私は「戦争ものは7年に一度見れば十分だ」と決めていて、8月になると毎年恒例の金曜ロードショー『火垂るの墓』も、必ずどこかのチャンネルでやる終戦特別なんたらドラマも、意識して見ないようにしている。
今夜の二十四の瞳もさぞしんきくさいドラマなのだろうと思って見るつもりはなかったのだが、父親が小豆島出身で、言ったら私も小豆島の人間の血が流れていながら、二十四の瞳と言えば小豆島の昔の観光資源のひとつ程度の認識で「そういえばどんなストーリーかも全然知らないや」と、うっかり見てしまったが最後、思いのほか救いの無いドラマでつい泣けて困ってしまった。
ドラマ冒頭は「子供の大合唱がやかましい」だの←鬼か。幼い頃「標準語」だと信じていた讃岐弁が全編使われていて「コレ、よその人が聞いたらやっぱりキツイんかなあ?」と思ってみたり(香川でも特に海沿いの地域の讃岐弁は“喧嘩しているみたいだ”と同じ香川県民に言われることがある)実際どうなんでしょ?
そして「おお、渡部篤郎久しぶりに見たけどやっぱいいなあ」とか、小豆島の景色を思い出しつつ、のんきに見られたのだが後半、夫と娘を立て続けて亡くした大石先生が言葉にならない戦争の悲しみと憎しみをまな板に包丁を突き立てて叫ぶ姿や「笑顔が素敵だ」と生まれて初めて人に褒められた記憶を支えに、笑顔でありつづけたコトヤンの最期や、失明した男子生徒が「どうして自分だけ生き残ってしまったのか」と自分を責める姿は現代でも共感できる想いだろう。
そしてラストの保田圭、いいところを持っていったなあ(浜辺の歌のアカペラ)。
ちなみにドラマに出てきた段々畑も深緑の森も、何もない海辺も、コトヤンのお墓のような昔の小さな石の墓も全部、今の小豆島に在る風景なのでロケにはあまり苦労しなかったと思われる←つまりえらい田舎。
ただひとつ、解せないのは小豆島が舞台のドラマで提供に『揖保の糸』が入っていたことか。小豆島でそうめんだったら『島の光』だろうよ。CM無いけど…。
◎阪神タイガース公認の『タイガースそうめん』も作っている小豆島手延素麺『島の光』HP
http://www.shimanohikari.or.jp/
ちなみに親戚がまさに『島の光』を作っているそうめん屋の一軒で常に我が家には売るほどのそうめんがある。旨いけど…飽きた。