70歳以上の限度額適用認定証は必要なのか?
2018年8月1日に70歳以上の場合の医療費負担が変わった話を昨日いたしました→こちら「限度額適用認定証の発行って必要なの?」という質問がありましたので、追加情報です。答えは、70歳以上の場合所得に応じて限度額適用認定証は必要です!今までは70歳以下の場合のみ医療費が高額になる時に限度額適用認定証の発行が必要でした。70歳以上の場合は所得が少ない場合だけ限度額適用認定証が必要でした。今回の改正では、一定以上所得者、一般、住民税非課税等の3つに所得区分が変わりました。そのうち一定以上所得者が所得に応じて3つに分けられています。①課税所得680万円以上②課税所得380万円以上③課税所得145万円以上です。このうち、②と③の場合は限度額適用認定証の発行が必要です。②の場合は、167,400円〜(総医療費に応じて変わる)③の場合は、80,100円〜(総医療費に応じて変わる)となります。限度額適用認定証を提示しないと252,600円〜(総医療費に応じて変わる)まで上限額が上がります。限度額適用認定証を提示しなくても2、3ヶ月後には支払いすぎた分は返還されます。多少の期間でも多くのお金を払うことのないように限度額適用認定証は病院でしっかり提示しましょう!