なんとか会えました・・・。 | yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

7月も月末、いよいよシギチの渡りも本格的に始まっているかな?と思い、

昨日も葛西へ。9時半頃干潮、暑さもあり6:30頃着。上の池から回ります。

 

正面一番奥のシラサギ達を双眼鏡でのぞくと、ひと際小さい小型のサギが。

よーく見ると・・・ササゴイの幼鳥でした。

 

しばらくすると、こっちに向って飛んできて、他のサギに混じってヨシの塊に

とまってくれます。

 

なんともとぼけたような表情が可愛いです笑。

 

下の池に移動、シギチを期待するも・・・まったくおらず。コチドリも不在。。。

ヨシゴイも飛ばず。

 

鳥類園をウロウロするも、先週末賑やかだったコムクドリの気配も無し。

 

開門と同時に西なぎさへ。こちらもウミネコとサギ類のみ。

東西なぎさ間でようやく、「ピュイピュイ!」の声。キアシシギは20羽くらい、

「キョーキョー」とアオアシシギも1羽混じりますが、どちらも落ち着かず、

キアシシギは対岸のカキ礁に舞い降りるも、岩に紛れてじっくり観察・撮影できず。

 

他のシギチを期待するも、遮るものが一切ない海辺、暑さに根負けし

11時台には撤収。こういう日もありますね・・・ササゴイに救われました笑。

 

 

暑さでグッタリですが、今日も懲りずにシギチ探し。久しぶりに多摩川河口に

行ってきました。2019年のGW以来・・・4年ぶりです。いつもは川崎市側ですが、

干潟に立ち入る人も少ないかな、という期待もあり、今日は対岸の羽田側へ。

 

やはりというか・・・ウミネコやサギ類ばかり・・・。そしてここも当然暑い!

それでもしばらくしたら「ピュイピュイ」の声、1羽だけかなり離れたところに

キアシシギのシルエット。今日はもうこれで終わりかな、とあきらめていたら、

遥か遠方に、30羽弱のシギが群飛!サイズや背中の色味からこちらもキアシシギ

のようです。結局、遥か遠くに飛び去るも、いてくれたという事実だけで大満足。

 

小一時間炎天下で粘り、そろそろ撤収を考えていた時でした。ふと前方の空を

見上げると小型のシギチの小群が飛び回り、グングン近づいてきます。耳をすますと、

「クリリ、クリリ」と小さい声が聞こえます。

 

近づいたと思ったら下流へ。ダメかな、と思ったらまた反転、

(このシギチの反転、大好きです)またグングンこっちに向ってくると、

目の前の干潟に着陸・・・メダイチドリです!

 

カムチャッカ半島あたりの繁殖地から戻ってきたと思うと・・・

なんとも胸が熱くなります。

 

少しオレンジ色の繁殖羽を残した個体。全部で9羽いました。

 

こちらの白味の強い個体は、一番近くまで来てくれました。

 

シギチがいっぱい来ている時は、群れが飛び交い、鳴き声があちこちから降ってくるもの、

でも今日はまったくそんな気配はなく、広大なエリアで小群が目の前に降り立ったのは

幸運でしたし、「たまにはここも来いよ!」とでも言われた気に勝手になりました笑。

8月後半、また訪れようと思います!

 

来週末からは、待ちに待った夏休み、タイ南部に行ってきます。

家族旅行、鳥見目的では無いですが・・・熱帯の鳥との出会いに期待です。