本格的な冬鳥シーズン、もう週末まで待てなくなってきて、12(金)はテレワーク前、2時間
ほど明治神宮へ。ツグミが増えてにぎやかながら、目新しい鳥はおらず。それでも、真冬の早朝の鳥見は気持ちがよいです。あっという間に時間切れ、そろそろ帰らねば・・・急ぎ足で駅に
戻る道中、ここにも暗い参道に10羽弱のアトリ。もっと早く登場してよ・・・
昨日は葛西へ。明治神宮とともに今年初の訪問です。干潮はお昼時なので、公園西側を
ゆっくり回ります。
真冬になると、週末でも人が少ないのがいいです。カルガモ達もリラックス。
ここでもツグミが目立ちます。気温が低いので朝日を浴びて日向ぼっこでしょうか。
シジュウカラやアオジ、ウグイスも数が増えて、それだけでも嬉しいもの。ふとみると、
せせらぎに別の小鳥が、とまると尾を小刻みに震わせます。ジョウ・・・いや、
脇腹が綺麗な柚子色・・・!
ここでは久々のルリビタキでした。せせらぎのアシの藪脇、目立つところに出ています。
メスタイプは、つぶらな瞳がたまらなくかわいいです。
干潮までまだ時間があったので、先に淡水池へ。カモは相変わらず少ないです。
そしてふと目の前のアシ原を見ると、至近にオオジュリン数羽が。
森の冬鳥もですが、渡来してから時間も経ち、警戒心もだいぶ和らいできたようです。
ちょっと首がスゴイことになってますが・・・必死の形相でカイガラムシ?を採食中。
磯の小道でキョッ、キョッ、目を凝らすと、林内にアカゲラ♀でした。
干潮になり西なぎさへ。しかし・・・潮見表では、潮干狩りマークも出てたのに、
ほとんど干潟が出ていません・・・。せっかくハマシギの大きな群れが見れると
期待していたのに・・・残念。
それでもこの鳥がやってきてくれました。ふと、1羽だけユリカモメ?が近くに着水、
と思いきや、ズグロカモメ!定着してくれているようでなによりです。カニを採ろうとウロウロ、ちょっとしたらまた東なぎさへ。短時間の飛来でした。
カメラ買ってもうすぐ2年・・・コンデジながら、4K撮影機能というのがあり、これだと
鳥の飛翔もそれなりのが撮れるらしいのですが、まだ一度も使っておらず、今年はこれを
マスターして当地へのヌマアジサシ類の飛来に備えます。(来てくれるかな?)
他にヒクイナの声や、久々に東なぎさにダイシャクシギの姿も。この日は全54種を確認、
冬季シーズン中、60種超えの日も来るかも・・・!
そして本日は、先週に続き初めての訪問となる、都内の公園へ。都市公園というより、
里山をそのまま広大な公園にしたような、とても豊かな自然環境が広がります。
ツグミ、ムクドリ、シメはわんさか登場。そしてアオゲラは少なくとも3個体と遭遇。
今シーズンはアオゲラ、アカゲラの遭遇率が高いです。
最後に会ったこの個体は比較的見やすいところに出てくれました。
ひときわ雑木林が豊かなエリアで、森奥からフィー、フィー、ともの悲しい
ウソの声。見たいけれどなかなか姿を現してくれません。
あきらめて散策しているとエナガの群れが。1mもない距離まで寄ってきます。
ここでもアトリならば、と思っていたものの、広大過ぎるのか、会えそうなところでも
まったくダメ、最後まであえずじまい。
やっと広大な芝生エリアの一画で100羽近い小鳥が地上と木の間を飛び回っていて、
おお!と思ったのですが、カワラヒワでした。当地はイカルやマヒワがよく群れる
らしいのですが・・・マヒワでも混じっていないかと思うものの、すべてカワラヒワ。
それでも、何かに驚いて飛び立つときは、ブルルルルッーーーーというすごい
羽音がし、なかなか見ごたえがあります。案の定、目立つのでハイタカが突っ込んできたり。
全員無事でした。
結局会えた冬鳥は普通種ばかり(ウソは声のみ、あとミソサザイが複数個体いましたが)。
会いたかったイカルやマヒワは群れどころか1羽も会えず。
公園に来るのは、もう少し先でしょうか。とても雰囲気の良い場所、是非また訪問したいです。