昨年の8月2日、ファンクラブから届いた封筒、私はその中身をすでに知っていた。身体にうまく力が入らなくて、頭がくらくらした。自室でベッドにもたれてしばらくぼんやりと文面を読んで「これは、間違いなく、本当のことなんだ」と実感した。
イエローモンキーの解散通知が届いて、あれからもう1年経ってしまったか。
「付き合ってるけど上手く気持ちが伝わらない男に最後の別れを告げられた気分」
「ず~~っと首を長くして待ってたのにプチっと切られた感じですね、
なんかが終わった、それは一体何?答えがみつからないのな」
あの日、連絡をくれたファンの友達全員が感じている“脱力感”は多分、いとおしさの証だ。ほとんど解散したようなものだと皆思っていたけれど、本当に解散して欲しいなんて誰も願ってなかった。活動休止してから、だんだん聴かなくなってたくせに。こんなにも大好きだったのかと思い知らされた。
中島らも、イエローモンキーほか、色々と自分にとって大切な人たちばかり失ってしまった昨年の夏だった。その後私の生活はがらりと変わった。会社を12月下旬に解雇されたから、東京ドームで最後のJAMを聴くことが出来た。「人間なにがきっかけで変わるかなんてもう分からない」
◎今日の一曲 『JAM』 ザ・イエローモンキー
「素敵な物が欲しいけど なんにも売ってないから 好きな歌を歌う」とライヴでは歌詞を変えて歌ってたっけなあ…。