昨日書いたとおり、昨日は「520」の日。路上で花を売っているのを見たし、花を持っている女性も見た。ネットで見た写真。オフィスビルの一階でしょう。配達員はロビーにまでしか届けない。
入籍した人も少なくない!
#小满遇上520北京结婚登记小高峰#
本題。
オークション最大手の嘉徳は大きいのは年二回開催していて(その他、小規模のオークションあり)、「春季」(後期)の展覧会は四日間で、今日が最終日。10時から15時まで。明日からオークションが始まる。北京にいる人で書画に興味あったら、行って来て!予約、パスポート不要。無料。場所は自社ビル、嘉德艺术中心。地下鉄8号線「中国美术馆」駅出て真上。
入る。中の正面が目玉。
元代の趙孟頫の行書の手紙3通。
乾隆帝、嘉慶帝、宣統帝の印あり。
横に展示されている、これも目玉。傅抱石。タイトルは「西岳雄姿」。アクリルもロープもなく、簡単に手で触れる状況だったけど、大丈夫か?
この作品について説明している動画。
「1960年に石魯(著名な画家)が傅抱石を連れて華山へ行った時の風景を、1963年療養している杭州で描いた。釣魚台に飾る作品が必要で、政治家の李一氓が傅抱石に依頼した。大きい作品と言われて、傅抱石は華山に行ったことを思い出して2点描いた。一点は今も釣魚台に飾られている。傅抱石の習慣で、絵を描き終わったら落款を書かず放置。必要になったら書く。そして書かずに死去。ここには親友の関山月(著名な画家)の跋文がある。二人は仲が良かった」。
以下、気になった作品をば。何绍基。
金农。
祝允明。私はすご〜く変わった字が好きだけど、これは祝允明にしてはきれいだな。
郑板桥。
私が写真を撮ったのはほぼ書作品だけど、水墨画がたくさんあった。二階へ。
黄永玉(1924-2023)。強烈なインパクトのある絵だ。
双猴图。
黄永玉の今回の作品はここにたくさん載ってる。
地下一階にも書画、あと少し拓本。洛陽の龍門石窟にある「始平公造像記」。
ここで撮った写真はすべて个人图书馆にアップした。見終わって、昼食。徒歩で北上。
中国美術館の東側、こんなふうに変化していた。
レストラン「盛福年」に到着。
北京ダックを食べている人多かった。ちょっと西へ行ったら、景山公園、故宮。地方からの観光客が多いと思う。
四人でこれら。
食後、すぐ北の元工場。
屋上に上がる。
三つカフェがあり、一番手前の店に入った。店内ではお高い陶器、刷毛、ほうきなどが売っていた。
二階の室内。
二回の室外でコーヒーを飲んだ。
三階は暑くて温室状態。
遠足、終わり。