2024年3月1日(金)お台場にオープンした「イマーシブ・フォート東京」の有料コンテンツの1つ、人気作品「東京リベンジャーズ」をモチーフにしたアトラクション。

 

 

ざっくり言うと、端末を使った謎解きゲーム(USJで開催されているSCRAPのリアル脱出ゲームに近い)に、アクター演じる東京リベンジャーズのキャラクター等のアクションショーが加わっているもの。謎解き中もキャラクター達の掛け合いが楽しめたり、悩んでいるとヒントをくれたりします。

 

序盤と後半(エンディング)は前述のショーとなっていますが、これが全体の半分は締めています(2時間弱の公演に対して50分強くらい)。確かにかっこいいアクションなのだけど、流石に長くて飽きる

 

そして、敵勢力のキャラクターも時折エリア内を徘徊してて、捕まると倉庫内に一時連れられたりしてゲームエリアから離脱します。

これが非常に鬱陶しい。

売りであるイマーシブの要素なのだろうけど、謎解きに集中してる時に中断されるのは萎える。また、不良キャラという事で乱暴な言葉使いや壁を蹴る等の威圧的な態度・言動は、演技・演出とはいえ目の前でされると良い気分はしない。

 

なお、例の如く私はこの作品について何も知らない(※)状態で参加しましたが、それでも特に問題なく楽しめました。キャラクターの再現度(アクターさんの演技)はかなり高く、アニメのキャラの動き・喋り方そのものとの事です。

※一応、この作品がタイムスリップして過去をやり直す、タイムスリップ(タイムリープ)ものというのは知ってます。つまり、「代紋 TAKE2」と一緒で、もしやオチも一緒? (失礼)

「代紋 TAKE2」(エンブレム テイクツー):ヤングマガジンで1990年から連載されていた、主人公がタイムリープして過去をやり直す(だからtake2)というSF要素を含む硬派なヤクザ漫画。

 

14年に渡る長期連載の末、結末が

「物語はテレビゲームの世界だった」

というのは多くの読者を驚愕させた。

 

謎解きとしては簡単な方と思われるけど、例によって一番最後のは難しかった(というか解けなかった)。まぁ、別に最後まで解けても解けなくてもエンディングでは何も変わらないようなのですが。

一応、終盤はその時の状況によって3パターン(3組のキャラクター)にルートが分かれ、それぞれ体験できる演出が違うらしい。私はオタク君ルートでした。

(なお、彼はアトラクションオリジナルキャラクターとのこと。その割には・・・)

 

最後の謎を解くためには例の如く序盤のショーをしっかり見ておく事が重要ですが、あるキャラクターに接触・声掛けする必要があり、タイミングの問題でそれができるかは運が絡んでしまいます。

 

最後、キャラクターとの集合写真をダウンロードできます。

 

このアトラクション、好評な声はよく聞くのですが、個人的には

どこが面白いの?

って感じ。東京リベンジャーズの要素を、イマーシブシアターの要素を無理に詰め込んでる感じかなぁ? 

なお、このアトラクションはヴィーナスフォート時代の3階「西松屋」及び2階アパレル系の店舗跡地に作られていて、一部それらの面影が残る部分もありました。また、中にはゲームセンターもありますがここも一部ゲームは当時あったナムコ系列の(本当の)ゲームセンターから備品を流用しているっぽいです(ロゴは隠されてましたがワニワニパニック2とかありました)。

 

 

なお、パーク内には本作に出てくる飲食店をモチーフにしたコラボ店舗「喫茶フラワー」があります。

 

店内の内容(コンセプト)やメニュー等は以下の記事に詳しいので各自ご覧になってください(投げやり)。

 

なお、店内のBGMは2000年代?当時のヒットソングになっているようで、先日ここを訪れた「平成迷宮」の人(これを作った人)も、お気に入りだったようです。