≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1149 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1149

 

遅れてしまいました。 W50に転送します。 広橋

 

2024年4月30日のブラジルニュースです。(確認4月30日火曜日)

 

為替1US$=5.19レアル(+1.52%)

石油1バレル=US$85.88(2か月先物価格)

 

出来事  1  ブラジルの2024年は、既に17000件の火災が発生している。今年は史上初の火災件数となりそう(記事の見出し)

1万7000件以上の火災、ブラジルは2024年、史上でも最も多い火事数を記録している。この火事記録はローライマ州とマットグロッソ州によって煽られた。1月から4月までの記録は以前2003年に記録されたが、今回は火災史上最悪の記録となっている。

今回は1月1日から4月29日までので、合計1万7千064件が記録された。2023年の同時期と比較して81%も増加している。現在まで最悪だった2003年1月1日から4月30日までの1万6千988件を上回ったことになった。

ローライマ州とトマトグロッソ州が火災増加のランキング上位でそれぞれ4609件と4122件となっている。

下のリスト参照してください。

2024 年のブラジルの州別火災件数:

  •   ロライマ - 4609
  •   マトグロッソ - 4122
  •   パラー - 1057
  •   バイア州 - 971
  •   マットグロッソ ド スル - 958
  •   マラニョン - 781

(サンパウロ在住の感 アマゾン、パンタナル、セラード地方の火災の件数の増加と、ブラジルの穀物生産の増加は正比例しているようで、ブラジル人的感覚では、未開地、空き地に火を入れれて農地を拡大しながら穀物生産も伸びてゆく、客観的に見れば当然のことですが。

一方日本は農地を放置するにと並行して、過疎で農業衰退が増加している。ブラジルと日本の皮肉真真反対の現象ですが、この点を改良する意識が政府、農林省、農業者、若者が何とか

気が付かないと酷い状況が増進して行くようです。早く気が付いて歯止めをかけて欲しいものです)

 

出来事2 南リオグランデ州でまたも大水害  現在のところ5人死亡18人が行方不明。

南リオグランデで水害が発生して現在までに5人が死亡、18人が行方不明となっている。

死者が出たのはパベラーマ市、パンターノ・グランデ市、サンタ・マリア市、エンカンタード市となっている。

州政府は77の地方自治体が被害を受けたと記録している。

 

出来事  3  米国の金利操作を明日に控え、今日のアメリカドルUS$は1.5%も上昇した。(+1.52%)      ドルは1.5%上昇し、FRBの発表を待ちながら5.20レアル近くで取引を終えた。イボベスパ(株式市場)は落ちた。   北米通貨は1.52%上昇し、5.1927レアルで取引された。同月中に累計3.54%の上昇を記録した。証券取引所の主要株価指数は1.12%安の12万5924ポイントで終了した。

(サンパウロ在住の感想 ここしばらくで、アメリカドルが高くなっきました。ロシアの始めたウクライナ戦争で世界経済がショックを受けて世界のインフレが進んできましたが、ここにきて2年たったらショックもショック度が緩んで人間の感覚が慣れてきたのか、ここ1っか月でまたブラジルはドル経済に戻るのか、果たしてロシア・ルーブルや中国元の話題がまた再開されるのか、・・

ブリックス経済の正念場になるのかもしれません。

トランプさんなのかバイデンさんなのかで、年末にかけてまた大きな動きがでそうな「嵐の前の静けさなのか」と思います)