英語プロ家庭教師の前田です。
英検の第2回検定の試験日は10月11日(日)です。
英検の第2回検定の申し込みはもう済ませましたか。
本会場の申し込みは終了しましたが、準会場は現在申し込み中です。
増えた受験機会を最大限活用するためには?
従来型の英検に加えて、S-CBT、CBTが加わったことで受験機会が3倍に増えました。
そこで気になるのは…
S-CBTの合否発表後に従来型の英検を受けることはできるのか?またはその逆は?
ということではないでしょうか。
今日のブログではこの素朴な疑問について検討してみようと思います。
英検の申し込みに関するルール
英検の申し込みに関するルールをまずは確認しましょう。
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入金後のキャンセル不可
S-CBTで合格したからといって、すでに従来型の英検を申し込みしていた場合は従来型の英検をキャンセルすることはできません。返金も不可です。 -
級の変更不可
S-CBTで2級に合格したので、2級で申し込みをすませた従来型の英検を準1級に変更する、ということはできません。
この2つのルールがやっかいなわけです。これらのルールがあるせいで、「とりあえずすべて申し込みをして合格したらその後の受験回はキャンセルする」という戦略ができないわけですね。
S-CBTの合否発表後に従来型の英検を申し込みできるか?
それぞれの試験の試験日、合格発表、申し込み締切り日の3つをにらめっこして1時間いろんなパターンを検討してみました。
その結果は・・・
S-CBTの合否を見てから従来型の英検の申し込みをするのは基本的に日程的に難しそう。*注1
その逆もそう。*注2
*注1
準会場申込みができる人(申込締切が9月10日)でS-CBTを8月1日~16日までに申し込みした人(Webでの合否発表が9月8日まで)はS-CBTの合否発表の後に従来型の英検の申し込みが間に合います。
*注2
従来型の英検の解答速報を見て素点からCSEスコア換算して合否を推測して申し込むのは日程の組み合わせ次第ではできそう。
急ぎの人は受験料が無駄になる覚悟でトリプル受験申し込みを!
では、どうするか?
急ぎでない人は、合否発表を待って不合格だった場合は次の申込みをすることになるでしょう。
では急ぎで英検の合格、英検CSEスコアが必要な人はどうすればいいのでしょうか?
現状では残念ながら、受験料が無駄になることを覚悟のうえで3種類の試験方式の申込みをするしかなさそうです。
申し込み後のキャンセル、級変更ができないのはやはり残念なルールですね。せめて級変更だけでもできるようになれば、さらに多くの英語学習者が英検を活用できるのに、と思います。ここは改善をのぞむところです。みなさんはどう思いますか?