米原で一泊して再び昨日ゴールの新疋田駅へ。朝６時ののぞみ１号で来るのと同じ８：５１に到着
なんと新疋田駅は鉄ちゃんの聖地だったんだ
ログハウス風の駅舎は鉄道写真のギャラリーになっていて、プラットホームは絶好の撮影ポイントみたいです。「新」疋田駅ということは、「旧」疋田駅があったということ
１９５７年以前の木ノ本～敦賀間は柳ヶ瀬トンネルなどを含む急勾配区間で土砂崩れ、雪害、線路凍結、ヤスデ異常繁殖による車輪空転事故
とどめにトンネル内の窒息事故
などが頻発し、近江塩津経由の新線に切り替えられ、この新疋田駅を通るようになった
「愛」の出「発」駅
というのは、この辺りの地名が「愛発」（あらち）だから。愛発関（あらちのせき）とは、北陸道に置かれ、越前国にあったとされる関所。 東海道の伊勢国鈴鹿関と東山道の美濃国不破関とともに古代三関（さんげん）の1つであったんだけど、場所は確定していないみたい
敦賀運河跡 琵琶湖と日本海側を運河で結ぶ構想は、平清盛の時代から明治の頃までに何回も計画され、文化１４（１８１７）年には川船数隻に米２３俵を積み船引６０人で試運送した確かに子供の頃、地図を見てて、何とかならないかと考えた気がする
でもこんなに山深いところなので運河を通すのは無理です
８号線を一旦北東に進みます。
空は晴れて、奥麻生川から朝の涼しい冷気が流れてきて絶好のジョギング日和只今の気温２３℃
ただ足裏に違和感があって歩道に座って、BAND-AIDキズパワーパッドを貼ります
皮がむけかけて水ぶくれになる前に貼るのがポイント
これが無い頃は悲惨だったけど、今は何とかなります
最初は芭蕉翁の通った可能性が高い敦賀－柳ケ瀬線から北国街道に抜ける北陸自動車道が通るルートにしようと思ってたんだけど、柳ケ瀬トンネルがもともと北陸本線のトンネルで細いので危険と考え、８号線を南下して近江塩津浜に抜けるルートに変更した実は柳ケ瀬トンネルは歩行者通行禁止だった
そのまま行ってたらトンネルの前で途方に暮れるところだった
峠の頂上で福井県とお別れです
牛ノ谷峠から入って芦原、福井、鯖江、武生と南下して、昨日、木ノ芽峠から敦賀を経て、ついにお別れです。焼鯖寿し美味しかったです
北陸新幹線が敦賀まで延びたら、またゆっくり来ます。永平寺も東尋坊も一乗谷も行けてないし。美味しいものを残しておくタイプ
そして滋賀県に突入です①東京②埼玉③茨城④栃木⑤福島⑥宮城⑦岩手⑧山形⑨秋田⑩新潟⑪富山⑫石川⑬福井⑭滋賀 思えば遠くに来たもんだ
国道の県境部には必ずと言っていいほど歩道が無い
県境は必ず学区も境界なので通学する子供がおらず、行政に歩道設置を要求する人がおらず、結果としていつまで経っても歩道は出来ないんだよね。今後、このブログと折からの俳句ブームで奥の細道巡礼がブームになるかもしれない
ので、歩道の設置を要求していかねば
怖かったのは、日光街道、鶴岡街道、親不知子不知、県境じゃないか
ついに滋賀県最初の里沓掛に着いた。大川沿いに伸びる落ち着いた雰囲気の里だ近畿地方最初の集落に入って、「ただいま帰りました」的な感情が巻き起こる。何がそうさせるのか？家の造りとか村の雰囲気と言っても誰も外に出ていないし
単に地図上で帰って来たことでの自己暗示
近江塩津駅を過ぎると湖西線の高架橋次が永原で安曇川、近江高島を経て、大学時代バイトしていた近江舞子を通って山科、京都へ
青春時代がよみがえってきます
