≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1145 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1145

 

W50に転送します。 広橋

 

広橋さん、誠に恐縮ですが、このメールをw-50さんに転送お願いします。 マツエ                         

 

みなさん  こんばんは。

4月26日金曜日午後10時半。

 

老体には、ちと重いので今日金曜日夜の部は、みんなより早い10時に上らせてもらって、帰宅しました。さて今日のブラジルニュースと思ってYAHOOニュースさんを開けたら、???    と思うニュースがありました。

 

読んでみて、これが本当のところのロシアとウクライナの戦争の実態だなー、と思いながら一気に読みました。

極端にアメリカサイドの日本の皆さんに、読んでもらいたいなー、と思いました。

 

金子氏が言われる如く、一歩間違ったら核戦争(第三次大戦)になると、私もかんじています。

一緒に特攻していた隣の友人の目が吹っ飛んだ、という厳しい現場・・・それが現実の戦場なのですね。

何でもかまわないから、1日も早くこの戦争、終わらせてほしいです。そんな実体験記を下に添付させていただきます。

サンパウロ   マツエ                

 

【インタビュー】日本人唯一の″ロシア軍義勇兵″ 金子大作氏が明かす 「私がウクライナと戦う理由」

4/27(土) 8:00配信  2024   FRYDAY DIGITL

 

「匍匐(ほふく)前進をしていると、映画のようにキューンキューンと銃弾が頭の上をかすめて、迫撃砲も降ってくる。誰もが逃げ出したい、死を覚悟する戦いです」 【閲覧注意】「本当に死ぬぞ!」……手榴弾の破片が頬に刺さり流血「生々しい傷跡」戦慄写真 ’22年2月24日から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。発生から2年が経過するなか、ロシア義勇軍に加勢する唯一の日本人がいる。負傷療養のため、現在はモスクワに滞在する金子大作氏(49)がその人だ。かつては自営業者として車の修理をしていたという金子氏は、なぜ兵士に転身したのか。 「事業で成功を収めて、生活が豊かになっても幸せを感じなかった。そんな時、人は何のために生きるのか、生存本能とは何だろうと疑問が湧き、それを満たせる唯一の場所と考えたのが戦場でした」 日本の民間会社が運営する特殊作戦の訓練を受けた金子氏は、タイの軍隊で射撃インストラクターとなる。そして昨年8月、金子氏は志願兵としてロシアに渡航すると、ロシア国防省の4日間にわたる試験をクリア。数百人に一人しか採用されない狙撃兵に着任した。ロシアに加勢する理由を、金子氏はこう続ける。 「ロシアがウクライナ侵攻した最大の原因は、’14年の『マイダン革命』です。この革命以後、ロシアとウクライナの間では軍事衝突が続いていますが、ロシアと敵対している米国やNATOにも非があるなかで、一方的に悪とされているロシアの味方をしたいと思った」 マイダン革命とは、親ロシア政権といわれたウクライナのヤヌコーヴィチ大統領を巡って勃発したクーデターを指す。同大統領を退陣に追い込んだこの出来事の背後には、ウクライナの政権交代を目論む米国の存在があったとされ、のちにオバマ元米国大統領も関与を認めている。 「私が所属していたピャトナシュカ旅団の司令官の一人はウクライナ人です。何人ものウクライナ人がロシア軍に参戦し、元米軍の米国人兵士もいました。日本のメディアを通じて報道を目にすると米国追随の一辺倒で、ロシアが極悪非道のように映りますが、私が実際に目撃した事実とは異なります。ロシア軍のある士官が戦闘の前に、『我々は憎しみあって戦争をしているのではない。ソビエト時代は同じ民族だった。彼らも戦士で、お互いに敬意を払って戦おう。殺すのではなく、負傷させて兵士を減らして戦争を一刻も早く終わらせよう』と語り掛けたというエピソードもあります」 一連の軍事侵攻において、日本はウクライナへの支援を表明している。そうした状況でも、金子氏がロシア軍の中で居心地の悪さを感じたことはないという。 「昨年11月、アウディーイウカでウクライナ軍と高速道路を挟んで対峙した時のこと。向こうは完全な要塞を築いて待ち構えていた。こちらも地下壕を作り暗視カメラや熱監視カメラを用いて、大画面のモニターから敵軍を監視してました。その際、特攻作戦が発動されて10人の志願兵を募り、私は迷わず手を挙げたんです。真夜中に500m先の要塞まで匍匐前進で移動するのですが、ロシア兵の一人から『絶対に行くな。本当に死ぬぞ』と涙ながらに止められました。ウクライナを支援する日本はロシアから敵国扱いをされても、ロシア人は国と人は別物と考えてくれる。日本人だからといって差別された経験は一度もありません」 仲間の制止を振り切って特攻作戦の先頭に立った金子氏。囮(おとり)ともいえる役割を果たす彼は、大きな危機にさらされる。 「この作戦には医療兵すら帯同しません。真夜中なのに、銃撃や砲撃の光で昼間かと思うほど空が明るくなった。100mほど進んだところで、隣にいた兵士が左目を撃たれて眼球が飛び出しました」 要塞まで20mに迫った高速道路の土手で、金子氏は手榴弾の爆発によって腎臓を損傷。二つ目の手榴弾の破片が頬骨を突き刺した。死を覚悟するほどの重傷を負いながらも奇跡的に生還を果たし、ロシア軍に貢献した。 ◆第三次世界大戦も辞さない この戦いはロシア軍に多大なる戦果をもたらし、アウディーイウカ陥落の一助となったという。最前線に立った金子氏の貢献は複数のロシアメディアによって報じられ、英雄視される存在になった。 「私たちのような外国人の志願兵の報酬は1ヵ月で22万ルーブル。日本円で36万円前後です。商売として換算すれば、命を賭してする仕事ではないでしょう。生還できたのは正直、運が良かったからです。でも、素晴らしい仲間のため、また戦地に戻る覚悟もあります」 今年3月にはウクライナの隣国ポーランドのトゥスク首相が「戦前の時代が始まったという現実に慣れる必要がある」と語って大きな波紋を呼んだ。同じように金子氏もロシアメディアのある変化を口にする。 「ロシアメディアはウクライナ侵攻をSVO(特別軍事作戦)と呼称してます。ところが、モスクワ近郊のコンサートホールで145人が亡くなったテロを境に、戦争という表現を使用するメディアが増えた。ロシアでは核戦争も止むなしとの世論も形成されており、他国の干渉次第でロシアは第三次世界大戦も辞さない」 戦争の正義がどこにあるかもわからないまま、犠牲者だけが増え続けている。 『FRIDAY』2024年5月3日号より 取材・文:加藤 慶(ノンフィクションライター)