ニッケイパレスホテル 池崎氏が買収 13/04/15 サンパウロ新聞WEB版より | 私たちの50年!!

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ニッケイパレスホテル 池崎氏が買収 13/04/15  サンパウロ新聞WEB版より
 

 
5月から経営権が移行 「日系社会の象徴無くせない」

リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)会長を務める池崎博文氏が今年に入り、サンパウロ市(聖市)リベルダーデ区のニッケイパレスホテル(上野リカルド社長)を買収したことが明らかになった。池崎氏は11日に本紙の取材に応じ、買収の背景には「日系社会の原点であるリベルダーデのシンボルとも呼べるホテルを無くしてはいけない」という、強い危機感があったと明かした。

池崎氏は約半世紀前にリベルダーデ区で起業し、現在聖市を中心に5店舗を持つ美容・化粧品専門店「池崎商会」の取締役も務めている。熊本県出身の85歳で、今なお現役の戦前移民1世だ。
ニッケイパレスホテルは81年創業で、リベルダーデの屋台骨でもあるガルボン・ブエノ街に位置する上野家が代々経営を担ってきたホテル。ニッケイの名を冠す通り、日本語で対応できるスタッフがおりNHKも視聴可能であるなど、主要顧客の日本人・日系人向けサービスが充実しているのが特徴だ。しかし同ホテルは最近宿泊客が減少し、一時は中国系資本への身売りもささやかれていた。

そこを池崎氏が、「ここを中国人などに買われてしまっては、日系社会がシンボルを失ってしまう。日本人がリベルダーデに来て、まるで日系人の存在が分からないようになってしまってはいけない」との思いから、自身で買収を決意したという。
池崎氏は今年既に買収を行ったということ以外、具体的な買収の時期や金額については一切明言を避けたものの、「税金や従業員の雇用問題など、クリアすべき問題がたくさんあった」と、買収に至るまでの多難さをにおわせた。

経営権が池崎氏に移るのは5月からという話だが、今後の同ホテルの展望について聞くと、「既に地上階から8階までのホテルフロアは改築済み。残る9階とレストランの改築にまずは力を注ぎたい」と当面の計画を示した。話が具体的に進展するのは池崎氏に経営権が移行する5月以降の話であり、まだ経営陣の今後などは決まっていないという。3カ月後をめどに公式プレスリリースが行われ、その際に今後の詳細な計画も明かされる予定だ。

ただ、本紙の取材途中に池崎氏は「私は素人なのであまり詳しいことは分からない。本当に自信が無い」と弱気な態度を見せる一面もあった。
最後に池崎氏は、「生きている間は私も頑張りたい。そして、ホテルの建て直しには日系コロニアの皆さんの助けが必要不可欠だ。うちにぜひ泊まってほしいし、またできたら知恵もお貸しいただきたい」と協力を仰いでいた。

2013年4月13日付
 
 
砂古 さん
私はアメリカンエクスプレスカードは使用していません。DAINARSが最近チップ付きのカードを送って来ましたので暗証番号で使用できるかどうかブラジルで試し使えればヨーロッパでも使って見ます。DINERS CLUBは、サンパウロ、リオの空港にVIP ROOMがあり良く使わせて貰っています。
 
現在、ニッケイパレスに滞在中で昼前にCHK OUTして飛行場に行きますが、またDINERSの部屋に世話になりそうです。
 
ところで山下情報で知り新聞にも公開されているようにニッケイパレスは、5月1日よりオーナが変わるとのことで池崎流の経営手腕に期待していますが、色々改造、人事一層もあるようで明るさを感じますが、廊下に飾っている砂子さんのガルボンブエノ界隈の絵は、そのまま残して欲しいですね。3枚だけは写真に収めましたので夜にポルトアレグレに着いてから皆さんにも紹介させて頂きます。
 
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