昨日2019年8月6日(火)、ショックなニュースが舞い込んできました。東武動物公園にある「木製コースター レジーナ」が車両経年劣化のため、2019年8月9日(金)をもって営業終了の発表です。ただし、現在レジーナは(7月1日より)点検中で乗れないため、実質既に営業終了という形になっています。

 

〇木製コースター「レジーナ」について
2000年3月にオープン、国内でも数少ない木製コースターです。さらにこちらは池(ため池)の上に建築された、国内唯一の「水上木製コースター」でもあります。製造メーカーは「インタミン社」。木製ならではのカタカタとした激しい横揺れもありながら、乱暴すぎず十分許容できる範囲の揺れでスピーディーにアップダウンのあるコースを駆け抜ける、爽快系のコースターでした。

 

「レジーナ」とはイタリア語で「女王」という意味で、当初のポスターではイタリア人(?)の女性が寝そべっている姿のポスターが掲載されていました。名称は一般公募で決まったもので、完成前園内に応募用紙があったのを覚えています。

 

オープン当時、関東に木製コースターはこの「レジーナ」とよみうりランドの「ホワイトキャニオン」の2つしかなく、また「ホワイトキャニオン」は2013年1月に営業終了となったため以降は関東唯一の木製コースターでした。そして「レジーナ」が営業終了ことにより関東に木製コースターは無くなり、日本国内でも大阪のひらかたパーク「エルフ」、大分の城島高原パーク「ジュピター」の2機種のみになっています。

 

「木製コースター レジーナ」レビューサイト(絶叫REVIEW)

乗り撮り動画

 


〇営業終了までの経緯・考察
・2019年7月1日(月)より、レジーナは定期点検で運休。当初は8月9日(金)まで点検で、10日(土)より営業再開の予定でした。

 

・8月6日(火)、公式ツイッター及び公式サイトにて「定期点検で車両の経年劣化が認められたため、安全を優先し点検終了日の8月9日(金)をもって営業を終了いたします」と発表。すなわち営業を再開せずそのまま終了ということになります。

 水上木製コースターレジーナ営業終了のお知らせ

 

プレスリリースにも終了のお知らせを配信。こちらには、「今後新コースターの導入を検討」と記載されています。

 

・今回「車両の経年劣化による営業終了」とのことで、車両の更新ができれば恐らく運行は続けられるのだと思いますが、コースターの車両は通常数千万円以上、物によっては1億円近くにもなります。なのでコストパフォーマンスを考慮した上での営業終了の判断()ではないかと考えられます。

後日、こちらのニュース記事(ウォーカープラス)に(東武動物公園の担当者)「コース自体には問題はないのですが、コースターに予備車両がなく、新規調達にはかなりの時間や費用がかかってしまうため今回の決定となりました」とありましたので、やはり車両購入の費用・コストパフォーマンス上の理由であったことが判明しています。

 

・リリースの「新コースター導入を検討」は、多くのファンを期待させており、車両の経年劣化=コースの構造はまだ大丈夫→ナガシマスパーランドの「ホワイトキャニオン」→「白鯨」のようにRMC化(ハイブリッドコースター化)を望む声も多いです。
 ただし、あくまで新コースターとしか記載はなくレジーナ跡地に設置が確定している訳でもない、もっと言うと「検討」段階なので実現するのは数年先の長期計画であると思います。

 

・なお、この発表の2日前、8月4日(日)には八景島シーパラダイスで「サーフコースターの車両衝突事故」、5日(月)には那須ハイランドパーク「ノボランマで死亡事故」及び熊本グリーンランドのプールで「女児が溺れる事故」と相次いで遊園地関連のショックなニュースが続いており、今回6日(火)のレジーナ営業終了と合わせると3日連続という形になりました。

 

 

〇メモリアル①:「レジーナ」フォトギャラリー+α

8月9日(金)営業終了日の翌日10日(土)、毎年恒例の花火イリュージョンを目的に来園したので、レジーナの様子も見に行きました。園内各所から見えるレジーナの様子。

 

入口看板をズームで。もう駅舎付近には近寄れなくなっていました。なお、上記のニュースサイト(ウォーカープラス)によればレジーナの構造を残すか解体するかは現時点未定とのことです。

 

「レジーナ」とは関係ありませんが、現在「ゴッドスインガー」付近一帯に工事囲いがあり、来年2020年春「バイキングタイプ?」の新アトラクションができるようです。

 

