きよの漫画考察日記940 めぞん一刻第8巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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管理人さんには掃除と洗濯がホントによく似合いますドキドキ

お月様

さて三鷹さんが犬嫌いを克服するため姿を消しちゃったので、五代くんと管理人さんの仲をかき回すのは八神のお仕事。

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休み時間に鉄棒で遊ぶ女子高生なんておらんだろて(笑)

さて金欠の五代くんは家庭教師のアルバイトを始めることに。

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学歴が高ければ教え上手というわけではないが、まぁ学歴の低い奴に子供を任せるのも変な話ではあるもんね…
まぁ俺が家庭教師をやるならば教え子を早稲田か慶応、最低でも同志社に入れてやる自信はあるね。上智と中央は俺自身落っこちたんで自信無し。

そんな八神の策略にはまり五代くんと八神は八神宅で二人っきりに。

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めぞん一刻マニアとして俺がこのシーンで注目する点、それは管理人さんが使ってる食器用洗剤です(笑)「レモン」の文字、そして時代からしてこれはママレモンであると断定してよいでしょう。このママレモンの何が凄いって、もはや台所用洗剤の代名詞的に使われている点です。俺より上の世代には特に多いもんね、どんなメーカーの洗剤であっても全部「ママレモン」って呼ぶおばちゃん(笑)

さて諦めない八神は四谷さんを家庭教師にすることで一刻館に侵入。

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まぁめぞん一刻を読んでいる限りだとそこまで変態的な行動はしてないんやけどね、四谷さんは。露出癖があるわけでもなし…

そんなわけで八神に張り合う管理人さんに対し…
八神
「…本当は五代先生のこと好きなんでしょ。」
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あら、管理人さん悔しそう。負けず嫌いやからねぇ、管理人さんは…

さらに酔っ払ってカラむ八神。
八神「ほんっとに素直じゃないのよねー。」
管理人さん「なによ。」
八神
「好きなら好きってはっきり言いなさいよ。」
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まぁたしかに八神の言い分も分からんでもない。八神の立場からすれば管理人さんの態度が鼻につくのは当然でしょうな…

八神「あたしに負けるのがこわいんでしょ。いくじなし。見栄っぱり。弱虫。」
管理人さん「当たってなくはないわねえ。だって私こわいもの。」
八神
「失恋がこわくて恋愛できますか。」
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管理人さんは怖いんですよ、自分の気持ちを認めちゃうことが…


管理人さん
「あなたはいいわよね、八神さん。だって…」

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う~む、ここは深い…
五代くんの事を好きだと認めてしまったら、惣一郎さんへの想いがウソだったということになるかもしれない、それが怖いんです。彼氏がころころ変わる今の若い小娘どもは管理人さんをお手本にすべきやね…
がしかし、ここで注目すべきはそこではないんよね。管理人さんのこの発言、裏を返せば「管理人さんは惣一郎さん以外の誰かを好きになっている」ということです。五代くんへの想いというものを管理人さんが暗に認めた最初のシーンなのではないかと思いますが。


さて昭和55年を舞台として始まったこのめぞん一刻、ついに昭和61年の新年を迎えます。めぞん一刻はこの1年で全てのカタがつきます。そんな激動の1年はやはり初詣から。
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女の子が晴れ着の上に羽織っとるこの白いふわふわっとしたやつ、好きですよドキドキ

さて保育園をクビになっちゃった五代くん、その事を知らない管理人さんから渡されたお弁当。
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凝りすぎよな。俺の高校時代のお弁当のおかずはだいたい唐揚げ一品だけやったもんね(笑)でもおかんに不満は無かった。むしろ余計なおかずは入れて欲しくなかった。余計なおかずを入れるスペースがあるならそこに米を詰め込んでくれよ的な発想やったね、当時は…
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ウインナーという素材は凄いよな、何にでも変われるんやもん。
それにしてもさ、最近の「キャラ弁」というものはちょっと度を過ぎてる感があるんやけど。
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こんなお弁当作られたらさ、普通の弁当の子供が可哀想よな…


さて職を探す五代くん。坂本に紹介されたのは大手チェーン会社の宣伝部。
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どこまでも堕ちていくなぁ五代くんは(笑)
それにしてもいつから「キャバレー」という名称が廃れて「キャバクラ」に変化したのかね?もうすっかり死語の仲間入りしちゃってるもんなぁ…

そしてキャバレーといえばもちろん朱美さん。
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女性芸能人の年齢詐称くらい別にいーと思いますよ、俺は。女の子が若く見せたがる気持ちは分からんでもないもんね…がしかしね、年齢詐称といえばやはりデーモン小暮には勝てません。閣下の年齢は10万50歳ですから(笑)

つーわけで五代くんが保育園を辞めてキャバレーで働いてる事を知ってしまった管理人さん、内緒にされていたことに怒りますが次の日の朝…
管理人さん「五代さん…あの…やっぱり…ちゃんと言ってほしかったです。」
五代くん「はい…すみま…」
管理人さん「とにかく!」
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お弁当でメッセージを伝えようとすると、素人はご飯の上に海苔で字を書いてしまいがちですがこれはオススメできません。85%の確率で弁当箱のフタの裏にひっ付いちゃうから(笑)この管理人さんのお弁当はコロッケの上にチーズを切り抜いて文字にしておるように見えます。さすがだわ、管理人さんは…


さてさてついに犬嫌いを克服した三鷹さん、明日菜さんとの縁談をついに断ります! 

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重い。明日菜さん重すぎ。キングザ100tより重いよこれじゃ(笑)

がしかしこれで足枷のなくなった三鷹さん、惣一郎さんの命日にお墓の前で五代くんと対峙!
三鷹さん「こんな所になにをしに来たんだ?」
五代くん「あ、あんたこそ、なにたくらんでるんです!」
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まぁこれは必要なことよな。旦那に先立たれた女性と付き合いたいと思うんであれば、やはり亡くなった旦那に対して一応の筋は通さねえとね…

そしてここからはめぞん一刻第8巻の見せ場です。惣一郎の命日、管理人さんの再婚話に話題が及び…
お母さん「再婚する気あるのよね、ね、響子。」
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管理人さんが惣一郎さんと結婚したのはおそらく昭和54年の秋です。そして惣一郎さんが亡くなったのは昭和55年の春です。つまり管理人さんは6年も一人ぼっちやったわけですよ。そりゃ再婚を意識したって許されますよ。
まぁ連れ合いに先立たれた場合、男はすぐ再婚してもええけどやっぱり未亡人は最低2年間くらいは亡き夫に操を立てて欲しいもんですな。いや、女性蔑視の考えではないんよ、だけどもそれがやはり女性としての美徳なのではないのかなぁと…

そして管理人さんは惣一郎さんに語りかけます…
管理人さん「惣一郎さん…」
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お墓の前で亡くなった人に語りかける時ってさ、声に出してしゃべりかける?俺はね、がっつり声に出すタイプです。だってその方が気持ちが伝わると思うから。だから俺は墓参りには絶対1人で行きます。周りに人が居ちゃあ何も話せんもんなぁ…
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このシーンはとてつもなく重要です。だって管理人さんの五代くんに対する想いがはっきりと描かれたのはこのシーンが初めてなんですよ(たぶん)
まぁ管理人さんがすでに五代くんを選んでたのだとすると三鷹さんはあまりにも不憫ですがね(笑)

がしかーしここで明日菜さんが再び参戦!
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たしかにここからが面白いんですよ、めぞん一刻は!