河北定州旅行記5(最終回):文廟+帰途へ | みどりの果敢な北京生活

みどりの果敢な北京生活

11月13日。最高気温17度。最低気温9度。空気質量指数107

昨日より続く。

遅い昼食を終え、お腹パンパンになって、すぐ近くの「文庙」へ。

 

定州文庙。唐大中末年(约857~858年),定州帅卢简求废佛寺创修定州文庙。 占地12629.4平方米,分南北两部分,北院坐北朝南,有东、西、中三个相邻的院落,建筑布局为中轴式。东院主要建筑为崇圣祠与魁星阁;中院为大成殿、戟门、棂星门;西院为明伦堂。南院坐南朝北,为四合院式的节孝祠。

 

文廟=孔子廟。

 

入ったら右と左に「东坡双槐」。蘇東坡が植えた二本の槐(エンジュ)の木。

 

 

蘇軾は1093年10月から1094年4月までここ定州の知事を務め、そのあと惠州、儋州(広東省)に左遷された。

 

いま蘇東坡について日本語と中国語でいろいろ調べていたら、アメブロ発見。「トンポーロー」の「トンポー」は蘇東坡の「東坡[dōng pō]」だからね。

 

大成殿。孔子を祀る場所。

 

左右に「西庑」と「东庑」。

庑[wǔ] 1.堂下周围的屋子。2.堂下左右的屋子。3.堂下四周的走廊。

 

味のある扁額。上手い!

 

このあたりの木はすべて曲がっていて、「侧柏」と書いてあった。

 

そんなに広くないし(中国基準で)、参観終わり。向かいの建築、いい感じ。

  

 

駐車場に向かうべく、来た道を戻る。崇文街

  

 

  

 

提拉米苏(ティラミス)が露出されて売っていた。気温は9度くらいだったかな。衛生的にも日本ではありえないというか、北京でもありえない売り方。

  

 

せっかく旅行に来たんだから、特産品を買いたい。でもない!老杨は買い物大好き。絶対に何かを買う人。この通りで酒専門店に入り、現地のお酒を一本買っていた。140元。店を出てから、教え子が「ネットだと110元がありますね」と、すぐに写真を取って市場価格を調べる。

 

いや、ラベルが違うな。これと同じのはありません。この店のオリジナルでしょう」。淘宝で写真検索してないなんてことは珍しい。ここでしかないお酒を買えてよかったね。

 

駐車場で解散。教え子は河北省へ。私とダンナ、老杨と同僚は北京へ。老杨が「サービスエリアの特産品店で唐辛子を買う」と言った。外に大きな鷹の爪のオブジェがあった。特産なんだろう。

 

望都」でトイレ休憩。私達も唐辛子が気になって店に入ろうとするときに、老杨が偶然出て来た。「買ったよ!」って4個も手にしてる。本当に買い物好きなのよ。給料は入ったら全額奥さんに渡し、奥さんから小遣いをもらうという、中国人では聞いたことない夫婦のシステム。なぜなら、無駄なものをどんどん買ってしまうから。ダンナが「いつも俺が阻止してるんだ。そうしないと要らないものまで買う」。

 

ダンナが買った。そして最後は私に渡した。受け取ってしまったが、大きいから次回アトリエに持って行くわ。

 

次のサービスエリア涿州でもトイレ休憩。

  

 

この書き方どうよ。「餐厅超市卫生间」。日本語でいうと「レストランスーパートイレ」とスペースなしで書いてあるのと同じ。

 

高速では老杨のほうが先を走っていた。電話がかかってきて、「今どこにいる?俺達は北京に入る検問を通過した。いいか、一番右のトラックのところへ並べ。早いから」。

 

地方から北京に入る高速道路には検問がある。この日は春節の連休が明けた翌日で、出勤日だったが、まだまだ帰省から北京に戻る人も多く、結構並んだ。

  

 

一番右の方は大型車専用なのだが、みんな早いと知っているのか、小型車も多い。私達の何台か前のバスは全員下ろして、身分証をチェックして(は見えなかったけど)一人ずつバスに戻るなんてことをしていて、結局待ち時間は短くなかった。

 

そして私らも含めて小さい車はノーチェック。ダンナが「北京ナンバーはそんなに調べないと思う」。

 

帰り道、一番恐れていたのは北京に入ってからの渋滞。時間は18時すぎで退勤時間だから混みそう。「アトリエに一緒に行くか?」と言われ、翌日何も用がなかったが、「行かない!」(心は「行きたくない!」)。

 

幸い渋滞もほぼなく、私は市内の自宅へ、ダンナも無事アトリエへ。楽しかった!また連れて行ってほしい。

 

ここで撮った写真は个人图书馆に入れた。

 

定州旅行記終わり。

 

 

<続く>

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