きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...






























酩酊!怪獣酒場の考察は長くなり過ぎてしまうので、前後編に分割してます。




さてうるまの昇進試験を助けるため、この怪獣たちが集結。

この酩酊!怪獣酒場という漫画において四足歩行怪獣は不遇です。怪獣が酒を飲むというその作風的に使いにくいのは当然なんですが、出演率の高い初代マンの怪獣だけを見てみてもガマクジラ・ネロンガ・ガボラ・ドドンゴ・スカイドンの5体は最後まで登場できませんでした。二足歩行の怪獣で登場できていないのがバルタン星人・ジラース・ギャンゴ・ヒドラ・ケロニア・ザラガス辺りですから、まぁ比率的に考えてもやはり四足歩行の方が不遇です。バルタン星人をあえて出演させていないのには何かしらのこだわりがあるんだろうけどな…


さぁギラドラスは後々登場するのでその際に。残りの3体の怪獣を見ていきましょう。まずは…


毒ガス怪獣 ケムラー!

先程から「四足歩行」という言葉を使っていますが、実際ケムラーは四足歩行じゃないのかもしんない。

膝をついて歩く四足歩行の生物なんてあり得ないじゃないですか。この辺りは着ぐるみの限界なのかもしれませんよね、特にワニやトカゲのように腹ばいで歩くタイプの生物を着ぐるみで再現するのは無理があるもんな…


次は四足歩行という概念すら超越したこの怪獣。


戦車怪獣 恐竜戦車!

革命的ですよね、誰が恐竜と戦車を合体させようなんて思い付きますか?そして一体誰がこの怪獣のネーミングとして「恐竜戦車」なんていうそのまんまの名前を付けますか?私が知る限り昭和のウルトラ怪獣で名前にカタカナが含まれていない怪獣なんて他にいません。宇宙人なら「宇宙仮面」という奴がいましたけどね…


ラストにこの四足歩行怪獣。


古代怪獣 キングザウルス三世!

帰ってきたウルトラマン第4話という序盤も序盤で、新マンを撃破した四足歩行界のエース怪獣。ケムラーと違いちゃんと四足歩行していながら、中に入っている演者が1人だけというのもキングザウルス三世が初(2人中に入っていいならドドンゴが初)。

そんなキングザウルス三世、やはり気になるのは名前の「三世」の部分。これは「レッドキング、エレキングに続く3体目のキングだから(キングジョーはロボットなので除外)」という説がありますが、実際は没になった作品案の中にキングザウルスという設定があり、その末裔だからという意図で名付けられたようです。

ちなみにタロウにはこんな名前の怪獣が登場します。

宇宙怪獣 ゴルゴザウルス二世!

こいつがなぜ二世なのかというと、同じ円谷プロの作品であるミラーマンという作品にゴルゴサウルスが登場していたからです。いわゆる円谷ヒーローシリーズの怪獣がウルトラシリーズで再登場したのはこのゴルゴザウルスが初だそうですが、当時はそんな事わからないから何が「二世」なのか知るよしもありませんよねぇ…



次は怪獣酒場に子供たちが来店。

3体か…地道に見ていくしかないな…

宇宙星獣 ギロ星獣!

星人でも怪獣でもなく「星獣」という唯一無二のカテゴリーのギロ星獣、一文字違って「性獣」じゃなくてホント良かったと安堵しています(笑)

とはいえ「星獣」と言われると、私はギロ星獣よりも先にこっちの星獣を思い出してしまいます。

電子星獣ドル!

1982年〜1985年にかけて放送されていた宇宙刑事シリーズ、1977年生まれの私にはドンピシャでした。その中でもやはりギャバンですよね、私は未だに全ての特撮物の中でギャバンのOPソングが1番好きです。

2位がサンバルカンのOPかな…


まぁギャバンから始まる宇宙刑事シリーズは1982年〜1985年の3年間だけの放送だったので、ギャバンがハマる世代も1970年代後半生まれに限定されてはしまうんですよね。でもやっぱ大好きでした。ウルトラマンシリーズは1981年のウルトラマン80を最後に1996年まで制作されていませんでしたし、仮面ライダーシリーズも1987年の仮面ライダーBLACKを最後に2000年まで制作されていませんでした。ウルトラマンも仮面ライダーもいなくなってしまった昭和末期の子供たちの心を支えてくれたのがギャバンなんですよ…


さ、次はこの怪獣。


風船怪獣 バンゴ!

