[佐伯防備隊]由良崎防備衛所・砲台④衛所(2階)

愛媛県南宇和島郡愛南町

 

竣工:昭和15年後半

備砲:50口径3年式14センチ砲×4門

 

由良崎砲台/由良崎防備衛所、両者はほぼ隣接している。ちなみに下記の地図はかなりいい加減な位置関係なので参考まで。

出典:アジア歴史センター「引渡目録/佐伯防備隊」昭和20年8月31日、抜粋・加筆

 

スイカさんのブログ、特に地図が最高にイイです!

出典:スイカさん「戦争遺跡に行ってみた。〜砲台探索と山口県の戦争遺跡〜」

佐伯海軍防備隊探訪⑫~由良崎防備衛所/砲台 その1(見張所)

 

防備衛所(聴音所)の見取り図まで(・∀・)

スバラシイです!

出典:スイカさん「戦争遺跡に行ってみた。〜砲台探索と山口県の戦争遺跡〜」

佐伯海軍防備隊探訪⑭~由良崎防備衛所/砲台 その3(聴音所)

 

防備衛所:重要港湾・海峡などへの敵潜水艦の侵入を探知するために、日本海軍は各地に防備衛所を置いた。防備衛所の標準編制は甲乙丙の3種だが、適時、機材や対応する人員を増減してして調整した。

(甲)水中聴音機2基のほか、機雷と機雷管制機1基。定員は26人。

(乙)水中聴音機2基のみ、機雷を持たず。定員24人。

(丙)水中磁気探知機4組のみ、定員17人

 

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聴音所

ちょっとした平削地になんらかの建物の基礎(上物は木造っぽい)、水枡がある。衛舎があったのだろうか?

 

 

 

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ここは聴音所の2階から下がる仕組み、だったようだ。

 

ここが玄関っぽい

 

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由良崎防備衛所の備品(終戦時)

出典:アジア歴史センター「引渡目録/佐伯防備隊」昭和20年8月31日、抜粋・加筆

 

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屋根は平で、石を置いて偽装している

 

では、入室(・ω・)ノ

 

通信室

 

トイレ

 

 

聴音室

 

 

聴音所からの眺め

階下の破壊された部屋の残された壁がみえる

 

1階へ

 

つづく

 

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