モノを愛するって、命を吹き込むこと
スポーツ万能、音楽も絵も上手で
ヨットを数台持ってて…加山雄三さんみたいな
ステキな人に出会った。
その人、一番カッコイイのはヨットが手作りだってこと。
バブルの頃には数億円で売られていたというヨット。
オランダが英国王チャールズ2世に寄贈した船の復刻版。
バブルが弾けて持ち主は倒産し、
停泊場に置き去りにされていた。
廃船同然のヨットを引き取り、
立派に復元しちゃった。
専門書を何冊も読んで勉強し、
手探りで直していったらしい。
折れた帆柱は、檜材を芯にコーティングし、
大きなマストは、帆布を買ってきて縫い合わせ、
緑青がびっしり付いてた窓枠を銅色に磨き上げ、
ほぼ2年半かけて、見事に蘇らせた。
ヨットの舳先にそっと触ると、穏やかな温もりが感じられた。
きっと、ヨットもその人に巡り合えて、
また乗ってもらえて、喜んでいるんだろう。
🌸🌸🌸🌸💓
最後まで読んでいただきありがとうございまーす!
ヨットを数台持ってて…加山雄三さんみたいな
ステキな人に出会った。
停泊場に置き去りにされていた。
立派に復元しちゃった。
手探りで直していったらしい。
ヨットの舳先にそっと触ると、穏やかな温もりが感じられた。
また乗ってもらえて、喜んでいるんだろう。
モノを大切にするって究極こういうことじゃないかな。
最後まで読んでいただきありがとうございまーす!