THE YELLOW MONKEY -SUBJECTIVE LATE SHOW- in 愛媛 | あなたの夜を埋める物

あなたの夜を埋める物

ひきこもごもな毎日とテレビ・音楽・本・食べ物・夜更かしの友をご紹介。独り者推奨。

 

 

『THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -SUBJECTIVE LATE SHOW-』愛媛公演に行ってきた。

 

はい。いつの話だよってことですよね、ええ。

記事を書いている現在紅白まで1時間切ってますから、ええ。メカラウロコ27も終わってますね、ええ。

(そしてさらに時は流れ)年越しましたね、あけましておめでとうございます。

 

アリーナからホールへとキャパがぐっと小さくなって、チケット戦争は熾烈を極め、愛媛岡山全滅の中、友人が取ってくれた愛媛公演。

2週間前に電子チケットに表示された座席を見て「この日が私の命日になるのか……」と思ってしまった。

「ライヴでエマちゃん側の最前列で流し目ビームを受けるまで死ねない」という文字にすると非常に痛い夢を当時持ってましてね、20年そこらを経てエマちゃん側5列目端っこ。

花道が真横の座席。間違いなく、エマちゃんが、目の前に、来る。

 

というわけで、花道にメンバーが来たあたりの曲の記憶が完全にぶっ飛んでいる為、いつもに増して薄っすいレポになっております。自信をもってお伝えできるのはセトリのみです(電子チケットだと公演後セットリストを上げてくれる)

 

 

「ひめぎんホールー!俺だー!升は1番最初に売り切れたぞー!」

 

 

Suvjective Late Show

「まあ、これは絶対やるよね」と誰もが思っていたであろうツアータイトル曲が1曲目。

間奏のところでロビンが仮面ライダーの変身(片腕を斜めに伸ばしてゆっくり回転させるやつ)をすることで有名なアレですが、エマちゃんの後ろに回ったもの愛媛では無し。

エマちゃんのギター弾いている時にふわっとした右腕を伸ばすポーズ有。

 

ALRIGHT

1stアルバムから、いきなり2016年再集結曲キター。

かなり記憶が危ない愛媛公演の衣装。

ロビンはジャケットの下のシャツというかブラウスが印象的だった。

淡いイエローとグリーンのスカーフみたいな柄で肘から手首にかけて膨らんだデザインで。昔を思い出す華やかな柄シャツが似合うなぁ(うっとり)

エマちゃんは黒コーデでリボンシャツにロングジャケットでギター貴族再び(うっとり)

ヒーセは白地に袖や襟が黒のジャケットに星条旗とゼブラ柄がミックスされたシャツ。(シャツの説明はヒーセブログからコピペ)

アニーは黒と赤の柄シャツ?数曲で脱いじゃっていつもの(ひどい)

下は基本全員黒。多分(本当に記憶がヤバイ)

 

ROCK STAR

ここから全ての曲で、間奏やギターソロごとにエマちゃんが花道に来るか来ないか気になって仕方なくなる。

 

VERMILION HANDS

ばみりおん!なんということでしょう。

周囲のお客さんを見て、指を伸ばしてひらひらする振りを真似したり←完全に忘れていた。

「爪に火を灯すろくでなし」っていい歌詞だなぁと改めて思ってみたり。

 

I Love You Baby

初めて見た『野生の証明』ツアーをどうしても思い出してしまう。

ライヴのサブ定番?というか今回の選曲は本当に読めなかった。

 

聖なる海とサンシャイン

シングル5バージョン、アルバムバージョン、スプリングツアーバージョン、とにかく色んなアレンジがされた曲。

ほぼ普通バージョンでバンドの音だけで特別変わったアレンジ無しで真っ直ぐな聖なる海とサンシャイン。解散後も大好きでずっと聴いていた曲。

薄曇りの晴れた冬の海が見えた。

 

Four Seasons

「ロックは何かを始めようとしている人が聴く音楽」みたいな意味のことを昔インタビュー記事で読んだ記憶がある。まさにそういう曲だ。

30歳前後のイエローモンキーと20代前後の自分。

あれから年月が流れて、「今更もう新しく始めることなんてもう無いし、出来ないや」と思ってずっと生きていた。

2016年、イエローモンキーの再集結をきっかけにそれが変わった。

昔と同じ様に、変わりたい、がむしゃらに希望を求めている『Four Seasons』を平均50歳のバンドが鳴らしていた。当時よりも強く、強く。

 

SHOCK HEARTS

「この曲入れてくるかー」と完全に予想外だった1曲。

ぱらららっぱっぱーぱぱーらの振り付け好きだ。

 

審美眼ブギ

「絶滅寸前のグラムロックを守っていく」ということだそうで披露された曲。

2ndアルバムってSUCK~しかり、モラリティしかり、アバンギャルドしかり、ここぞという時に使われる印象的な曲が多いことに気づく。

 

Foxy Blue Love

この曲だったかどうか記憶が定かではない。多分この曲だったんじゃないかな?

