はげざるのブログ -638ページ目

トトロの蛙の歩き

宮崎駿は大好きで、特にトトロは100回くらい長男・次男と見たろうか。


その中に、蛙の歩くシーンがあります。それがいかにも不自然なんです。蛙は、あんなふうには動かない。


このアニメ映画を作った人たちの中には、実は、田んぼや庭で、驚きの目で蛙をじっと見て時間を過ごした少年時代を持っている人がいないと思いました。


たぶん、田舎で子供時代を過ごした方で、同じ感覚でトトロをみた方が、何千人もいらっしゃるのではないかと思います。


犬のブルブル

今日、帰りの電車で、満員。近くに茶髪のお兄さんがいました。髪が長いので、クッツと首を振って、髪を整える。なんだろう、これ。


自分も、小学校の時に、みんな短い髪なのに、自分だけ気障で、髪をフッツとしたりする動作を時々していたら、上級生にいじめられたな。


そういえば、うちのペットの犬は、ふろ上がりや、いとしいのでなめるように手で撫でたあとで、よく、首周りをブルブルとやるな、家のペットが元気がなくなったら、もしかして、首をクッツと1回ふってそこで止まったりするんだろうか、と連想してしまいました。


チャンス・メイク

昨日、休日だったので、仕事の息抜きに、野球の日本シリーズをTVで観た。そこで、清原と新庄がはしゃいでいるのを見ていたとき、新庄が、あの長嶋の「チャンス・メイク」という言葉を使いました。この言葉、長嶋が使っていた時から、なんか、変な言葉だなと思っていたので、昨日は少し周りの言葉(新聞とか)を探してみて、自分で納得がいきました。私は学者さんではないので、専門的な意見ではないですが、ちょっと調べる時間を持ったのはおもしろかった。


日本語の複合語は、ほとんどが、中国の語順である「動詞+目的語」(たとえば、読書、通院、投稿)か、似た意味を重ねるか「限定するもの+限定されるもの」で合成したもの(たとえば、婚活、冬季、公認、記事、電報)が、ほとんどです。


が、チャンス・メイクは、「目的語+動詞」。この語順は日本語のものでありながら、語彙は英語。それで、なんか不自然な感じがしていたんだと思いました。


チャンス・メイクという言葉を聞くたびに、脳髄にいつもかすかな混乱を感じます。