今回の事業に関しては、現在住民訴訟が起されており、数年の後には何らかの判決が下される。住民訴訟とは離れた所で、平成31年春~現在まで、一般常識の範囲で考え続けるなかで、問題と思うことを70回近く書き留めてきた。

 

最後に、総括として何点かに別けて記載する。

 

①  用地買収に関すること

・ブログでは宅地並価格での用地買収に関して、一切触れていない。

ブログをお読みいただいてきた方々には、奇異に思えたのではと思う。

・住民訴訟との関係があり、これまで触れないできたし、今後も触れることは考えていない。一言だけお断りしておくが、住民訴訟を戦っておられる方々とは、同じ考えではない。

・勿論、付随的には耕作権がらみのことは記事として書いているが、用地買収と直接的な関係はないと考えている。

(関連記事)

覚書(耕作権)

用地買収代金支払(耕作権)

用地交渉日誌(耕作権)

確認書(借地権:耕作権)

裁判(耕作権)

 

②  住民運動の捉え方に関すること

・平成31年春から起った、住民投票条例署名活動(道の駅に反対する会)

 の活動が、猪名川町行政を大きく動かしたことは間違いない。

この住民運動が、町のつまずきの始まり

 『覚書』で事業者決定後用地買収、令和元年秋の町長選挙への元職員参戦、万善道の駅駅長に絡む裏工作。その結果として、令和2年3月議会で、道の駅事業予算全削除が1票の差で否決されている。

・この、予算審議での1票の差が、同年10月頃に決定した「年度内購入」に大きな影響を及ぼしている。堂々と議会議員へ年度内購入を説明しておけば、町行政は以降の地権者への動きを秘密裏に行なう必要はなかった。

(関連記事)

初めての住民運動

住民運動妨害

検証委員会に住民運動が無視された

住民運動と町議会選挙

町長への手紙(住民運動)

 

次回は「行政内の起案書に関して」について書く