きよの漫画考察日記794 ベルセルク第10巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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お月様

さてなんとか無事(?)に結ばれたガッツとキャスカ。キャスカはガッツに鷹の団に残れと提案しますが、ガッツは頑なに固辞。
キャスカ「結局おまえもグリフィスも同じじゃないかァ!夢が全部!自分のことが全部!私なんかいてもいなくてもおんなじ…!おまえはまた行っちゃうんだろ!最初っから…そう決めてたんだろ!行っちまえ!勝手に一人で満足いくまで斬り合えばいい…!勝手にどこかでのたれ死ねばいいだろ!」
女のヒステリーってやつですな。まぁめんどくさい…

ところがこれに対しガッツは…
ガッツ
「来いよ。」
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ガッツ「先のことはわからねえ。おまえといることがオレのやりたいことの足を引っぱることになるのか、それともその逆か、今は何もな。だがとにかくこのままじゃ…このままじゃオレはおまえを抱き足りねえ。」
キャスカ「…ば…」
ガッツ
「この先何百回も…」
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男の一番素直な気持ちをぶつけるとこうなるんやろね。だけども「抱きたい」という言葉はあまりにもストレートすぎるから、それを包み隠すために作られた言葉が「愛してる」かもね…

そんなわけでグリフィス救出部隊出発。ガッツはキャスカに残るように言いますが…
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一度肌を重ねるとさ、女の子ってのは一気にその距離感を詰めるもんよな。それまであった壁はどこへ消えたんや?と驚くほどに。

キャスカ
「心配してるんだろ、おまえ。おまえも今は傭兵だろ、作戦に私情を持ち込むな。上官の命令には従え…」
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まぁここからの戦いはハードすぎてキャスカはお荷物ですがね…


そんなわけで内通してたシャルロット王女と合流。シャルロットとキャスカが出会うのは二度目ですが…
シャルロット
「…女の方でしたのね、気が付きませんでした。」
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それはキャスカが少女から女になったからですな(笑)だけども性の低年齢化が進む昨今、見た目で処女かそーでないかなんてわかりません。話してみれば少し感じるところはあるけどな…

ガッツ
「暗いからなァ。女と見間違えたんじゃねえの?」
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パックもイシドロも居ないんでね、ギャグ担当もガッツなんです、この辺りは。


さてグリフィス救出に進む一行。脱出の事を考えればこのままシャルロットを人質にしちゃうのが一番ええんやけども、ここでシャルロットから逆提案。
シャルロット
「私…この城からほとんど離れたことはありません…外の事は何もわかりませんし…馬にも乗れないし…剣も使えません。足手まといかもしれませんけど、ですけど…」
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「人質でも頑張ります」いーですね、こーゆー世間知らず感ドキドキ


さてその頃グリフィス救出部隊とは別行動中の鷹の団の団員は何してるかというと…リッケルトを除いて全員食事中。
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食事と言っても食べる側ではなく食べられる側なんですが(笑)

お久しぶりに登場したこの伯爵に加え…
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このカブトムシとカマキリの使徒、こいつらも後に登場します。
そしてこいつも! 
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ロシーヌ!
次シリーズのボスがここで顔見せ。やっぱ蝕にはほとんどの使徒が集まるようですな。まぁガニシュカ大帝の姿はさすがに見えませんが…


そんなこんなでついに囚われのグリフィスを発見!
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うーん、こりゃ酷い叫び皮は剥かれ、爪は剥がされ、手足の腱は切られ、そして舌まで切り落とされてます…よく生きてたなグリフィス…

ガッツとジュドーはとりあえずグリフィスの仮面を外しますが…
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拷問されたグリフィスの顔、その顔はシャルロットにはもちろんキャスカにすら晒されることはありませんでした。やっぱ女の子には見せるべきではないものってのはあるんよな…
そー考えると女の外科医とかの精神構造は異質だなと思う。よく平気な顔して人の内臓をいじれるもんだわ…

さてグリフィスをこんなにされて、この男が冷静でいられるわきゃないです!
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階段を登りながら30人皆殺しドクロんな無茶な(笑)
このさ、階段って不思議な戦場でさ、下の段の奴が勝てる可能性はほぼ無いよな。それは高低差の問題ではなく、背中側が安定してるかどうかの精神的な要素がデカい。下の奴は常に蹴り落とされる恐怖心と闘わねばならんからな…

さぁグリフィスを逃がすわけにはいかない王様、こいつらを呼びます!
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暗殺集団バーキラカ!
後ろにいる二人は戸愚呂兄弟ではありませんよ、念のため(笑)

そんなバーキラカの最終手段が…
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粉塵爆発!
空気中に酸素と粉塵、そして着火源さえあればこの爆発は起こります。実際トウモロコシ工場や砂糖工場でも粉塵爆発は起こってます。恐るべし粉塵…


さぁバーキラカでも殺せなかったグリフィス。だけども国王は諦めません!
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俺がベルセルクで一番好きな軍団が遂に登場します!この黒犬騎士団とその団長ワイアルドは最高に残忍でありながら最高にお茶目なんですにひひ

つーわけで次巻は鷹の団vs黒犬騎士団!