そして塩津浜に着いた。くねくねとした街道の造りは軍事的意味合いなんだろうな、秀吉の指示かな塩津街道で敦賀から運ばれてきた物資はここから琵琶湖の水運を使って大津まで運ばれ京の都へ
琵琶湖が見えた日本最大の湖で、100万年以上前から存在する古代湖の1つ、世界で13番目に古い湖とも推定されている
湖底が最も深い水域は右に見えてる竹生島の南にあり、これまでに観測された最大水深は104.1m
「急がば回れ」ということわざの語源である草津と大津の間を結ぶ「矢橋の渡し」という渡し舟は運休が多かったので、急ぎなら瀬田の唐橋まで遠回りするほうが確実という意味。回れって遠回りしろって言う意味だったんだその場でクルクル回ってタイミングを図れって意味だと思ってた
竹生島は、島全体が花崗岩の一枚岩からなり、切り立った岩壁で囲まれているのが特徴、頂上の高さは197m古来、信仰の対象となった島で神の棲む島とも言われ、現在もパワースポットとして多くの若者が訪れる
夜は寺社・店舗関係者も引き揚げて無人島🏝にそして夜な夜な行われる神秘の儀式
賤ヶ岳トンネルをくぐって木ノ本に向かいますが、すごい渋滞
トンネル内はバイクの爆音が轟いてウォークマンの音が全く聞こえない
何でライダーはマスツーリングするのかなぁショップ主催のものもあって、皆で走るといつもとは違う楽しさが味わえます追いつくために危険な目に遭うことも多いみたいだけど
まあ個人旅行と団体旅行の違いかな
賤ヶ岳は豊臣秀吉と柴田勝家の信長亡き後の後継争いの合戦が行われた場所。中央ちょっと右がその頂上で、柴田勝家像がある。天正１１（１５８３）年６月１０日、大垣城にいた秀吉は陣所の落城を知り、直ちに軍を返した。14時に大垣を出た秀吉軍は木ノ本までの13里(52キロ)の距離を5時間で移動
(美濃大返し)。 そして激戦の最中、柴田側の前田利家の軍勢が突如として戦線離脱これにより陣形が崩れ柴田軍全体の士気も一気に下がった。これは秀吉の勧誘に利家が早くから応じていたからではないかと推測される押し寄せる秀吉軍を勝家軍が食い止めることは出来ず、勝家は、北ノ庄城へ退却した
この消防署のポスターは白石聖ちゃん
ゼクシィ12代目CMガールだったんだ高２の夏に竹下通りでスカウトされたって、高２の女子
にとって竹下通りは、いわばランウェイなのかもね
家屋解体工事専門の発展工業滋賀で湖北でコボちにコボって丸10年社名の通り、地味に着実に発展して参りました。私たちは今後もコボって、コボって、コボち続けます
※「コボつ」とは「毀つ」と書く「壊す」の古語です。滋賀ではこの美しい言葉がまだ生きております
木ノ本駅に着きました13:30だけど足裏がそろそろヤバいので今日はここまでで東京に退却しよう電車の時間は…14:15まあゆっくりしましょう帰りの服装に着替えて電車を待ちます
新快速網干行きに乗って米原まで、米原から新幹線
で帰りますこの日は４連休の３日目の敬老の日、天気も快晴で絶好の行楽日和でした。何とか、新しいウィズ・コロナの生活様式が見えてきたか
伊吹山は次回フィーチャーするから置いとこうと思ったら、この新幹線からシャッターを押した長岡地区を翌週ドンピシャ高架の下を通ることになるということは、来週再度この辺りから走り始めます奇縁
新幹線で爆睡して気が付くとルビコン川、じゃなくて多摩川ついに戻って来ましたこれで二日間で５４キロのロング・ゲイン残る距離は４５キロ
ワンオンを狙うのか、刻むのか、迷いに迷うきむきむなのであった