先日、思いがけずウソに出会ったこともあり、先週も平日テレワーク前、
明治神宮での早朝鳥見にいそしみました。
しかし、鳥の数が急に減った気が・・・特に、前週あれだけいたツグミが激減。
23(火)早朝。目立つのはヒヨドリ、シロハラ、キジバト、ヤマガラ、という常連。
うーん・・・まあ、そう簡単にウソやアトリがわんさか出てくる、なんてことはありません。
グルグル周っていると、突然、カラ類の警戒音。見上げるとゆっくり速度を落として
白くて大きい猛禽が、樹冠の間を羽ばたきます、このままそこにとまってくれ~・・・
と念じていたら、ちょうど運よく真上にとまってくれました。
近くにいたカラスと比較すると少し大きいくらいのオオタカ、成鳥♀のようです。
眼光鋭いです。神宮の森の主といった感あり、迫力があります。
鳥との出会いはホント不思議です。広~い森で、なぜにわざわざ真上の木にとまってくれ
たのか・・・もちろん、殆どがすれ違いなんでしょうが、こういう出会いがあると、
勝手に縁すら感じます。
ようやくカワラヒワの群れの中に1羽のアトリをみつけましたが、帰路の低木ポイントでは
ウソにもアトリにも出会えず。
26(金)早朝。2、3日でメンバーがそう変わることもなく、カワラヒワの群れも
おらず静か。
火曜にオオタカ成鳥に出会ったポイント近く、いっこうに会えないルリビタキを
捜索していたところ、ふとみると近くの木にデカい鳥が・・・ノスリでした。
待ちにまった週末。所用重なり、近場のみ。平日鳥活でかろうじて
アトリに会えたものの物足りず、とにかくあの光景が見たくて、昨日は”アトリ公園”へ。
カワラヒワは200羽近い群れ、少しのアトリが混じるものの、アトリの大きな群れには
出会えず、せいぜい30~40羽ほどの群れ。分散しているのでしょうか。
桜の花芽を採食している小群を発見。
少し頭が黒くなってきたよう、夏羽に換羽が進んでいるようです。
先日はみぞれが降るような曇天、公園には人はほとんどいなかったのが、
昨日は10時も過ぎるといつの間にか人出も多く、アトリやカワラヒワの群れも地上に
降りたくてもおりられないよう。降りてもすぐに木に退避、を繰り返します。
人出が多いとどうしても鳥の出が悪くなります。そして、もうひとつ、
出が悪くなるであろう要因が。カワラヒワ数羽を見ていると、カラ類の警戒音。
それも一斉に、こちらがビックリするくらいの必死感。
サッと真上の木にとまったハト小の鳥。ツミ♀です。久々に近くでじっくり見れました。
オオタカ、ハイタカ以上に小回りもききそうだし、カワラヒワやカラ類サイズの小鳥達に
とっては、恐るべき天敵・・・遠くのオオタカやノスリの出現時とは、警戒レベルが
明らかに違っていました。
ツミが出てからは、カワラヒワもアトリも小群でさらにひっそり。
シメもなんだか先月より減っている感あり。
遠くの開けた湿地に、藪から大きな獣・・・イノシシ?!丸々としたタヌキでした。
今日は午前中2時間ほど、自然教育園へ。こちらも今月に入ってから、
とにかくハイタカとノスリが目につきます。
写真には1羽のみしか撮れなかったのですが、ノスリが2羽同時に舞っています。
ツグミが100羽近く入っており、それと同じくらいのヒヨドリも飛び交い、
とにかく騒がしいです。初冬には目もくれなかった、イイギリの実に群れています。
ハイタカが何度も飛び出し、執拗にツグミを追います。
別の場所で、ふと大騒ぎしていたツグミやヒヨドリがシーン。遠くの枝に、ノスリがとまって
います。常連さんが以前にメジロを捕まえたノスリをカメラに収めており、意外に狩りがうまいのかも、こちらもツグミ狙い?近くの枝で、ツグミ10羽ほどがじっとしていました。
なんだかんだ言っても猛禽はカッコいいので、会えると心躍るのですが、
反面、小鳥が出なくなってしまったり、あるいは他の場所に移動してしまう、なんて
こともあるのではないかと・・・なんとも複雑な心境です。
近場のMFで出会える冬鳥のメンバーも固定化しつつあり・・・
そろそろプチ遠出したいです。