多摩川のベニマシコ(2023/3/7) | yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

冬鳥のシーズンもいよいよ終盤ということで、久々に平日休みをとり、1カ月ぶりに

多摩川上~中流部へ。前回は雪景色、今回は一面の枯野、でもピーカンで汗ばむくらいの陽気。現地に到着、まずはジョウビタキ♀がお出迎え。

 

暑いくらい、のど乾くよねえ。

 

そろそろ衣替えの季節か、羽毛のほころびが目立ちます。

 

住宅街との境の樹林帯では、シジュウカラやコゲラ、そしてエナガが元気です。

 

 

河原沿いに下流に向って歩くものの・・・あれれ・・・2月頭にはそこかしこから飛び出してきた、アオジやカシラダカ、シメが見当たりません。みんな旅立っていったのでしょうか。

 

カシラダカは結局最後まで1羽も出会えず。

 

シメも少なくなっていました。

 

 

下流に向い、草原に低木林がモザイク状に点在する、雰囲気のよいエリアにつきました。両サイド藪に囲まれた小道を歩いていた時です。「ツッ」とアオジらしき声、

しっかり姿みたいな、と少し前進すると・・・目の前数メートルの低木に小鳥が2羽

ひっそりと、思わずフリーズ。「アオジ?」双眼鏡をのぞくと・・・目の覚めるようなバラ色、ベニマシコのつがいです!前回は遥か遠方に♀の姿をかろうじて視認したのみ、こんなに近くに、しかもオスはとてもキレイなベニ色の個体です。アオジが鳴いてくれなかったら気づかないで確実に飛ばしていたところでした。2羽で夢中になって、木の芽らしきものを採食しています。それにしても、モーレツな日差し・完全な逆光なのが・・・なんとも残念!

 

英名Long-tailed "Rose" Finchのネーミングがぴったりなベニマシコ♂。

 

ボッケボケの写真ですが、お顔見ると”猿子”のネーミングも納得なベニマシコ♂。

 

しばらくして飛び去ってしまいました。順光で見たかった・・・

でも贅沢言ってはいけません、またの機会に。

 

 

その後、「キョッキョッ」とイカルが3羽上空を飛んだり。

 

ヤブランの実に集まるというレンジャクは不在。途中、バーダーの方おひとりとも

立ち話、いませんね~・・・と。これまためぐり逢い、です。

 

冬鳥も終盤、渡りの季節が始まっていることを実感した1日となりました。

ベニマシコ夫妻(?)には感謝!