大人のいない子供の世界 | 吉田塾の「ブログですから授業料はいただきません」

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毒親なんて言葉が流行った背景に、親以外の大人の不在、が考えられると思う。


親だけが大人の世界にいれば、その親の考えが合っていようが間違っていようが、子供にとってはそれが全てとなり、いざ他者(友達など)との違いに触れた時、自分との違いが受け入れなくなり、変な方向へ爆発してしまう事がある。


一昔前は親以外にも祖父母や近所の人たちが親以外の大人として存在し、親の考えではない他の大人の考えに触れることができ、あーそういうのもありなのね、と違いを受け入れる事ができたのでした。


今は親以外の大人に触れる機会がなく、近所付き合いもなく、学校の先生も子供たちへの責任を取らなく、何かあれば自己責任と突き放してしまうことばかりなのです。


無責任に、嫌ならやなくてもいいよー、とか、縁切っちゃえば楽だよー、とか言う大人ばかりで困ったもんですわ。そんな大人には右から順にゲンコツもんですわ。


不登校が増えている原因の一つに、親以外の大人に触れる機会がなさすぎる、と言うのが考えられる。ここは間違えてはいけない内容なんですが、習い事の先生は親以外の大人に含まれません。近所のおっちゃんおばちゃん、親戚のおっさんおばさん、お店の店長や店員さん、などが親以外の大人になります。こういった方達の考えに触れることが、子供の成長になるのです。


(釣り堀体験、これも成長)