 

私から半径2メートル以内の距離に、

 

エ マ ち ゃ ん が 来 た。

 

私の前を通り花道の端で片膝をついてギターを弾き、そして再び私の前を通り、男性客に「どうしたの?楽しい?」みたいに目で頷いて微笑むエマちゃん。

腕も脚も全身が細っこくて、ロングジャケットの裾が黒のラメかスパンコールなのがわかって、ただただ、両手で口元を押さえて、必死で目で追いかけて、ただ見つめるしか出来なかった。

そしてスタイルに関しては1番印象に残ったのが「お尻がコンパクト」という自分の着眼点も言葉のチョイスに自分で自分がわからない。

 

SLEEPLESS IMAGINATION

ロビンのモンキータンバリンが見られて満足。

ここまでの流れが完全にメカラウロコすぎる。つうかメカラウロコだよね←違います。

 

パンチドランカー

パンチドランカーツアー113本すべての公演でオープニングに演奏された曲。

バンドの解散の引き金となったツアータイトルの曲。

香川公演1日目に吉井さんがぶっ倒れて、ボロボロの状態で四国を回った事を映画『パンドラ』知ってもう二度と演ってくれないと思っていた曲。

「(パンチドランカーツアーが)バンドのチャンピオンベルト」だと言ってくれた、何度も私を励まし、支え、力を与えてくれた大切な曲。

 

ドラム→ベース→ギターと真っ暗なステージに順にスポットライトが当たるパンチドランカーツアーと同じ演出で音が重なった。

このすべての事実が香川公演2日間、映画パンドラを見た私にとって「ツアーのセットリスト演奏候補曲になったんだ、また演奏してくれるんだ」そのことがとても嬉しくて涙腺がじくじくした。

私と同じように思った四国のファンは多かったんじゃないかなぁと。

 

当時は三国さんだった間奏のキーボードソロを鶴谷さんが弾いたのだが、アドリブのようで嵐のように激しく、しかし曲自体を崩すこと無くきっちりと締める。

あっという間だったので、もう一度聴きたくて仕方ない。

 

赤裸々GO!GO!GO!

「アイラービュー!アイニージュー!」のところでロビンがステージの端から端までダッシュする曲。

30の頃みたく壁に激突する勢いはもう歳だしなかろう……と思ったら、エマちゃんのところまでダダダダと突っ走って髪をひょいを手で書きあげてほっぺにチュー。

アラフィフ元気。エマちゃん大好きか(笑)

 

太陽が燃えている

この後『Father』が来て、メカラウロコかと思ったら野生の証明ツアーだった。

そう錯覚するくらいメカラ成分と野生の証明成分が多いライヴだなあと。バンド人気のきっかけの中のシングルとはいえ、太陽~はそこまでライヴで演ったという記憶があんまり無い。

 

SUCK OF LIFE

メンバー紹介&絡み無しのシンプルバージョン。思ったより物足りなさが無かったのは、逆にこっちの方がレア度が高いからかもしれない(笑)

マイクスタンドをぶん回すロビン見るとテンション上がるよね。

 

Father

 

大きな大地に 耳をあてたまま 目を閉じる

 

『TRUE MIND』で見た間奏でグルグルグルグル回ってペターンとぶっ倒れて、床に突っ伏して歌うあのシーンが再現されていた。

ステージに近かったので実際に耳をあてたまま目を閉じているのか見えなかったけれど、多分耳をあてたまま目を閉じていたと思う(何回言う)

 

砂の塔

今回のホールツアーでこの曲を1番聴きたかった、聴きたくて仕方なかった。

最大の見せ場というか聴かせどころかつ、TV演奏時では全カットされた2分11秒からのヒーセのベースソロを聴きたいという空気が会場中に満ちていた気がする。

動から静、明から暗へと落とし込むヒーセのベース、アニーのドラム、鶴谷さんのピアノ、そして暗闇を掻き切るエマちゃんのギター。

フェロモンギラギラな時期を経て、胸の深いところに沈み込んで、満たしてく、これが2016年のイエローモンキーの音なんだと感じた。

 

JAM&バラ色の日々

バンドとファンが共に育ててきた曲と、解散後に吉井さんがソロで歌い次いで、ファンの想いのなかで育った曲。

これからまたメンバーと一緒に育てていけるんだね。嬉しいな。

 

悲しきASIAN BOY

もうアニーと鶴谷さん以外があっちこっち動きまくり。イエッサーー!!