9月22日、埼玉新聞にリニューアルについて記事が掲載されました。新アトラクションはやはりバイキングタイプのアトラクションで、仮名称は「ゴールデンシップ」。周辺のゴッドスインガー等に合わせて一帯を遺跡風エリアにするようです。

 

このイメージ図を見ると、かつて期間限定アトラクション等のイベント会場だった(現在は工事囲いがしてあって近寄れない)ドームも、新エリアにあわせてリニューアル・活用されそうな感じ。

 

 

 

こちらは8月10日(土)に開催された「花火イリュージョン」。本年度はあと17日(土)にも開催されます。

 

 

〇メモリアル②:「レジーナ」で行われたイベントたち
レジーナでは主に夏休み期間のナイター営業や秋のハロウィンイベントにて、走路の照明を全て落とし真っ暗闇を走行する「暗黒レジーナ」や、それにホラー演出を加えた「ホラー・ザ・レジーナ」など、様々なイベントが行われました。今回はYahooブログ時代の旧・アミューズメントレビューから当時の記事データを元に、一部加筆修正を加えて再掲載致します。


・2013年夏「ホラー・ザ・レジーナ」

 

2013年度、8月の毎週日曜日の19時よりイベントが行われました。開催中はスタッフの衣装が専用のTシャツになります。Tシャツには血しぶきが付いており「夜のレジーナ自信あります。」の文字が印刷。


プラットホームまでの待ち列通路にはお墓が並び、ホラー映画であるような風の音のBGMが流れています。上の画像は昼間撮影したものですが、実際のイベント開催中は灯りが少ないため結構暗いです。お墓はいかにも発砲スチロール等で作りましたって感じですが、手作り感があって逆に良い感じ。

 

中にはこんなお墓も。何の意味か分かった方はかなりの遊園地通と思います。


右の「Mt Rocky Coaster」とは2003年に営業を終了した同園の「マウントロッキーコースター」のことです。現在の「カワセミ」の所にありました。右の「Regina」はこの「レジーナ」の事ですが、~20000(年)となっています。

※皮肉にも、「レジーナ」~2019年という形になりましたが…。
 

 

プラットホームのスタッフはモンスター(ゾンビ)マスクとマントを羽織ったスタッフが案内、端には死神の人形もあります。この画像を撮った時はイベント開始1発目だったので蛍光灯が付いていますが、開催中は蛍光灯から電球色の(オレンジっぽい)灯りに照度が落とされます。

 

コースはこのように真っ暗で、通路の一部の照明以外はなく、月明かりや園内、周辺の自然な灯りのみです。この中を走行するので、より体感速度が上がります。

 

自分が行った時、上記の開始1発目に加えその日の最終便にも乗れて、その時は「プラットホームの灯りを完全に消灯して真っ暗にし、車両到着と同時に蛍光灯を点ける」という演出も行われました。


屋内コースターなど人工的に作られた暗闇を走行するのではなく、屋外で夜間照明なしで走行するコースターというのは意外と少なく、なかなか貴重な体験ができるコースターです。ホラー演出は上記のよう造形物及びスタッフの衣装、それとプラットホームから流れる悲鳴等の効果音ぐらいでコース中に特に演出はないのですが、それが逆に素朴な感じがして良いと思いました。

 

 

・2014年夏「暗黒レジーナ」


この年は「ホラー・ザ・レジーナ」から趣向を変え、「宇宙とブラックホール」をテーマに。コース後半の旋回ループ部分のみ暖色系の灯りでライトアップ。これが「ブラックホール」に吸い込まれる様子をイメージしています。


ループ部(とループに近づくファーストドロップ付近)以外は真っ暗なので、コース前半は例年通り真っ暗な中を走行、後半上記の旋回ループ部は「ループ開始部分は灯りに照らされていて、ループ後半の木の枠組みに入る部分は灯りが届かず薄暗くなる」ので、確かにブラックホールに吸い込まれる感じはします。

 

 

・2016年秋「ホラー・ザ・レジーナ」

(上記)2013年夏以来の「ホラー・ザ・レジーナ」、今回は秋のハロウィンイベントの一環で行われました。待ち列内に装飾が施してあり、通常混雑時にしか使われていない正面右側の通路に案内されます。

 

植え込みには「死神」、またちょっと奥に進むと電飾がなく暗い所もあって異様な雰囲気です。

 

そしてプラットホームでは、スタッフがローブを着ているほか、怪物役のアクター(ハロウィンの定番、映画「スクリーム」のコスプレ)がいてコミカルな動きで楽しませてくれます。また、ホラー映画みたいな風・水音の効果音も流れている。