ウルトラマンレオには珍しいというか、初めて登場したギャグ怪獣、それがバンゴ。タロウにはたくさん居たんですがね、ギャグ怪獣が。まぁこのバンゴがギャグというよりも、この回に登場した佐藤隊員がギャグ満開なんだよなぁ…


ラストはこの子。


大亀怪獣 ミニトータス!

キングトータス・クイントータス夫妻の嫡男ですな…

…ミニトータスを見てるとこの怪獣に言及したくなってしょうがありません。盛大な脱線になる事は分かってるんですが、我慢してやらない方が体に良くないのでやっちゃいます。

大怪獣ガメラ!

ゴジラが有名になり過ぎてしまった感はありますが、私はどっちかと言えばガメラ派です。1965年に産まれたガメラの歴史を少し紐解いていきましょう。

白黒映画って、今観てみると逆に緊張感があるなぁ…




最初の敵は冷凍怪獣バルゴン。バルゴンは我が愛するポートタワー、さらに通天閣を破壊し、大阪城をガメラごと氷漬けにした強敵でしたが、水に弱いという弱点があり、最後は琵琶湖対決で敗北。ちなみにガメラは黒部ダムを破壊。



次の敵はガメラシリーズを代表する敵、超音波怪獣ギャオス。ギャオス内藤の方が有名なのは少し残念。ギャオスは名古屋城を破壊し名古屋上空で激戦を繰り広げるものの、紫外線を浴びると死んでしまうという完全夜行性体質が災いし敗北。



子供を人質に取りガメラを操った宇宙怪獣バイラス、この辺りからガメラは完全に子供たちの味方にシフトチェンジ。ちなみにガメラは黒部ダムを破壊(2回目)



初の宇宙でガメラが出刃包丁大悪獣ギロンと戦うというストーリー(笑)




大魔獣ジャイガーに破壊される通天閣(二度目)。決戦の舞台は万博会場。



鴨川シーワールドで深海怪獣ジグラを迎え撃つガメラ。水中でもガメラは平気で炎を吐く。




過去7作品の総集編みたいな感じ。ガメラはなんと黒部ダムを破壊(3回目)。黒部ダムになんか恨みでもあんの?


これでガメラは完結…してたんですが、ここから平成三部作と呼ばれるガメラが始まります。

再びギャオス登場。福岡ドームを破壊し東京タワーに巣を作ったギャオス、やはりガメラの敵としてはギャオスが最も似合う。



宇宙からやってきた昆虫型生物レギオン、札幌を出発し仙台を壊滅させたものの、ガメラが足利にて粉砕。なぜに足利市(笑)



正義の味方が悪の怪獣と戦う際に巻き添えで人々を犠牲にする事は許されるの?というタブーに挑んだ一作。ギャオスを倒すために渋谷が崩壊、そしてギャオスの変異体である邪神イリスと京都駅で大激突。


この三部作の後、ガメラは再び子供向け作品として軌道修正されます。

まぁ…これもガメラではあるんだけどな…ちなみに舞台は三重・名古屋。黒部ダムの職員はヒヤヒヤしていた事でしょう(笑)


ふぅ…これがガメラの歴史です。ゴジラやウルトラマン、仮面ライダーの歴史と比較してどーこー評価するのはなかなかに難しいところもありますが、ガメラが好きな人は好き、それでいいじゃないですか。まぁ昔みたいに縁日でミドリガメ買えなくなった現代ではガメラは子供たちの心になかなか刺さらないのかもしれないけどな…




いや〜気持ち良いくらい脱線ましたな。ここでついに怪獣酒場グループのCEOが登場。


ここでこの怪獣を使いますか…まぁ適任だと思います。


暴君怪獣 タイラント!

ゼットンと並び、最強怪獣候補に必ず名前が挙がる一体ですよね。私はシンプルにタイラント最強説を推す1人です。だってゾフィーからAまでウルトラ兄弟を5人抜きしたんですよ、そんな怪獣他にいません。

ウルトラ5兄弟を粉砕したという意味ではヒッポリト星人も同様なんですが、シンプルに怪獣としての強さがタイラントからは滲み出ている感じなんですよね。そんなタイラントを倒したタロウを倒したバードンが最強じゃんかとか言い出すとキリがないですが、私個人的にはやはりタイラントの印象値はとても高いんですよね…


さて怪獣酒場の取締役会。

役員的な怪獣が3体いますね。順に見ていきますか。


液体大怪獣 コスモリキッド!

