ばあさんネタ、たくさん書いて来た。同じ粗相を繰り返すし、もう新鮮な事件もない。私は何でもすぐ忘れるけど、しっかり覚えている強烈なネタ。
17年前、義妹(ばあさんの娘)が出産で北京に来た。いや、違う。当時妹はカザフスタンに住んでいて、カザフスタンだと出産が公費だか、とても安いかで、あちらで産む予定だった。仕事で(って妊婦だから大きなお腹を抱え)カザフスタンから広州へ行き仕事を済ませ、両親のいる北京経由でカザフスタンへ戻る予定だった。
ところが、出産予定日より3か月くらい前なのに、どこが悪いか忘れたけど、北京で緊急入院。動いてはいけない状態になった。六人部屋だったかな。
入院中はほとんどばあさんが付き添った。義妹が残した食べ物を「アトリエの犬にあげる」って、この私のうちにばあさんが持って帰って来るようになった。すぐにアトリエに行くとは限らないから、私の冷凍庫へ。そこまでは目をつぶる。やがてあろうことか、同じ病室の人の残飯まで持って来るようになった。怖い。気持ち悪い。
冷凍庫がパンパンよ。その頃はじいさんもダンナもこの家にいた。ばあさんが残飯を持ってくることに対して、ダンナが「やめて!」と強く言い、じいさんも「そこまでして持ってこなくていい!」と言った。
良かった。もしこれが三人で「犬のエサ代がうくね」なんて言ったら、即離婚だわ。
出産関係であと一つ。私が出産した前の年に、北京にいた義弟に子どもが生まれた。うちの一家はみな黒竜江省の出身で、戸籍も、身分証の住所も黒竜江省。北京に住んでいて北京戸籍じゃないとものすごく不便。北京戸籍でないことで受けられない待遇がたくさんある。
ばあさんが私に「子どもが生まれたら、あんたたちの子どもってことで届け出たら、北京戸籍がもらえるよね。日本人は何人産んでもいいんでしょ?」。
ぶっとばしそうになったよ。ダンナが「それはダメだ」とはっきり言った。良かった。まともな人で。こういうとき四面楚歌になったら非常に困る。
ちなみに日本人の私は、ダンナが「何人(ナニジン)」であれ、中国で子どもを二人産んで、日本大使館へ行って手続きをし、日本国籍を二人とも取ることは可能。でもダンナが中国人で、二人の子に中国籍を取りたいなら、二人目は罰金だった(今は罰金なし)。だから、ばあさんの提案は無理だった。
私が思い出す大きいネタはこの二つ。まあ本当にいろいろやらかしてくれた。
犬に鶏の骨をあげようとするから、私が「ダメです」と言ったら、「没问题。狗笨(大丈夫。犬はバカだから)」って言ったの思い出した。腹立つ!!
本日は「あなたのとっての思い出深いばあさんネタ」をコメント欄へどうぞ。あと「ばあさんファンです」もどうぞ。結構いるんだよなー。アタシの敵、アルよ。
これから「じいさん編」「娘編」「息子編」「私編」も書く。それぞれ、「思い出深いネタ」など教えて欲しい。
以下、一週間で削除する。
ばあさんの抖音。アプリのある人、どうぞ。私、抖音は今この記事を書く都合スマホに入れたけど、また消す。
https://v.douyin.com/ijey8Vkj/ 5@7.com
開けるかな?アプリないとダメか?