 

出発時は「プラットホーム内の照明が落とされ」、最初から真っ暗な中を走行。その先は終始暗闇の中を疾走します。

 

 

 

○最後に…

自分にとってはオープンした直後の春休み、小学校の卒業旅行でみんなで初めて乗った木製コースター。そして実家や現在の家から近いこともあって東武動物公園には今も春のお花見、夏の花火、冬のイルミネーションでよく訪れている所で、その度にレジーナに乗っていました。

 

木製コースター「レジーナ」、19年間お疲れ様でした。

 

9月28日(土)から、今年もよみうりランドのハロウィンイベントが開催されます。昨年2018年に引き続き、今回も17時から園内にゾンビが出現・徘徊するイベントが実施されますが、今回はそれぞれ特徴をもったゾンビ達がダンスを披露する「ダンスバトル」に重点がおかれるようです。

イベント公式サイト

 

 

〇「ゾンビ“セブンティ”ダンスバトル」

 

10月27日(日)までの土日祝及び10月31日(木)に実施。今回は4チーム(4種類の)ゾンビがおり、それぞれ70秒(※)のダンスを披露。観客の盛り上がりで勝敗は判断されます。ダンスバトルは17:30、18:30、19:30(決勝戦)の3回開催。

※今回のハロウィンは「株式会社よみうりランド創立70周年」(※遊園地よみうりランドではなく、運営の「株式会社よみうりランド」が創業70周年)イベントの1つでもあり、70秒なのはそれに因んでいるみたい。

それぞれのチームのアイテムも販売されていて、ダンスバトルの時以外は昨年と同様に園内を徘徊している?ゾンビは"自分のチームじゃないアイテムを身に着けている人"を狙って襲ってくるみたいです…。

 


〇お化け屋敷ひゅーどろ「ダブルフェイスマン」

 

シーズン毎に内容が変わる同園のお化け屋敷「ひゅーどろ」の、ハロウィンバージョン。こちらは9/14(土)から先行してオープンしており、11/4(月・祝)まで実施されます。

先日実際に入ってきましたが、アクター等の激しい脅かしはなく恐怖度自体は控えめなものの、内装は王道のゴシックホラーというべきもので細部まで凝っており、なかなかの雰囲気があります。

 

 

○ミッションクリア型ホラーイベント「1949年深海研究所」(オバケン)

 

今夏ナイトプールで実施されていた、オバケンとコラボしたホラーイベントが続投。ストーリーもスピンオフになっています。前回はプールのイベントとのことで水着着用(を前提として水がバンバンかかる)のイベントでしたが、今回は水濡れ系ではない、はず。

制限時間7分間(※)以内に研究所に忍び込み、深海クリーチャーゾンビに見つからないように隠れながら時間内にキーワードを集める。

※7分間というのも、ゾンビ"セブンティ"ダンスバトルと同じく70周年の7と関連している。また、1949年深海研究所というタイトルも、今から70年前という設定から。

 

 

○ハロウィンアトラクション

8月のリリースには「カスタムガレージ」と「ミルキーウェイ」しか載っていませんでしたが、上記のイベントサイトにその他のも記載されました。

・「リバース ミルキーウェイ」(昨年もあった"後ろ向き"の座席)

・「キューティ・ゴーストガレージ」(カスタムガレージのハロウィン装飾)

・「スピンランウェイ ~ハロウィンVer~」(装飾+後半の音楽がハロウィンソングに?)

・「ちえくらべ たまごろー」(詳細不明)

・「アニマルレスキュー」(詳細不明)

昨年は「スピンランウェイ」車両にゾンビ人形が乗っているバージョンや「ヒーロトレーニングセンター」や「ちえくらべタマゴロー」でホラー謎解きなどがありましたが、今年はやや小規模となりそう。

 

10月24日(木)からは、今年も「ジュエルミネーション」が開催され、期間中(10/24~10/31)はイルミネーションの中のゾンビ達を見ることができます。

 

今年2019年もUSJ「ハロウィーン・ホラーナイト」が始まりました。今回は10つのコンテンツのうち5つが新規となり、新鮮な気持ちでホラーナイトを楽しめる!と思うかもしれませんが、深読みしていくとそうでもない気も…。

期間は9月7日(土)~11月4日(日)で、今年も前日9月6日(金)にはJCBの貸切イベントが実施されます。

「ホラーナイト」公式サイト (大人ハロウィーン)

 

 

 

