愛知県最後の町の弥富市にやって来たここはもともと十四山村の四郎兵衛・東蜆地区で、江戸時代、町人による干拓で新田開発された干拓水田の開発は、出資者に莫大な利益をもたらす反面、非常にリスクの高い事業で、台風高潮で度々新田は海水に浸かり、中には復旧の目処がたたず、新しい出資者による再開発が行われるまで亡所となる新田もあったギャンブル好きにはたまらない事業だ
何かこの上やたら飛行機が飛んでたんですよね空の道なのかな高度が低いのでセントレアへの到着便を調べてみると・・・福岡発ジェットスター580便かな?FlightAwareで飛行経路を調べてみよう
やっぱり国東半島から松山上空を通って、紀伊半島から鈴鹿山脈で、クルンと回って、この日のような南風の時にはこの飛行経路で着陸するんだネットで調べれば意外と簡単に分かるもんだ
おみよしの松は、津島神社の神葭(みよし:筏状に組んだヨシ)が流れ着いたので、この名が付いたもともとここは弥富中学校の旧校庭で多くの卒業生を送り出してきた2007年に新校舎に移転した後もきちんと手入れされてそうだ
弥富名産の金魚を観ようと「セリ市」が行われる市場の一つ弥富金魚卸売市場にやって来た「かんこ」と呼ばれる木の箱に金魚が入れられ、競りに掛けられるみたいなんだけど、閑散としてる開催日:2/19(月)、3/5(月)、19(月)、26(月)そういうことね、2月、3月に行われるんだ金魚が見れない
と思ったら、たまたま入った、弥富市歴史民俗資料館にいたぁ~
頂天眼(ちょうてんがん)は中国から入って来た金魚で、出目の眼球が上を向いています。清の時代に深い鉢で飼育していたデメキンから変異したと言われています
琉金(りゅうきん)は江戸時代に中国から琉球を経由して入ってきた品種で、丸い体に長い尾びれで優美に泳ぐ姿が人気の金魚です
金魚の系統図だ始祖はフナで突然変異と交雑(異種を人工的に交配して雑種を作る)によって、いろんな品種が誕生してきたんだゲノム解析的には、金魚は全ゲノム重複により異質4倍体ゲノムを持つため、サブゲノムが非対称に進化するので、キンギョの多様な形態を生み出すようになったらしい最近、Eテレの高校講座の生物基礎をよく見るんだけど、ゲノム解析は深く研究してみたい分野だ
ももの木でソフトクリームと冷たい水を補給してもらいました助かりましたすごく雰囲気の良いティールームでケーキ食べてマッタリしたかったんだけど、そうもしていられないので、先を急ぎます
ふたつやの渡し跡にやって来た明治の東海道は当初ここから渡し船が出て、桑名につながっていた。1933年に尾張大橋、1934年に伊勢大橋が完成することでその役割を終えた60年くらいのあいだはこの渡しが水上交通の要衝だったんだ
というわけで、愛知県最後の町弥富市の最西端までやってきたきむきむなのであったこれから尾張大橋で木曽川、伊勢大橋で長良川・揖斐川を渡り、三重県・伊勢国に入ります徒歩で侵入するのは初めてだ!どんな光景が待っているか、楽しみになってきた