一昨々日より続く。
湖南旅行最終日。泊まったホテルのあたり、零陵古城の一帯は1日あったら、ほぼ全部まわれる。四日目はちょっと遠いところへ向かう。
車を呼んで、永州八景の一つ「香零烟雨」へ。
香零山阁，始建于唐初、同治二年重建、供奉观音。位于永州市零陵香零山村茆江桥附近，香零山系天然石矶组成小岛，唐代著名文学家柳宗元在贬居永州期间，游览香零山，并写下“双江汇西奔，诡怪潜坤珍。”
唐の創建。清に再建。柳宗元が左遷されて永州に住むようになったとき、ここに遊び詩を詠んだ。ビルは建ってるし、風情がちょっとアレだけど。
川に浮かぶ小島に一軒。
木があって、しっかり撮れない。誰も見に来ないようなスポットだし、船も出ていない。
同じところとは思えない動画。撮り方、うますぎるでしょ！どうやったらビルが入らないのよ。
この近く。廃墟。別荘地帯のようだった。
ここに着いて車を降りたとき、運転手に待ってもらった。料金は後で相談だ。とにかく遠くへ行くから。途中の景色。
次の目的地は「淡岩」。そこにも磨崖があると、磨崖拓本博物館で紹介を見たし、去年行った人の動画を小红书で見た。でね、行ったら「兵器工場」だった。看板にそう書いてある。道がわかりにくいが、行きたいのは絶対にそっちの方向。兵器はダメでしょ。でも聞くしかない。入口まで行って、外国人だとバレない自信を持って、小红书の動画を見せて、「これはこの中にあるんですか？」と聞くと、「ここは保密单位だから入れないよ」と。そりゃそーだ。中国人だって入れない。「どこから来たの？」「北京です」「そんな遠くから？」って顔をされた。「でもダメなんだ」「わかります」。諦めて去る。
車は1日借りることにした。「ここから近いから周家大院に行くといい」と教えてくれた。途中、景色がいいところはちゃんと車を停めてくれた。写真の撮り方が悪いんじゃない！肉眼のほうがよかった！
到着。運転手が言っていたけど、「この村は周さんしかいない」って。周家大院はお屋敷。
大院始建于明代宗景泰年间（1450—1456年），大院坐东南朝西北，总占地面积100余亩，建筑面积3.5万平方米，计有门楼六座，正、横屋180栋，大小房屋2000多间。
明代に建てられた。うちのアトリエは相当広いが３亩。33倍もあるんかい！わたしまけましたわ。
入場無料。入口。
面白い字があった。上手いかどうかは別にして。
いいね。山に囲まれて。
建物を出ると、後ろにも参観できる屋敷がある。
井戸。
「新院子」と言ったって、清の時代の建築。
住んでいる部屋もあった。そこも参観できる。
そして、ホテルの方まで戻る。ホテルから近いところは大きなレストランが少ない。前日食べた「食膳人家」へ。
今回はあった、剁椒鱼头。この赤いタレに麺を入れて食べる。その頃にはタレが冷えている。北京で食べた人が温めてもらったことがあるというので、ここの店員に言ったら、「温かいから大丈夫」と。仕事をしたがらないのしょうがない。
食後すぐ後ろの「武庙」へ。初めの３日傘を差すことがなかったが、この時初めて差さざるを得ない状況に。私、カッパ着た。
永州武庙
始建，明代洪武年间，明末毁于兵火；
清初，重修，历经多次修缮；
现存，清光绪十年(1884年)重修；
2013年7月8日，保护性重修。工程总投资1100万元，建设工期400天。
文庙と武庙があって、文庙は孔子を、武庙は関羽を祀っている。つまり関帝廟だ。
スマホで支払うと、上に電光で名前が出て、祈願してくれる。初めて見たが、ほかの地方にもあると聞いた。北京で見たことないのは、お寺なんかに最近行ってないからか？
一番奥が古い建築。結構、雨が降ってるのわかる？
ここにおみくじがあったけど、見張りもいなくて放置状態。つまり見放題。どれを見ても、悪いことばかり書いてあった。全部凶かい！！
展示はいろいろあったが、何も覚えてないな（おいおい）。
ここからホテルへ。時間に余裕があったので、コーヒー頼んでゆっくり休み、出発。
永州零陵机场へは18キロ、30分。帰りのフライトも飛行時間が予定より少なかった。22時前には無事帰宅。これで旅行記は終わり。楽しかった。勉強にもなった。次回、また別のところへ行こう。