〇2019年「ストーリート・ソンビ」

 

今年の「ストリート・ゾンビ」は2014年以来となる明確なバックストーリーがあり、今年も上のメインビジュアルにあるようなインパクト大のモンスターみたいなゾンビが登場。ただし、実際は昨年とほぼ同じ形態で、登場するゾンビの種類が一部差し替えになる形です。 

 

ゾンビ達による、ゲスト参加型のダンス・パフォーマンス「ソンビ・デ・ダンス」も実施。

 

今年はなんと、EXILE「NAOTO」と「山下健二郎」(三代目 J SOUL BROTHERS) が「ゾンビ・デ・ダンス」のアンバサダーに就任、タイアップとして楽曲「Rat-tat-tat(ラタタ)ダンス」が使われます。

 

ストリート・ゾンビ及びゾンビ・デ・ダンスについて、詳細はこちらを。

 

また、今回は後述の「ホテル・アルバート」とあわせて、今年も「大人ハロウィーン」のコンテンツが登場し、ストリート・ゾンビの発展として下記の演出が行われます。

 

・「大人ハロウィーン・エリア ~呪われた薔薇園~」

 

「センターパーク」(ハリウッドドリーム・ザ・ライドの螺旋ループがある所)が、ゴシック的なホラー装飾に。不気味な男、死神、朽ち果てたメイドなどのアクターが登場します。

 

公式にフォトジェニックとある通り、造形演出が凝っており、海外のユニバーサルスタジオ・パーク並の没入感があります。

 

 

・「パークサイド・グリル ~呪われた薔薇の宴~」

※ホラーナイト初日9月7日(土)からではなく9月8日(日)正式スタートです!

レストラン「パークサイド・グリル」が、ゴシックホラーな装飾がされたホラーバージョンに。メニューはコース料理で1人4,000円です。

 

 

〇2019年新ホラーメイズ

・「バイオハザード・ザ・エクストリーム」

 

2013年~2015年の3年間実施していた「バイオハザード」のホラー・メイズが4年ぶりに復活。ただし、今回は以前のよう銃を持って進むタイプではなく基本はウォークスルータイプ、最後1ヶ所だけ銃を持って撃つシーンがあります。「レオン」ルートと「クレア」ルートの2コースあり、それぞれのコースではアクター演じるゲームのキャラクターが見られます。

→詳しくはこちら

 


・「Area 51 ~未確認物体との遭遇~」

 

未確認物体(宇宙人、エイリアン)の襲撃をテーマにしたホラー・メイズ。バックドラフトで実施されることから何となく想像できると思いますが、2017年と2018年に実施された「ザ・サバイバル(デッドマンズ・フォレスト)」のテーマをゾンビ(モンスター)からエイリアンに変更したような内容です。

→詳しくはこちら

 

 

・「スペースファンタジー・ザ・ライド ~ブラックホール~」

 

こちらも2014年以来、3年ぶりとなる同アトラクションのホラーバージョン。これまでホラー(ノンジャンル)、貞子のバージョンがありましたが、ホームページの説明を読むと今回は「ブラックホール」という現実的(?)なテーマ、と思いきや実際は「ゾンビを駆逐するためのブラックホール研究所」というホラー要素が取り入れられています。

 

上記のテーマに合わせ、プレショーや待ち列の造形が研究所風に変更。コース本編は本当に何も明かりがない暗闇になっていて、車両スピーカーからの音声が変わっているだけです。

 

このアトラクションはストリート・ゾンビ全般のストーリーとリンクしているようで、実はこの施設はストリート・ゾンビに出てくる「ドクターカオス」によるもので、乗車した者を囮にブラックホールの先にある暗黒世界からモンスターをおびき寄せるためで・・・?

 

 

〇例年から続投されるコンテンツ

「ホテル・アルバート2 ~レクイエム~」 (2年目)

 昨年2018年大変な話題となった「ホテル・アルバート」が今年も登場。ストーリーは続編、内容はブラッシュアップされているとのこと。

 昨年は体験した方の口コミ等から爆発的に話題・人気でチケット入手困難になったという感じでしたが、今年は最初から話題で9月6日ホラーナイト開始前で既に9月分の全日完売、以降も土日祝はほぼ完売という凄まじい人気になっています。

 

 

・「ブラッド・レジェンド」 (2年目)

 

「カルト・オブ・チャッキー ~チャッキーの狂気病棟~」  (3年目)

 大筋は例年と同じですが、一部アクターの追加や脅かし方の変更等のアップデートあり。最後の演出もアクターの装飾が変わっています。


・「貞子 ~呪われたアトラクション~(ターミネーター2:3D)」 (7年目!)