ここまででメンバー全員が花道に来てくれたので名前と悲鳴の嵐。特にロビンが来た時の反応が凄くて、ロープとスーツのスタッフに阻まれて触れることは勿論できないのだけれど、花道最先端だけは手が届くひともいていいなぁと思っていたのだが、帰りに友人が「吉井さん気持よく歌っているのにスカーフ引っ張られて、心配で、もー!」って怒っていたので、私も気をつけようと思いました(作文)

 

終演後のバンドロゴの照明が緑と暖色系だったので、

「なんでTHEだけ緑なんだろう?」 

「クリスマスだからじゃないかな?」

と時期的にそうかなという返答をしたのだが、緑と暖色は赤じゃなくてオレンジで愛媛みかんだったことを知り、私の“あたかもそれっぽいようで超適当な発言をする”悪い癖が出てしまった。Yちゃんごめんね(超私信)

 

MCの話

ロビン「アリーナツアーでは都会を回りましたが(松山は)セカンドシティとして……」

自分「セカンドシティって何?セカンドの女みたいな意味かな(´ω` )←多分違う。」

 

基本的に真面目半分「自称中二病」半分のMCが多い中、一生懸命言葉を探して話してくれて、地方も大事にしてくれていることがわかって嬉しかったなぁ。

九州で盛り上がったというアニーのおかあさんにオナ◯ーを見られた話、メンバー紹介でキーボードの鶴谷さんがスタンド5階まであるホールなので上の方にも控えめに手を振っている姿を見て、

ロビン「あら、そんなことするようになっちゃって」と冷やかしたり、ヒーセの酢の物ネタはいつまで使うのかなぁとか、エマちゃんに関してはもう大好きオーラが漏れ漏れで「再集結してよかったねぇ(´ω` )」としか(笑)

 

終演後花道でファンにご挨拶中のエマの後ろにアニーがやってきて向かい合って身体を上下に揺らしながら格ゲーの対戦モードみたいにちょっかい出し合って「子供の頃はこんな感じで遊んでたんだろうな」と思わせる弟(49)兄(52)の可愛らしさに私のときめきの導火線がSPARK。

そのあとヒーセも来てくれて両手で、こちらにいっぱいの笑顔で手を振ってくれて四国にまた来てくれるって約束してくれてめっためたにサービスしてくれて四国ファン大歓喜。

 

そんなこんなで半径2メートル以内でメンバー4人を見られました聴けました。

もう全員格好いいの、素敵すぎるの。30のバリバリだった頃と同じいや、また別の格好よさが加わっていて何なのねぇ何なの?←知らんがな。

 

そしてこれは観客あるあるだと思うのだが、終演後に花道に来た時、一瞬だけエマちゃんと目が合ったと信じ込んで、THE YELLOW MONKEYみかん色電飾を撮影して帰った。

いいんだ、想うのは自由だ!

 

「ホールツアーがメカラウロコなんじゃね?」という予想外のセットリストで、メカラウロコ27はどうなるんだろうと思っていたら、ホールツアーから『ALRIGHT』等を抜いて、さらに懐かしのレア曲を入れたセットリストだった。

個人的には2回目の『パンチドランカー』が嬉しかったな。

 

メカラウロコ27ラストで2017年に東京ドーム公演が発表されたので、さあみんな、稼ごうそして貢ごう(笑)

 

 

 

PUNCH DRUNKARD PUNCH DRUNKARD
2,592円
Amazon

 

BUNCHED BIRTH BUNCHED BIRTH
1,620円
Amazon

 

Jaguar Hard Pain Jaguar Hard Pain
2,160円
Amazon

 

EXPERIENCE MOVIE EXPERIENCE MOVIE
2,160円
Amazon

 

 

FOUR SEASONS FOUR SEASONS
2,160円
Amazon