2024年3月23日(土)、ナンジャタウン1996年開園当初〜2011年7月31日まであった「ナンジャビザ(スーパーナンジャビザ)」の正当な復活となる「ナンジャビザ プラス」がスタートしました。
「ニンジャタウン」のリリースに付随する形で発表されましたが、突然のナンジャビザ復活のニュースはファンを大いに驚かせました。
発売場所は園内のお土産ショップ「ナジャモジャマーケット」。
このショップ、随分すっきりした店内になったなぁ・・・。
スタンプ及び手帳の中身は、かつてのナンジャビザを存分に意識したものになっており、実質的には復刻版に近いです。
スタンプの数は全部で43個ですが、そのうち1つは特殊なスタンプ、10個は園内のショップ(餃子、デザートの店舗、そしてこのナジャモジャマーケット)を利用する事で押されるものになっているので、園内で実質集めるスタンプは32個になります。
→上記のボックスにある大きな街区スタンプが6つ(※ドッキンガム、福袋、ニンジャタウンだけでなくニャンジャタウン、餃子スタジアム、デザート横丁の分もある)、通常のスタンプが25個、そして最後32個目のスタンプは街区スタンプボックス内のヒントを頼りに謎を解く事で、場所及び開けるための暗証番号が分かるものになっています。
集めるスタンプは従来の「スーパーナンジャビザ」の108個に対して(実質)32個と1/3程度で、探す範囲も狭まっている(当時の2階層→1階層)ので簡単
上の2つの写真にも、それぞれどこかにスタンプが写り込んでいます・・・
どうしても見つからない時、ナンジャリアン(スタッフ)に聞いても曖昧なヒントしかくれないので、結局は自力で見つけなければなりません。
かつてはどのスタッフに聞いても対応・親切に教えてくれましたが(※88番目までは各スタッフにリストが配布されていて、アトラクションスタッフ及びショップのスタッフにも尋ねれば教えてくれた)、今回は一部のスタッフしか対応していないようで(案内にある電話機「ナンジャリアンコール」での電話でしか受け付けてくれないっぽい)、おまけに私の時はあからさまに面倒くさそうな対応されました。
・43個コンプリート、「ナンジャマニア」への修羅の道…
街区スタンプ6つを集めれば「名誉フェスタリアン」、32個集めれば「グランドフェスタリアン」なりますが、43個全てのスタンプを集めて「ナンジャマニア」となるためには、前述の特殊なスタンプ1つとショップ利用のスタンプ10個も集める必要があります。
特殊なスタンプというのが「なかよし査証(ビザ)」というもので、これは園内を巡回するナンジャリアン(スタッフ)が持っているスタンプで、見つけて声をかけて押して貰うというもの。
これの面倒さが凶悪
スタンプを持っている該当スタッフはいつ・どこにいるかは分からず、それだけならまだしも特に目印等を身に付けている訳ではないので見分けがつきません。つまり、園内のスタッフに手当たり次第、声をかけて確認するしかない。
難しいというより、単純に面倒というか無理がある内容になっており、なぜこのような仕様にしたのか正直理解に苦しみます。(せめて目印くらいはつけた方がいいんじゃ・・・)
ショップ利用で貰えるスタンプも、貰うためには単純にお金がかかる。お金だけじゃなく飲食店舗を1日でたくさん利用するのは現実的じゃないので、何日かに分けて集めることになる。
以上の理由から、スタンプを43個コンプリートを目指すのはミッションクリアの達成感のためというより「余程の"もの好き"」になる領域だと思います。
さらに、特典のチケット割引もショボい!
通常のスタンプ32個達成で受けられる「グランドフェスタリアン」はともかく、前述のように色々な意味で大変な思いをして達成できる「ナンジャマニア」でもパスポート600円引きにしかならない、もっと言うとグランドフェスタリアンのとは200円しか差がないので、ナンジャマニアは達成が困難な割に見返りの少ないものになっています。
有効期限が3ヶ月間しかないというのもなんだか…。
なお、かつての「スーパーナンジャビザ」108個達成の特典は入園料無料、パスポート60%オフ、期間チケット(年間パスポート)20%オフという豪華なものでした(有効期間も1年間)。
もちろん今のご時世で同じ割引は無理でしょうけど、もう少し頑張れなかったのかなと・・・。
以上のよう色々と残念な部分はあるのですが、手帳片手にスタンプを探す楽しみは従来と変わらず、やはりこのアトラクションが復活するのは素直に嬉しいですね。
なお、アトラクションのサイトには「グランドフェスタリアン達成(スタンプ32個集め終わる)まで約1時間」とありますが、恐らく本当にそれくらいかかると思います。
園内を巡りながらスタンプを集めるのが本来の楽しみ方ではありますが、効率を考えるなら集中して一気に集めちゃった方がいいです。