身体を液体化することができるチート怪獣。冷凍及び電撃に弱いという弱点はあるものの、上手く立ち回れば強豪怪獣に名を連ねるポテンシャルはあるか。


次。

オーロラ怪人 カナン星人!

北極を支配しようと企むものの、宇宙船から一歩も出てこなかったインドア派宇宙人。当然セブンとも直接交戦していないため、印象値は当然低くなりますわな。

まぁカナン星人の最大の特徴は、こちらの宇宙人と間違えやすいというところでしょうか。


暗黒星人シャプレー星人!

この複眼が紛らわしいんですよね。そしてこのシャプレー星人はこの宇宙人と間違えやすいんです。

甲冑星人 ボーグ星人!

こう見えて女性なんですよね。まぁボーグ星人はいずれ再登場するのでその時に詳しく。


そして3コマ目はこいつ。


暗黒超獣ブラックサタン!

子供達が作った超獣の像が現実化した超獣なので、名前がブラックサタンという子供っぽさ満開になっちゃってますな。ただ普通はブラックサタンと言えばこちらを指します。

仮面ライダーストロンガーが戦った悪の組織、それがブラックサタンです。仮面ライダーの敵組織はショッカー→ゲルショッカー→デストロン→GOD機関→秘密結社ゲドン→ガランダー帝国→ブラックサタン→デルザー軍団→ネオショッカー→ドグマ王国と変遷していきますが…一般戦闘員が最も不気味なのはブラックサタンかもしれないな…


さて怪人バルとの合併を検討する怪獣酒場。

タイラントの横に座っているのがこいつですね。


雪男星人 バルダック星人!

地球を侵略するため、240年前から地球に潜伏し調査していた宇宙人です。つまり1730年頃からずーっと調査していたわけです。徳川吉宗が享保の改革を行なっていた頃ですからね、なんでその頃に地球征服しなかったのか…


その頃多々良物産。


歩きスマホは別に構いません。危ないけどもうこれを規制する事は不可能でしょうしね。ただ視野の狭いバカが歩きスマホすると周りに迷惑かけるんですよ。歩きスマホをするんであれば画面への集中度を通常よりも低く調整すればいいだけなのに、そーゆー事が出来ないバカがホント多い…

ま、それは別として新たな多々良物産の社員が登場してましたな。


地底怪獣 マグラー!

ウルトラ怪獣の二つ名で最も多いのが「地底怪獣」ではないでしょうか。ウルトラQからパゴス、ウルトラマンからマグラーとテレスドン、帰ってきたウルトラマンからグドンとデットン、計5体の地底怪獣が存在しています。これに匹敵するのが「古代怪獣」。古代怪獣はゴメス・ゴモラ・キングザウルス三世・ツインテール・ダンガーの5体。ウルトラマン80に登場したゴモラⅡを含めるなら6体か…


さて東京ドームに集まる人々。

分かりやすい超獣がいますね…


河童超獣キングカッパー!

頭の皿がプールになっていて、そこで泳いだ子供のヘソを奪いカッパ人間に変えてしまうという超獣。ヘソを取るのは雷様であって河童は関係なくね?とも思いますが、尻子玉は分かりにくいから仕方ないか…


そんなわけでケムールの目的は差別主義者を排除する事でした。

急にストーリーが壮大になってきましたな。まぁこれまでの話が居酒屋で飲んでるだけだったからな…


そんなこんなで消失してしまった人々。

無人の東京ドーム…ここではその広告に注目せざるを得ません。

「時尾ラーメン 赤舟」ってのが何の事だか分からないんですよね…「TOKIO ラーメン 空船」とは違いそうだし…分かる方は是非コメント欄にてお助けを。

「ゲゴンガス」「発泡酒ダンカン」は次巻で触れるので、ここでは「TEPETO」「お部屋探しはキングストロン」について。まずは…

河童怪獣 テペト!

このテペトはですね、とんでもない怪獣です。ウルトラセブンに登場した海棲怪獣ガイロスとこのテペトの2体は、ウルトラ怪獣の中でも類を見ない誕生の仕方をしているんです。

まさかの読者投稿で生まれた怪獣なんですよ!

読者投稿といえば有名なのはもちろんキン肉マン、他にもロックマンシリーズとかは有名ですが、まさか私が生まれるよりも前にこんな企画やっていたんだという事に驚きました。下の佳作欄のところにおとんの名前がないか探してしまいましたもん(笑)

回転サイボーグ デイクロス・レイザって。昭和の中三が思い付けるセンスを超越してますよ、これは。そりゃ静岡県島田市の野崎進くんにはポータブルテレビ10型くらい贈って然るべきでしょう(笑)


一方の「お部屋探しはキングストロン」これは秀逸なキャッチコピーですね。この怪獣にピッタリです。


マンション怪獣 キングストロン!

