ふるさと巡り=北東伯の日系社会を訪ねて(5)=乾燥地帯を生かして花栽培 ブラジル日報WEB版より | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

ふるさと巡り=北東伯の日系社会を訪ねて(5)=乾燥地帯を生かして花栽培 ブラジル日報WEB版より

 

個性的な形をしている砂漠のバラ

 

 ふるさと巡り2日目、一行は砂漠のバラ(Rosa do Deserto)生産農園へと足を運んだ。「はて、砂漠のバラとはなんだろうか?」と頭に疑問符を浮かべたままバスに揺られていると、エリアスフジヤマ農園に着いた。
 バスを降りると目の前には、2ヘクタールの広大な土地に40万株ものバラが咲いていた。しかしこのバラ、一般的なバラのイメージとは違い、花は素朴で小柄。その根は大根のように太い。例えるならブルドッグのような可愛さを持っている。