ブログ開設19執念(まま)記念2ダンナ | みどりの果敢な北京生活

うちのキャラ立ちしてる家族のことをシリーズで書いていこう。まずはダンナ。

 

以前クイズにしたことがあるけど、ダンナが日本へ行くとき日系の飛行機を選ぶのは、機内食にハーゲンダッツが出るから。中国のハーゲンダッツは確かに高い。盒马だと81gで29.9元(≒646円)。日本の希望小売価格を調べたら110mlで351円。

 

飛行機で食べなくても、日本着いてから買えばいいし、飛行機で食べても食べなくても、実家近くのコンビニでも絶対に買うダンナ。そんな好きならと思い、私が「もう一個買う?」と言うと、「不能再幸福」(これ以上幸せにならなくていい)。二個買わなかった。貴方の「幸福」はささやかだね。

 

3月だったかな。私がアトリエに行くのに、車で迎えに来てくれた。車に乗って、ダンナが友達に電話。「今家にいるか?うちの奥さんと行くから!」。え!突然?顔は知ってるけど、お宅は行くのは初めて。「果物でも買っていこうよ」。「不要」。遠慮のないダンナ。

 

1980年代、美大を受けるにあたり、北京の美大予備校に行っていたダンナ。ちなみに美大予備校は中央美術学院の中にあったという。今では考えられない。そもそも美大予備校も少なかった時代だ。その時一緒に学んだ友人。彼は美大に行かず、美術とは関係ない仕事に就いた。すでに退職している。

 

北京人なんだけど、元の家はそのままで、長年別のところに住み、退職したので、また戻ってきたという。ちょっと郊外。ビル群を抜けると、いきなり「村!」という平屋の一帯になる。その中に彼の家があった。

 

家の前に車を停め、友人が出て来たら、「強力なボンドを持ってこい」といきなり言うダンナ。命令口調はやめなさいよ!外れそうだったサイドミラーを取り付けた。

 

次の写真はアトリエ。

ダンナ:俺が買ったものを見たいか

私:見なくていい

ダンナ:見せる

私:見ない

 
私を無視して出すダンナ。だったら「見たいか」って聞くな!
 
去年から写生してるじゃない?だいたい山の中だから、食べるところもなくて、外でご飯が食べられるようにいろいろ買ったと言う。次回は私も是非行きたい。白いプラスチックは卵を入れる専用の容器。え?要るか?
 
あ、これも書いておかないと。ダンナ、真っ裸で寝る。昔からブログ読んでいる人はみな知っているが、人に話すと驚かれる。中国人では珍しくないと思う。私の友人のダンナは寝る時、上は着てて、下は履かないと言う。え?何の準備?
 
アトリエでは二人で掛け布団が一つだから、私が寝相悪くて動くと、布団が動いて、肩が寒いと言いやがる。「いやいや、私のようにパジャマ着て寝ればいいのよ。裸だから寒いんだよ」と言っても、「それは関係ない!」と。
 
関係あるわ!
 
特に冬は掛け布団と体の間にちょっとでも隙間ができると「寒い」とのたまう。電気の暖房をつけてもアトリエは寒い。私が足を立てると、「何してる!隙間風が入る」などと、面倒くさい。たまにしか会わないからいいけど。
 
最後に私に送ってきた写真を貼っておく。2024年3月の写生。北京郊外。
 
 
ブログ始めた頃は、私、ダンナの文句をたくさん書いていたよね。「離婚するぞ、ごるあ」って100万回書いたよね。文化の違いを受け入れず寛容でなければ、離婚していたに違いない。私の忍耐力は「おしん」並みだから。よく耐えて来た。ドMでよかった(のか?)。
 
でも深く考えると、ダンナは常識人。じいさんばあさんみたいな常識だと無理だもの。

ブログ開設19周年記念記事なので、ダンナ関連で「この記事印象深かった」「ファンです」など、プリーズ。
 
じいさん編、ばあさん編に続く。

 

 

おまけ:クイズの答えは5月中に出して、今年分を一回〆る。賞品出す。いずれも元記事にコメントしてほしい。

 

①私にとって生まれて初めての課金は何に?

②和食屋のテーブルにあったものは、醤油の他に何?

 

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