テレワーク前の鳥見@明治神宮が続いていたところで、ふと急にヨシガモに会いたいと思い、
1/29(月)早朝鳥見は皇居のお堀へ。
街中ということもあり、ハクセキレイも異常に距離が近いです。
お堀をのぞくと・・・いました。今年も来てくれたヨシガモ。私は今シーズン初です。
それにしても、この甲虫の羽みたいなメタリックな色・・・見惚れます。
自然の極めて乏しい東京都区部ではどこにでもいるというカモではなく、
皇居のお堀は、数少ない安定的な越冬地だと思います。ミコアイサも再び来てほしい・・・
自然度の高い広大な河原などでは、警戒心も強くなり、まずこの近距離ではみられず・・・
これだけは、街中ならではの利点です。
オカヨシガモも近くに数羽。ヨシガモ同様、水草を盛んに採食。
帰り際、皇居の中心部からヅィー、と飛んできた小鳥・・・ビンズイも登場。
松の木もいっぱいあるし、そりゃいるわな・・・でもよくよく考えると、葛西以外の
区部でビンズイを見たのは初めて。普段行かないところに行くと思わぬ発見があります。
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次のテレワーク日、2/2(金)早朝は明治神宮へ。あいにく朝から雪でも降りそうな天気、
寒い中周っても鳥も少ない・・・綺麗な完熟♂クロジが近くに来たのに、アオキの茂みの
下で暗くて撮影できず。かろうじて撮れた!と思ったら、別個体、若♂でした。
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昨日は久々の多摩川中~上流部へ。1/7以来の訪問、冬鳥もわんさか増えたかな?と
がぜん期待が高まります。
ポイントまで歩くとベニマシコの声!遠いですが、周囲にはアオジ、ホオジロ、シジュウカラ、
そしてカシラダカも。ふと草の中から飛び出した小鳥、双眼鏡をのぞくとベニマシコ♀、
慌てて撮影を試みます。
見事に手前の枯れ草にジャスピン!せっかくそこそこ近かったのに・・・
まあ、またチャンスあるでしょう、と思ったけど、結局この日姿を見れたのはこれだけ苦笑。
そのあと、延々歩き続けるも、河原は静か。どうしたものか・・・
そんな中でも、期待を決して裏切らないのがジョウビタキ。
鳥が少ない時でも近くに来てくれて、楽しませてくれます。
シメは・・・まだまだ警戒心強し。でも渡来当初よりはマシです。
大木のある広い公園のようなエリアから、キーコーヒィ―、と朗らかな歌声・・・
ああ・・・この声を聞くと春を感じます。
イカルの群れ、飛び立つ時に数えると15羽程度は少なくともいたもよう。
前回も出会ったあの群れでしょうか。
色々周って、お昼を食べていた時でした。広大な川の反対側から、猛禽が一直線、
こちらめがけて飛んできます。正面の大木にとまりました。ノスリです。
それにしても近い・・・まったくこちらを気にすることなく、くつろいでいます。
少しだけ近づいたら、正面から睨まれました。やはり猛禽類、迫力あります。
お昼を食べて、ベニマシコの声がする草原を見ていると、先ほどと同一個体らしい
ノスリが舞います。うーん・・・困る・・・
そして、あろうことか数m先を低空で通り過ぎたと思ったら、すぐ近くの土手の看板に・・・
自転車がどんどん向かって来ます、さすがに飛ぶだろう・・・と思ったらスルー。
つづいてランナーが近くに、いくらなんでも・・・と思ったらまたスルー。
これは、、、と思い試しに少しずつ近づいたら、2~3mまで寄ってしまいました。
ひょっとして篭脱け・・・?と思うも、どうもそんな感じもせず。
こう近いと、なんだか有難みもなくなります・・・苦笑
ノスリが近くに来たせいで、案の定、ベニマシコの気配は無くなりました。トホホ・・・
それでも最後に、それまでチラ見ばかりだったカシラダカ、ようやく芝生エリアで
全部で20羽ほどは少なくともいたかと。以前に当地で100羽以上の群れを見たこともあり、
それからするとなんともさびしいですが、それなりに群れてくれていてホッとします。
一生懸命に採餌、遠くから見守ります。
ホオジロ類で圧倒的に多いのはアオジ。ホオジロも少ないです。
ノスリが近くで見れたのは嬉しい反面、欲を言えばベニマシコを同じ距離で
見たかった・・・!
さて、このブログを始めて最初の投稿をしたのが昨年1月30日、気づいたら1周年を
過ぎていました。ブログのおかげで全国各地のブロガーさんと交流もできるうえ、
いろいろ学ぶことも多々あり、そして鳥情報、とりわけ渡り鳥の渡来状況がみなさんの
ブログを拝見することで把握でき、MFでの鳥見に活かせるのがとてもありがたいです。
一方でともするとブログ映えする写真にこだわってしまい、近づいて飛ばしてしまうなど
必要以上に野鳥に負担をかけてしまったかも、とあとで反省することも・・・
原点に戻り、「撮れる機会があれば撮る」を心掛け(写真が撮れなければ文字でカバー笑)、
これからも楽しみたいと思います。