きよの漫画考察日記941 ベルセルク第15巻 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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お月様

さてこのロスト・チルドレンの章、登場する使徒はこいつ!
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ロシーヌ!
同じ使徒でもさ、伯爵やワイアルドは悪人に見えるけども、どーもロシーヌは悪人に思えない。その理由はロシーヌが人間を殺してる描写が一切無いからでしょーな。

そんなロシーヌの毒に苦しむガッツ。とりあえず今日の晩御飯は蛇(笑)
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「血が足りねえ」どっかで聞いたフレーズだなぁと思いましたが、これでしょう。photo:03
カリオストロ公国でのルパンの発言ですな。「血が足りねえ!何でもいい、ジャンジャン持って来い!」のシーンです。

さて毎晩悪霊に襲われるのが宿命のガッツですが、今回襲ってきたのは子供の悪霊。大量の子供の死体を目の当たりにした後でこれは精神的に厳しい…
ガッツ
「一晩中ゲーゲーやりながらガキどものお守りをさせようってのかよ…いいだろう…」
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「泥のように眠る」冷静に考えてみると意味不明なフレーズですが、伝えたい事は伝わる。

さて悪霊相手に苦しむガッツ。
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あら、可愛らしい悪霊さん(笑)こんなの現れたらさすがに斬れませんよ…
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迷いなく斬殺(笑)いや、これこそがガッツなんですよ!


さて霧の谷へ向かうガッツ。がしかしこの谷は使徒もどきによって守られています。その全てが昆虫タイプの使徒もどき軍団の先陣をきるのが…{B9B99CCC-262F-4CF3-A2FB-0B97D13C3823:01}

まずはハサミムシタイプ。子供時代、岩をめくれば必ず一匹はハサミムシが出てきたもんですが、まぁハサミが付いてても小さいから可愛らしいもんですよ。

と思ったらやはり海外のハサミムシは規格が違う。

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ここまでデカいと日本のハサミムシとは別物だな…

さらに次の使徒もどき。
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ムカデタイプ。さぁこーなったらとことん攻めていきましょーか。世界最大のムカデは体長40cmにもなります!
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ペルビアンジャイアントオオムカデ!
ハサミムシはまだしも、やっぱムカデはエグいな…このサイズならネズミや小鳥でも簡単に捕食するだろし。

さぁ今日は昆虫祭りですよ。
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お次はクワガタタイプ。なんかクワガタだとホッとするね(笑)忌み嫌われる昆虫もいれば子供に大人気の昆虫もいる、不思議なもんですよ…
ちなみに世界最大のクワガタは…
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グランディスオオクワガタ!
さすがにこれを気持ち悪いという奴はおらんでしょな。それにしても昆虫のフォルムをカッコいいと思うか不気味に感じるかの境界線はどこにあるのだろうか?クワガタは良くてゴキブリは不気味、蝶は良くて蛾は不気味、カタツムリは良くてナメクジは不気味というのはちょっと一貫性に欠ける気はするもんな…

さぁ止まらない昆虫祭り。
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これは…ダニか?
お前は社会のクズだとかゴミだとか言われたとしてもそこまでムカつきはしねーだろうが、お前はダニだと言われたらさすがに殴りかかるでしょな。クズやゴミよりも立場が低いんよね、ダニって。可哀想に(笑)

さらに昆虫祭りは空中からも続きます。
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蝿と蚊と…1番奥はカメムシかね?
それにしても去年2012年はおかしかった。だって11月になってもまだ蚊が飛んでおったからね!さすがにこんな事は過去一度も無かった。地球温暖化というのはこーゆーところから感じ取れるもんなんやねぇ…


そんなわけで昆虫軍団を全て叩き潰したガッツの前に昆虫軍団の首領が登場します。この2人、他の昆虫とは別格!
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カブトムシ&カマキリ、まさに昆虫界最強タッグでしょ。少年心をこれほどに震わせるタッグは他にありません!

さてまずはカブトムシの方から。世界最大のカブトムシはもちろんヘラクレスオオカブトムシですが、この使徒はむしろコーカサスオオカブトアトラスオオカブトをモデルとしてますな。それは角を見れば一目瞭然。
俺たちが子供の頃はヘラクレスやアトラスは図鑑の中だけの夢のカブトムシやったけども、今は百貨店で普通に見かけるもんね。ただ生態系保護のために外来種は野生に放つななんて言うけれども、仮にヘラクレスが日本で野生化したとして何か弊害があるのかね?あんなの森で見つけたら次の日その子供は学校のヒーローになれるのになぁ…

一方のカマキリ。多分俺が最も多く飼ってた昆虫はカマキリでしょう。家の門を出ると徒歩2秒でカマキリやバッタ取り放題の原っぱが目の前に広がってるという環境やったから、暇さえあればバッタやコオロギ捕まえてカマキリに食べさせてました。昆虫界最強はスズメバチではなくカマキリ、俺はこちらの説を支援します。
そんなカマキリだけども、俺の経験上言わせてもらうととにかくネコに弱い。他の昆虫と違って逃げることをしらんからね、毎回果敢にもネコに立ち向かっては瞬殺で殺されてました(笑)結局のところ最強の生物はネコなのかも(笑)

さて前後から同時に攻めてくるカブトムシ&カマキリ、これを倒すには両方同時に倒すしかないので…
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カブトムシに大砲撃った反動で後ろのカマキリを両断!
つまり作用反作用の法則ですな。あまりにも当たり前に世の中で起こっている事象を公式化する、物理学というものも何げに面白いもんです。