 

なお、昨年2018年の新コンテンツであった「インシディアス」「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ」は今年続投されず、1年限りのコンテンツでした。

 


〇今年は「VIPツアー」も登場。
2013年を最後に廃止されていた「VIPツアー」が復活(公式サイト)。ホテル・アルバートを含む各新コンテンツのツアー or 優先案内、ツアー限定の参加記念品もついた最強の優先ツアーです。ただし、お値段は3万円~3万5千円(パークチケット別)、ホテルアルバート5,480円を含んでいるとしても、かなり割高と言わざるを得ません。果たしてそれに見合ったVIP体験なのか…?


〇所感

本年のホラーナイトは、結局「バイオハザード」とストリート・ゾンビでの新登場ゾンビ以外は大きく「新しい」と感じるものがなく(※)、マンネリ化が否めないと思います。今年も1〜2週間後に何らかのテコ入れがあるかもしれません。

※大人ハロウィンの「呪われた薔薇園」も言う程凄いと感じるものではなさそう。前述のよう造形は本場ハリウッド並のクオリティですが・・・。

今年2019年のUSJ「ハロウィン・ホラーナイト」の「ストリート・ゾンビ」は、2014年以来となる(下記の)明確なバックストーリーがあり、インパクト大のモンスターみたいなゾンビが初登場しますが、実際は昨年とほぼ同じ形態で、登場するゾンビの種類が一部差し替えになる形です。

「Dr. カオスという研究者が、ゾンビを駆逐しモンスターと共にパークを支配する野望を抱いており、夜な夜なパーティを開き何も知らない人間をゾンビをおびき寄せるための餌として利用しようとしている」

 

NEW 「ドクターカオス」 グラマシーパーク

 上記ストーリーにある「ドクターカオス」率いる特殊組織部隊? こちらでは主に下記の「ゾンビ・デ・ダンス」のメインステージという意味合いが大きそうです。

 
 

NEW 「蘇る伝説のモンスター」 ハリウッドドリーム・ザ・ライド周辺

 ドクターカオスによって蘇った伝説のモンスター。全体的に大型でインパクト大のビジュアルのゾンビが多い。

 

 

 

NEW 「戦慄のミイラ集団」 ジュラシックパーク・エリア

ストリート・ゾンビ初登場となるミイラ。

 

 

「荒れ狂う部族」 ジュラシックパーク・エリア(ウォーターワールド寄り)

 

「不気味なサーカス団」 スペースファンタジー・ザ・ライド周辺

 

 

「狂気を秘めたアイドル」 サンフランシスコ・エリア
 昨年と同様、アイドルのゾンビ。

 

今年は机を並べて「握手会」を行う演出も。

 
 

「凶悪すぎる囚人の群れ」 パレスシアター周辺

 毎年恒例のチェーンソーなど兇器を持った囚人ゾンビ。

 

 

「朽ち果てた海賊たち」 イルミネーションシアター周辺

 今年は海賊の「ファットゾンビ」(巨大ゾンビ)も登場。鮫に手を喰われている…。

 

 なお、昨年の「怒りまくるパンクロッカー」、「毒まみれの患者」、「グロテスクな突然変異種」が今回未登場になります。なんだかんだでどこかで使い回しされそうだけど。

 

 

・「ソンビ・デ・ダンス」

今年はなんと、EXILE「NAOTO」と「山下健二郎」(三代目 J SOUL BROTHERS) が「ゾンビ・デ・ダンス」のアンバサダーに就任、タイアップとして楽曲「Rat-tat-tat(ラタタ)ダンス」が使われます。

 

グラマシーパークにはハーフパイプもあって、スケートボードのパフォーマンスもあります。EXILEの曲が使われているだけあって、例年以上にヒップホップ色が強く、ゾンビのダンスというよりEXILEのコンサートのよう・・・。

 
 
今年2019年のUSJ「ハロウィン・ホラーナイト」の新作ホラーメイズ。未確認物体(宇宙人、エイリアン)の襲撃がテーマになっています。バックドラフトで実施されることから何となく想像できると思いますが、2017年と2018年に実施された「ザ・サバイバル(デッドマンズ・フォレスト2)」のテーマをゾンビ(モンスター)からエイリアンに変更したような内容です。

 

なお、Area51はアメリカ・ネバダ州に実在する地区で、UFO・宇宙人関係の風説が有名。このアトラクションでも主にプレショーに取り入れられています

 
 