マンションに住む少年の落書きが実体化した怪獣です。結果マンションは倒壊してしまうんですが、賠償金とかは大丈夫だったんでしょうか(笑)

ちなみにキングストロンは元々はこんなに可愛らしい怪獣だったんです。

宇宙小怪獣 クプクプ!

別に何の悪いこともしていない無害な怪獣なんですが、MATが下した処分は爆殺からの焼却(笑)いやいや、MATどーなってんのさ…



さて。東京ドームの看板の解説に戻りましょう。

ハンマ寿司ははま寿司、シルバーたこやきは銀だこ、そしてフェミゴーナ軟膏、これはフェミニーナ軟膏とこの怪獣をかけているのだと推察します。


ひとだま怪獣フェミゴン!

良いですよね、フォルムが。背中にある妙に膨れたコブ、こんなの生物機能的には不要じゃないですか。この背中のコブが何のためにあるか、それはただ中に入ってる演者の頭を収容するためだけなんですよね(笑)この辺りが昭和の特撮って感じがしてフェミゴンのフォルムは嫌いになれませんねぇ…


さらに広告のメトロン製薬・タッコング石油は良いとして「おもちゃのチブル」「くるま選ぶならクレージーゴーン」は触れないといけませんね。まずは…

頭脳星人 チブル星人!

私がセブンの宇宙人で最も好きなのはチブル星人なんですよね。知能指数脅威の10.000、頭脳最強でありながら戦闘力はほぼ皆無、おそらく地球人よりも弱いんですよ。私でもチブル星人には勝てますもん、まず眼を突いて、それから首を掴んで振り回しつつ頭部を地面に叩き付ける、これで圧勝ですよ(笑)


そしてもう一体。

ロボット怪獣 クレージーゴン!

多いように感じつつ実は希少なロボット怪獣、昭和ウルトラマンに登場したのは以下の18体くらいでしょうか。

ウルトラQ   ガラモン

マン    該当無し

セブン   キングジョー・ウインダム・ナース・リッガー・ユートム・アイアンロックス・偽ウルトラセブン

新マン   ビルガモ・ロボネズ

A                エースキラー・エースロボット

タロウ   該当無し

レオ    セブンガー・ガメロット

80              メカギラス・ザタンシルバー・バラックシップ・ロボフォー

セブンが圧倒的にロボット怪獣の比率が高いですね。まぁvsロボットはウルトラマンではなく他のヒーローに任せておけば良い話でもありますからね、鉄山28号やマジンガーZの領分です。



さて。ケムールが起こした大事件により、関係者も取り調べを受けます。

取り調べを担当するのはザッカル警部。まぁウルトラ怪獣で警察官ぽい役回りのキャラクターといったらこいつしかいませんからね…

宇宙GメンL85星人 ザッカル!

宇宙怪獣専門の捜査官であり、妻と息子を殺したガモスを執拗に追っているんですが…ザッカルは大問題を抱えているんです。それは「あと2日で宇宙Gメンを定年退職」(笑)宇宙Gメンは定年制なのかぁ…


そんなこんなで消失した人々も戻ってきました。

まずはこの超獣から。

虹超獣 カイテイガガン!

このカイテイガガンがズゴックのモデルになったのは言うまでもない事でしょう、知らんけど(笑)でも全体的なフォルムといい、指先の形状といい、誰が何と言おうがこれはズゴックのモデルですよ。誰かガンダムのメカニックデザインである大河原邦男に真相を聞いてきてくんねぇかなぁ(笑)


さて。このページには1体厄介な背景怪獣が描かれていました。拡大してみます。

ドルズ星人の横にいるこいつ、これが分からなかった。どれが目で口かも分からない。こいつ他のコマにも描かれてるんですよ。

色々な可能性を考えましたが、結論としてはこいつサボテンダーだという結論を私は出しました。

口の形状、そして腕の形状、さすがにサボテンダーでしかあり得ないと思います。ただ目が描かれていないので全くサボテンダーっぽく見えないんですよね…


そして消失していた人々も事情聴取。

ここでは2体いきましょう。まずは手前の怪獣から。


海象怪獣 デッパラス!

