ついに北斗の拳も完結!
おまえはもう死んでいる!
さてラオウの息子リュウを連れての旅、最後の敵は…
売れないバンドのベーシストっぽい(笑)
そんなこんなでリュウと別れたケンシロウ、がここでいきなり記憶喪失に(笑)これ幸いとばかりに同じく記憶をなくしたリンとケンシロウをくっつけようとするバット。
マミヤ「バット…でも…本当に…本当にこれでいいのね!」
がしかーしここでケンシロウを狙う最後の敵が登場!
最後の敵にふさわしく悪そうな顔してます。
そんなボルゲにケンシロウを狙わせないため、バットは胸に傷を刻みケンシロウの身代わりに!
バット「オレがボルゲを倒せればそれでよい。もしオレが倒れてもそれはケンが死んだことになる。本物のケンは二度とボルゲの執念におびやかされることはない。」
マミヤ「バット!そこまで…」
バット「オレは…ケンに会わなければおそらくコソ泥のまま野たれ死にしていただろう。こ…これはそのケンのために…」
マミヤさんも止めて良さそうなもんやけどね(笑)
そんなわけであっさりボルゲに捕らえられたバット、ケンシロウの代わりに死を覚悟しましたが…ここに記憶をなくしたケンシロウ到着!
バット「ケ…ケン!こ…ここであんたが殺られちまったらオレは…オレはなんのために!」
バット「死んじゃダメだケン!」
そんなわけでケンシロウの記憶復活。
ケン「バ…バット…おまえの叫びがオレの闇を切り払った。すまぬバット、オレのためにそこまで!」
バット「ケ…ケ…ン…」
いつも心の中でケンシロウのことをアニキと呼んでいたバットにとってこれほど嬉しい言葉はありません…
そしてケンシロウはボルゲを瞬殺。このボルゲ、最後の敵だけあって断末魔も豪華です。
「ぼげぶげぺぷちゃべはぶらぼらびィえかぴぶあぶたびぎょへ!」
まさに総決算(笑)
ところがこれでもまだ死んでなかったボルゲ、バットは自分が生きていてはケンシロウとリンは結ばれぬとボルゲと相討ちに!
そして駆け寄るリンに対し…
バット「オ…オレはおまえなんか知らないただのコソ泥だよ、気にするな。おまえのことは砂漠で拾っただけだ。これだけの上玉だ、大もうけできると思ってな。だがそいつが命とりだったぜ。」
リン「バ…バット…」
バット「い…行けよ…お…お前はおれにとって疫病神だ、とっとと消えてくれ。は…早くどっかにいってくれよ…」
リン「あなたはい…いつも…そ知らぬ顔をしてわたしをかばってくれた…そ…そして今度は命まで捨てて…」
リンちゃんの記憶は戻ってました。まぁ都合の良いこと(笑)
リン「そ…そのバットの優しい目がわたしの記憶を…その優しい暖かい目でいつもいつもわたしを見守ってくれていた…」
そして死の間際バットからケンシロウとリンへ最後のお願い。
バット「も…もしこのオレを哀れと思うのならオレのことは忘れてくれ。そしてケン…どうかリンを幸せに…リンとふたりで幸せになってくれ。し…死んでいく人間の最後の願いだ。オ…オレに約束を!」
これをケンシロウもリンも承諾。
バット「よ…よかったなあリン…し…しかしオレはおっちょこちょいだな。い…いつも自分で勝手に思い込んで勝手に行動起こしちまって…結局ドジふんじまってケンやリンやみんなに迷惑かけちまってな。昔から本当におっちょこちょいでしかたねえなあ…」
ケンシロウ「そんなことはない。この傷もその傷も、おまえの受けた傷はオレやリンのために負ったもの。おまえの優しさの証だ!」
そしてバットとも別れの時が…
バット「こ…これでもう何も思い残すことはない。ケ…ケン!マ…マミヤさん…リン!さ…さようなら…」
ケンシロウ「さらばだバット」
バット死す!
そんなわけで二人で旅にでるケンシロウとリン。がしかしリンちゃんの歩みは止まります…
リン「バットは…バットはよくいっていました。ケンのことを兄と思っていると。心の中ではきっと兄さんと呼んでいたのでしょう。肉親のいないバットはそう呼んでケンを追いつづけていた。そのあなたから最後に弟と呼ばれてさぞ喜んだことでしょう。」
ケン「そうか。」
リン「わかっています。自分が何をしなければいけないかを。」
リン「わたしはバットのそばから離れません。一生バットのお墓のそばにいてあげたい。そうでしょ、ケン?」
リン「わ…わたしは今やっと解りました。誰を愛すべきかを。」
バットが死ぬ前に解ってればバットも報われたのにね(笑)
そんなわけでバットの墓守りとして生きていくことにしたリンちゃん、がしかーしバットはケンシロウに秘孔を突かれて生きてました!そりゃそーだ、こんなバッドエンドは認められへんもんね!
そして一人旅立つケンシロウ…
ケンシロウ「さあ行こう!」う~ん、カッコよすぎです!俺も墓標には名を残さねえようにしよう(笑)
そして長かった北斗の拳ラストカットはもちろんこれです!
いや~お腹いっぱい(笑)
そんなわけで北斗の拳完結!一時代を築いた名作品であることに疑いを差し挟む余地はないです。むしろ今の子供たちに最も読ませたい作品かもしれませんわ…