待ち列のモニターでは、世界中から集められたUFO等の未確認物体が撮影された映像(これは作成されたものではなく本物?)が流れており、そしてエイリアンに関する映像を公開しようとした者が黒スーツの男達に襲われ映像が消去される様子も・・・。待ち列に流れる音楽は重苦しく、嫌な気分にさせる・・・。
 
アトラクション本編は、従来のよう「バックドラフト」における最初と次の部屋でプレショーを見て、そこから屋外の森→別の建物に行くという流れです。屋外パートでは人数を区切って進むため待ち時間が発生し、場合によってはアトラクション終わるのに1時間近くかかることもあります。
 
 
○アトラクション本編(ネタバレ注意)
プレショー
・最初のプレショーで、政府役人?から「この先の森には、政府が秘密裏してたエイリアンの研究施設がある」、「そこで何らかのトラブルが起き、周辺にエイリアンに寄生され自我を失った人達で溢れている」と説明。スクリーンには、銃を持った部隊が施設に潜入、そこで得体の知れない何かに襲われる様子が映ります。森を伝ってここから脱出するよう伝えられますが、この人さっきから何か様子がおかしい…。
 
・次の部屋で、具体的な脱出ルートが表示され、出口の扉が開く。するとここで銃を持った兵士が入り、先程の政府役人を狙撃。実はこの人も既にエイリアンに寄生されていた。
 
・脱出するためには森の奥の施設に行き脱出用のヘリを使うしかない。そこに行く途中にあるドアのパスワード6桁がスクリーンに映り伝えられます。が、5桁目まで表示された時に奇妙に変形する(影が映る)政府役人、天井に小型のエイリアンなどが襲来し、結局6桁目が表示されず有耶無耶のまま、森の外に行きます。
 
森→施設前
・森には10人程度のグループで進む。入口に不時着した?UFOの残骸がある、出てくるアクターがエイリアンに寄生された人達(ただ見た目的にはいつものゾンビと変わらない)以外、雰囲気な例年と一緒。
 
・今回は昨年と異なり、「分かれ道があってルートはいくつかあっても、最後に合流する」のではなく「行き止まりがあって正解の道は1つしかない」と純粋な迷路になっています。なので来た道を戻ったり、まだ行ったことの無い道を探してウロウロしたりする事もある。
 
・森を抜けて施設が見えると、トラックに積まれた巨大なエイリアンが見れます。こいつは口から液体(水)を吐き、そして最後の爆発シーンで場所によっては大量の水が飛んでくる。
 
・施設に行くまでの金網通路も迷路。正解の道を見つけるのはちょっと難しい・・・。
 
 
エイリアン研究施設
・施設内ではクルー演じる兵士の案内の元、まずエイリアンの解剖施設へ。そこではグループのうち誰かがカーテンを開けてエイリアンがいないか確かめたり、仲間の兵士の顔にへばりついたエイリアンを外す等の役割が与えられます。しかし、それぞれ別の場所からエイリアンが襲ってくる。

 

・部屋を出た先の通路で、エイリアンが頭上から銃で撃ってきたり、通路先からマシンガンを抱えて乱射してきます。
 
・終盤では、脱出ヘリへ向かう通路が。ここで誰かがロックの暗証番号を入れますが、前述のよう今回は最後の1つが分からないため、開ける事ができない(演出上絶対に開けられない?)。モタモタしているとエイリアンが襲ってきて、先に逃げる。
 
・逃げた先は「宇宙船」。それに一緒に乗った兵士が間違えてボタンを押してしまう!すると、なんと宇宙船は発進しみんなを乗せたまま宇宙に出てしまいます!あちこちからミサイルが飛んでくるのでボタンを押して撃ち落としますが、最後は撃墜され大爆発、バッドエンドで終了です…。
 
 
今回の「エリア51」は、案の定というか昨年の「ザ・サバイバル」の焼き直しで新鮮味がなく、しかも研究施設から出てくるエイリアンのスーツアクターが怖いというよりかなり滑稽に見えてしまうため(一部造形はしっかりグロテスクなものになっている)、全体的には今ひとつでした。最後の宇宙船で宇宙に行ってしまう展開も可笑しい。
 
あと、自分が行った時だけだったかもしれませんが、森のシーンで出てくるアクターはほぼ突っ立ってるだけで、やる気がないのも目に余りました。このアトラクションは範囲が広すぎるので、アクターの管理ができてない、のか…?