「海の象」で「セイウチ」ですね。海棲哺乳類の漢字はあんがい間違えやすいので注意しましょう。

海豚 イルカ

海豹 アザラシ

海象 セイウチ

海驢 アシカ

海獺 ラッコ

膃肭臍 オットセイ

海馬 トド

儒艮 ジュゴン

オットセイだけ明らかに特殊ですよね。これは諸説ありますが、元々オットセイの事をアイヌ人が「オンネプ」と呼んでおり、これを元に中国人が「膃肭」の漢字を当てたそーな。そしてオットセイの陰茎、つまり「臍」が漢方薬として珍重され、これが中国から日本に輸入された際に「膃肭臍」を日本人が「おっとせい」と読んだ、こんな由来だそうな。アイヌ→中国→日本と伝播した結果生まれたオットセイという日本語…こーゆー知識はいくらあっても困りませんねぇ…


そしてもう一体、角が特徴的なのはこの超獣。


怪魚超獣 ガラン!

3億年前から冬眠していた古代魚が超獣化した、なかなかのご長寿怪獣です。古代怪獣筆頭とも呼べるゴモラが約1億5000万歳、ゴメスは新生代第三期生まれなので全然若くて約1500万歳、ツインテールはジュラ紀生まれなのでゴモラと同世代、そう考えると3億年前の石炭紀から生き残っていたガランは怪獣界一のご長寿さんかもしれません。ウルトラマンAはたったの1万5000歳、日本が縄文時代の頃に生まれた若造ですからね、お年寄りは大切にしないと…


さてケムールに転送されていた人々はあんがい快適だったようで。

3体の怪獣が確認できますので、右から見ていきましょう。


目つぶし星人カタン星人!

カタン星人の最大の功績、それは初めてタロウにウルトラダイナマイトを使わせたという点にあるかもしれません。

メガンテ→リレイズのような無敵コンボのウルトラダイナマイト、総合力ではウルトラ兄弟No.1とも呼ばれるタロウの反則技ですよね。自爆しようともウルトラ心臓さえ無事ならば即座に再生されるというのは敵に回したら厄介な事この上ないです。ただそんなウルトラダイナマイトにも制約はあり、1回使うと寿命が20年縮んでしまうそうな。とはいえウルトラ兄弟の平均寿命は約20万年、それ考えると20年なんてほぼノーリスク。


次はこの怪獣。


むし歯怪獣 シェルター!

ただ海底で魚を食べて暮らしていたのに、ZATが放った水中ロケットが歯の間に挟まってしまい、それを取ろうとしたZATが誤って歯を抜いてしまい、その激痛で宮崎市内を走り回った挙句結局は爆殺されるという哀し過ぎるスッポン怪獣です。別に虫歯でもなんでもないし(笑)悪い怪獣じゃないのに殺してしまうというのはストーリー的に後味の悪さは残りますが、それはそれで人類の独善的性質が如実に現れていてアリな話なのかもしれないなぁ…


そしてラストに紹介する怪獣がこいつ。


透明宇宙人 バイブ星人!

この写真ではレオと格闘戦を繰り広げたかのように見えますが、作中一切レオと対戦しなかった珍しい怪獣。モロボシダンの操縦するマッキー3号による体当たりで死亡した哀しい宇宙人です。身体を高速で振動させて透明になるという特殊能力は優秀なんですが、名前がバイブ星人というのはどうにかならんもんですかね、スペル星人みたく放送禁止にならなければいいですけど(笑)

さらに言うと、このバイブ星人って安っぽいんですよね。巨大化すると身体の各所に透明なパーツがくっ付くんですが、それがもうアクリル板貼り付けてあるだけって感じで。怪獣の着ぐるみを造るのは大変だし費用も相当かかるんでしょうが、それにしても安っぽい…


そんなこんなでいろいろありましたが、ケムールも出所しラストカット。

う〜ん、良い漫画だったと思います。ただ完全に昭和ウルトラマンを観ていた世代向けに振り切ってますよね。昭和ウルトラマンを観ていない世代にとっては面白くも何ともない漫画かもしれませんが、ここまで振り切ってもらえると我々のようなオールドファンにはありがたい事です。ウルトラ怪獣について考える機会なんてなかなかありませんからねぇ…


そんなわけで怪獣酒場完結。と思いきやもう1ページありました。


というわけで次からは「酩酊!怪獣酒場2nd」が始まります。まぁたったの4巻で終わってしまうには寂しいですからね、続編は良いんですけど考察する側としては尋常じゃなく大変なんだよなぁ…