さいたまマラソンが終わって | 走るの嫌い

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でも速くはなりたい

さいたまマラソンが終わって早くも4日が経った。

 

翌日から練習を再開する予定だったが、現時点でまだ走ることができていない。実は、大会の翌日にすぐに高熱がぶり返して走るどころか歩くことすらままならない状態になってしまったのである。

 

大会直前まで熱がある人と走り終わった後に熱を出す人はそれぞれ一定数いるだろうけど、マラソンの2日前と翌日に38℃超えの高熱を出す人は滅多にいないだろうね。やっぱり本来は走れる状態ではなかったんだろう。かなりの無茶をしちゃったな。

 

マラソン後の高熱の何がたいへんって、ものすごい筋肉痛が襲い掛かってきて大腿四頭筋(太ももの前側)がボロボロ。特に階段を降りる時は手すりがないとまともに動けない状態。

 

昨日、熱が引いて、それと同時に筋肉痛もだいぶマシになって普通に歩くことくらいまではできるようになった。今、無理をする時期ではないので、本格的な練習再開は様子見。身体と相談しながらじっくりと調整していくつもり。一応、閾値走も3月に入るまで再開しない予定。

 

42.195kmを完走するためにこんな感じで多くの代償を支払うことになったけど、ほぼ予定通りの目標タイムで完走できたということには満足している。

 

大会前には「今回こそサブ3行けるんじゃないですか」という声を周囲から結構な数かけられていて、「レース中に足を骨折しなければサブ3くらいは余裕ですよ」と返していた(カッコつけて)。

 

ハリー杉山さんが11月のつくばマラソンで2:56'41"を出していたので、「ハリーがそれくらい出せるなら自分は確実に2時間55分は切れる」という自信もあったし。

 

別にハリーさんを見下しているというわけではなく、ハリーさんの普段の練習内容や過去のフルやハーフのタイムからして、高速コースのつくばと記録が出にくいさいたまという違いを考慮しても、自分がハリーさんより遅いタイムを出すとはとても思えなかったんだよね。

 

自分で自分の実力をよく理解できているなと感心。と言いつつ、これでサブ3すら達成できなかったら滅茶苦茶恥ずかしかったもんな。とりあえずホッとしたよ。一緒に走った人からは、「サブ3はすごい」と褒めてもらったんだけど、個人的には、一緒に走った中の一人の方がすごいと思った。

 

50歳半ば、週1〜2回の練習でネット3時間30分を切るという自己ベスト。ターサージャパンという薄底シューズだったので、新浦和橋で脚をやられてしまい、最後の方は歩きながらでもこのタイムが出せたそうな。しかも走る直前にもタバコを吸うというヘビースモーカー(走り終わった後もすぐ吸っていた)なんだから恐れ入る。フルマラソンだと途中でニコチンが切れるので、本当はハーフマラソンまでが良いという、とてもランナーとは思えない理由でありながら自分と同じハーフマラソン派な方です。

 

自分も過去2回のさいたまではターサージャパンを履いたので、ターサージャパンの走りやすさと脚への負担がどれたけのものかがよく分かる。今の自分ならターサージャパンを履いても3時間切ることくらいは問題なくできるだろうけど、怪我する可能性は否定できない。

 

その点、メタスピードスカイはボヨンボヨンと弾む感覚で、ものすごく走りやすかった。私史上、一番じゃないかな。

 

 

…あれ、何の話をしていたんだっけ。話がいろんなところに飛んでしまってまとまらないけど、何よりもまずは元気を取り戻さなきゃ。