30分島の民宿で1週間ワーケーションとかリフレッシュ出来ていいかもしれない
豊島の北端に来ると本州側に呉市川尻町最終的にあそこにゴールすることになろうとは後ろに聳える山が標高800mの野呂山国民宿舎野呂高原ロッジの『来てクレ!野呂山割引!第4弾特別会席』が魅力的高原の展望台から眼下に広がる瀬戸内の多島美も楽しみたいですね
豊島から蒲刈島に渡るのが豊島大橋長さ903m、最大支間長540mで2008年完成の吊り橋この橋の完成によって、愛媛県の岡村島まで道路でつながり、みかんの流通観光産業に貢献そしてより重要なのは救急医療面での大きなメリット確かに船での救急搬送は大変だ
おお、みかん大豊作これは収穫作業大変だ時期を分けて実ってくれたらいいんだけどね小学校の頃はみかんを箱買いしてて、こたつで何個も食べたものだそう言えば、ごくまれに箱の中で1個だけ腐ってることがあって金八先生は、不良少年が他に悪影響を及ぼすから排除すべきという「腐ったみかんの方程式」に憤ったけど、やはりこの場合は捨てないとダメですね
豊島大橋特産品市場ではみかん・レモンの他にサザエも売られてるおじさんに「2,3個売ってもらえませんか」と聞くと「袋でしか売ってないんだ」と言ったと思ったら、脇の箱から売り物にならない自分たち用のみかんを3個分けてくれた「ありがとうございます」
少し黒ずんでるけど全然普通に食べれるみかんを豊島大橋の上で有難く頂こうとした瞬間あれこの風景、見たことがあるまさかデジャ・ヴュと思ったけど、よくよく記憶をたどってみると「ドライブ・マイ・カー」の御手洗の宿舎に向かう1シーンで出て来た風景だった
これこれ、家福の愛車「サーブ900ターボ」を、みさきが運転して、橋を渡り御手洗に向かうんですよねあれ?豊島大橋からの道は山裾を通ってて真下の海際の道は通らないんだけどみたいなことを言う人は、映画を見る資格なしまずは、広島市街地から車で1時間半はかかる御手洗に宿舎をセットしたジン・デヨンさんが演じた演劇祭のホスト役に突込み入れるべきだ
上蒲刈島に入り大浦トンネルを抜けて長い下り坂を気持ちよく下って海岸線まで来ると、かなり上の斜面に西泊観音様が祀られていてその下の岩場には「敵が来たら落とせるように」みたく巨岩が不安定な状態だ能登地震での海岸線の道の寸断を見た後なので、主道から離れてるけど対策を取れないかなまあこれまで何回も南海トラフ地震を経験した岩なんだろうけど…
島の南岸に突き出た半島には県民の浜宿泊コテージレストランスパ天体観測館があって、なかなかの充実ぶりだまさか「県民の浜」だけに、県外の方はお断りもしくは割増し料金みたいなことは…無さそうだ混んでた昭和時代にはあったかも海外だと、入場料が外国人€25、Domestic €15とか普通だけどねぇ通貨を書いたので、どこかバレてしまった
レストラン花美月はちょうどランチタイムってこともあって、車がどんどん入って来ますみかんの収穫作業の休憩も兼ねてそうだ朝獲れの地ダコ&野菜の天ぷらがメインの月ランチが800円物価が安いと評判の日本人から見ても安い次回ののんびり旅でかならず寄ります
上蒲刈島の採石場がある海岸道をガチで走って蒲刈大橋橋長480mの日本第7位のトラス橋そうそう、ラジコン飛行機が急降下を何回も繰り返してると思ったら、呉ラジコン協会模型飛行場だったんだ飛行エリアは海の上飛行中にトラブルが発生した場合は、速やかに滑走路へ帰還して下さい海ポチャの危険性がございますゴルフの池ポチャは聞いたことあるけど
ラスボスの安芸灘大橋が登場橋長1175m、中央支間長750mは県道の橋としては日本第1位この橋も「ドライブ・マイ・カー」の聖地で、赤いサーブが渡るシーンは印象的でした竹原から呉にJRで移動する時に一瞬だけ見えたので、是非自分の足で渡ってみたかったんですよね
主ケーブルは直径約5mmのピアノ線を6604本束ねたもので、全てを1本に繋ぐと17000km
6604ってえらく細かいなと思って調べて見ると、直径5.2mmのめっき鋼線を1辺7本の6角形で束ねて124本、それを1辺5本の6角形に束ねて52本、124×52=6448あれ、間違ってる左の鋼線は (7+12)×3×2+13=127 が正解で127×52=6604やはり自分で確かめないと
本州に戻って来たけど、足のふくらはぎからハムストリングスがメチャクチャ痛い左の仁方駅3キロ、右の川尻駅2キロ…これは近い方の川尻駅しかないでしょと右に向かって進みますしかし、この1キロを走り惜しみした選択が、この後、きむきむを窮地におとしいれるのです
14時前に安芸川尻駅にゴール次の呉方面行の電車は14:38発13時台発着はゼロ本だったいくら速く走っても、前の電車には乗れなかったんだまあマラソンの練習としては十分だったので良しとしよう駅周辺を歩いたんだけど休日開いてるコンビニとか無いお腹が空いた後で地図を見ると、仁方駅前にはヤマザキYショップがあって日曜日も営業していたみたいだ
リュックの中を探ると、朝最初にみかんアイランドで100円で買ったみかんが残ってた駅の待合室で食べたこのみかんは、メチャクチャ甘くて、果汁が空腹のお腹の中に沁み渡りました一生懸命に美味しいみかんを育ててくれたみかん農家さんに感謝またゆっくり訪ねますね
呉方面の電車に乗り15:07に安芸阿賀駅で降りてバス停まで急ぎ、15:13に呉発の空港バスに無事乗り込み16時前に空港に到着他国ではこんな乗り継ぎ、絶対出来ないよな、とつくづく実感するきむきむなのであったこれで年内のジョギングは終了とこの時は思っていました…