緊急で動画まわしてます(ヒカルかっ!)。動画じゃなくてブログだけど。台湾の故宮へ行く人がいるから、ホームページからどれを見たらいいかピックアップしようとしたら、しっかり記事になってしまった。
開催中の展覧会
①方寸銘情
2024-04-12〜2024-06-23
北部院區 第一展覽區212
清、民国の篆刻。知らない人ばかりだ。
②筆墨見真章-故宮書法導賞 (2024-II)
2024-04-12〜2024-06-30
北部院區 第一展覽區204,206
書道(真蹟)の展覧会。写真と説明5点
北京であまりにもいい作品をたくさん見ているので、これらはチト物足りない。この中では「祝允明」が私の大好きな書風の書家だが、この作品はきれいな普通の字。できれば「祝允明」の個性が出すぎている作品を見たい。
リスト
唐顏真卿書爭坐位帖墨拓本(唐の顏真卿が書いた争坐位稿(争坐位文稿とも)が一番見るべき拓本。
765年、顔真卿56歳のときの書。時の右僕射・郭英乂が、百官集会の公式の席次を権力によって変更し、 古来の礼制を乱したことに対する抗議文。肉筆は失われ、宋代に刻された碑が西安碑林に展示されている。拓本は複数ある。
③巨幅名作 (2024-II)
2024-04-09〜2024-06-30
北部院區 第一展覽區202
大きな作品(画像と書)の拓本展。写真と説明6点
リスト
漢・武都太守李翕碑暨碑側黃龍白鹿朱墨拓片
漢・嵩山少室石闕銘墨拓本
漢・孝堂山石室石刻畫像拓片
漢・武氏祠畫像石刻拓片
漢・李翕析里郙閣頌墨拓本
郙阁颂[fǔ gé sòng]东汉摩崖石刻
《郙阁颂》是刊刻于东汉建宁五年(公元172年)二月十八日的一方摩崖石刻,由仇靖撰文、仇绋书丹,属隶书书法作品,原在陕西略阳县嘉陵江西岸,现存于略阳县灵岩寺。
《郙阁颂》通高170厘米,宽125厘米,刻文19行,满行27字,记述了东汉武都太守李翕重修郙阁栈道之事。书法上,其用笔于圆转中又增方折,结体内敛,章法茂密,俊逸古朴,大气磅礴,风格属于雄壮、朴茂一类,与《石门颂》《西狭颂》并称“汉三颂”。
某ネットから。
漢中の「石門頌」と成県の「西狹頌」と合わせて 「漢三頌」と呼ばれる。知らなかった。「石門頌」も「西狹頌」も有名だから知っているけど、郙阁颂は知らなかった。
漢・武都太守李翕碑暨碑側黃龍白鹿拓片
④國寶聚焦 (2024-II)(絵画)
2024-04-04〜2024-06-23
北部院區 第一展覽區208
⑤筆歌墨舞—故宮繪畫導賞 (2024-II)
2024-04-04〜2024-06-23
北部院區 第一展覽區210
水墨画。写真と説明5点は、私でも知っている有名な画家ばかりだ。北京の故宮で見る水墨画を比較すると弱いけど。
HPに写真はないけど、この二人は書家でもある有名な人。
・明・文徵明・林泉雅適圖并書七言長句
・吳昌碩の作品4点
以上が特別展について。
私が台湾の故宮へ行ったのは2019年だが、入ってすぐ右にスタンプがあって、書道関係でいうと、「毛公鼎」があった。今日、印刷博物館へ行ったとき、複製品を見た。
これが台湾故宮で撮った本物。
ほかに青銅器で見るべきは「散氏盤」。