嘉徳オークション2024春季+中国美術館付近+工場跡 | みどりの果敢な北京生活

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6月22日。最高気温32度。最低気温21度。空気質量指数122。

昨日書いたとおり、昨日は「520」の日。路上で花を売っているのを見たし、花を持っている女性も見た。ネットで見た写真。オフィスビルの一階でしょう。配達員はロビーにまでしか届けない。
 
入籍した人も少なくない!
#小满遇上520北京结婚登记小高峰#

 

本題。
オークション最大手の嘉徳は大きいのは年二回開催していて(その他、小規模のオークションあり)、「春季」(後期)の展覧会は四日間で、今日が最終日。10時から15時まで。明日からオークションが始まる。北京にいる人で書画に興味あったら、行って来て!予約、パスポート不要。無料。場所は自社ビル、嘉德艺术中心。地下鉄8号線「中国美术馆」駅出て真上。

 

 

入る。中の正面が目玉。

 

元代の趙孟頫の行書の手紙3通。

 

乾隆帝、嘉慶帝、宣統帝の印あり。

 
横に展示されている、これも目玉。傅抱石。タイトルは「西岳雄姿」。アクリルもロープもなく、簡単に手で触れる状況だったけど、大丈夫か?
 
この作品について説明している動画。
「1960年に石魯(著名な画家)が傅抱石を連れて華山へ行った時の風景を、1963年療養している杭州で描いた。釣魚台に飾る作品が必要で、政治家の李一氓が傅抱石に依頼した。大きい作品と言われて、傅抱石は華山に行ったことを思い出して2点描いた。一点は今も釣魚台に飾られている。傅抱石の習慣で、絵を描き終わったら落款を書かず放置。必要になったら書く。そして書かずに死去。ここには親友の関山月(著名な画家)の跋文がある。二人は仲が良かった」。

 

以下、気になった作品をば。何绍基

 

金农

 

祝允明。私はすご〜く変わった字が好きだけど、これは祝允明にしてはきれいだな。

 

郑板桥

 

私が写真を撮ったのはほぼ書作品だけど、水墨画がたくさんあった。二階へ。

 

黄永玉(1924-2023)。強烈なインパクトのある絵だ。

 

双猴图

 

黄永玉の今回の作品はここにたくさん載ってる。

 

地下一階にも書画、あと少し拓本。洛陽の龍門石窟にある「始平公造像記」。

 
ここで撮った写真はすべて个人图书馆にアップした。見終わって、昼食。徒歩で北上。

 

中国美術館の東側、こんなふうに変化していた。

 

レストラン「盛福年」に到着。

 

北京ダックを食べている人多かった。ちょっと西へ行ったら、景山公園、故宮。地方からの観光客が多いと思う。

 

 

四人でこれら。

 

食後、すぐ北の元工場。

 

屋上に上がる。

 

三つカフェがあり、一番手前の店に入った。店内ではお高い陶器、刷毛、ほうきなどが売っていた。

 

二階の室内。

 

二回の室外でコーヒーを飲んだ。

 

三階は暑くて温室状態。

 

遠足、終わり。