設計事務所で働いております。 -10ページ目

めがねと建築と










小学校の五年生くらいからめちゃくちゃ視力が低下し、すぐに眼鏡っ子の仲間入りをいたしました。度の進行も進み、乱視も入り普通のレンズだと分厚すぎるので、ごく薄にしています。ちなみに高1からはコンタクトに変更。日曜日や調子の悪い日だけ、眼鏡を掛けております。

数年前から、激安の眼鏡屋さんがぞくぞくとオープンし、一万円あれば余裕で眼鏡を作れる時代になりました。しかし、そもそも眼鏡は医療器具。安いから選ぶなんて基準ではたしていいのでしょうか?

まずは、視力矯正機器という視点で捕らえるなら、掛けごこちは必須です。耳と鼻に当たる感触が合わないならすぐに調節OR眼鏡を変えるべきです。

次にファッションの一部としての視点で捕らえてみたいと思います。人は様々なモノの形状を目を媒体として脳で判断しています。人間にしてもそう。まず、判断軸となるのが視覚情報であり、AさんとBさんを区別する場合、無意識のうちに「顔」の相違を探して、記憶と照らし合わせています。第一印象が重要など、様々な場面で言われますが、これは一番始めに相手が記憶する際の印象を良くするという効果があるわけです。

で、その顔の中で、唯一人工的な装飾を加えているのが、眼鏡なのです。
だから眼鏡一つで印象が大分変わります。自分に似合う眼鏡を見つけるのって非常に重要なのではないでしょうか…

☆お奨めの眼鏡
その1  フォーナインズ(999.9)
雑誌なんかでも良く取り上げられてますが、掛け心地は最高!日本人に最も合う形状を追求しているのが良くわかります。私も前に使ってました。

その2  アランミクリ
こちらはフランスのデザイナーの作品。斬新的で掛け心地もいいのですが、西洋人向けに作られているので、日本人に似合う人はなかなかいないんですよね。現在、使用している眼鏡なのですが、「ウルトラマンみたい~」とか言われます…。鼻高いけど、似合わないんですね。パーツがダメなのかな


眼鏡と建築って微妙に繋がるところあるんですよね。使用目的は決まっているけども、他の要素が必要になってくるあたりとか。掛け心地=機能性なのですが、眼鏡も建築もそれだけじゃない!機能も重要なのですが、他の要素もあるのではないかと…。しかし、機能を追及していくと無駄の無いカッコイイデザインにも結果的になるんですよね~。難しい…

旅行

建築学科の学生って旅行が好きな人多いんですよね~

ヨーロッパで建築見まくったり、アメリカ行ったり…

しかし、私は学生の頃、あんまり建築の興味なかったんですが、写真が大好きでした。日本では撮れない写真撮りたいな~と思い、お金が無くても楽しめる、アジアに出発したのでした。

三年の頃、友人と二人でタイに出発。期間は三週間。二人とも初めてのバックパッカー。で、期待と不安が入り混じりながらの旅だったんですが楽しかった~

味を占めた私は、四年生の時に一人インドへ。この頃はきちんと建築を学びたいと思っていたので、コルビュジェが都市計画を行った、チャンディガールという都市を見てきました。

海外に行って建築を勉強するのもいいですが、その国の文化を学ぶことも重要なんだと思います。高いホテルに泊まって、安全に旅行するのも悪くは無いですが、危険が常に付きまといながらも、現地の人との触れあいを楽しむのも悪くないな~って思います。(お金があったら、ヨーロッパ行ってましたけど)

建物って人が利用しなければ意味ないですからね。

タバコ

タバコを吸い始めて4年経ちます。私、以外にも20歳までは一切タバコを吸ったことがありませんでした(当然か…)

中高生のころ、周りで結構吸い始めた人も出てきたのですが、どうも格好つけてるようにしか見えなかったし、タバコ代が無駄にしか思えませんでした。

大学に入り、飲み会が増え始め、その時友人から勧められたのが全ての始まり…。以来、喫煙量は増える一方。最近は一日3箱なんて日もあります。

この業界の人、喫煙率めっちゃ高いんですよね~。夜の商売の次くらいじゃないですかね。そんなわけで月々の少ない給料の中から最低月に2万円はタバコに浪費していることになります。

なんで吸うかってよく聞かれるんですけど…。癖?みないなものですかね。ちょっとした休憩の時に一服するのがいいんですよね~。「間」をとることをタバコで覚えてしまったんで、吸えないと手持ちぶたさで何してよいやら…

ちなみに国内の電車はたいてい禁煙でして、飛行機は全面禁煙ですよね?しかし世界は広い!

エジプト航空の飛行機には喫煙席があるのです。愛煙家は一度は搭乗することをオススメいたします。でも、宗教上の理由でアルコールは禁止なんだよね~。両方満たしてくれる飛行機ないかなあ…


記憶を呼び覚ます

土日風邪引いてしまい、外出できませんでした…
本当は、建築ツア~の様子を記述したかったのですが、出来ないので(ちなみに今も鼻水垂らしてます)記憶というものについて考えてみたいと思います。

大阪に来て一年が経とうとしていますが、昨年震度5の地震がありました。関東に住んでいた頃、大きな地震を経験したことなかったのですが、さすがに気付きました。

構造設計は建築を考える上で最も大切といってもいいかもしれません。建物は建たなければ意味が無いですから…。構造についてあまり詳しくは知らないのですが、耐震構造とか大変みたいですね(計算が…)。実際に使用する人が安心して利用するには、構造が一番大事なのかもしれません。

この震度5初体験の時、「自分は関西の人じゃないんだ~」と改めて実感したんです。地震の時、私は近所を歩いていたのですが、周りのシャッターが揺れる音や、自転車が倒れる様子を見て「あ、地震だ」と初めて理解できました。するとすぐに、近所の家からは人々が一目散に表へと走り出してきたのです。

阪神大震災から10年が経過しました。復興は進み、震災があった様子は神戸、淡路でもあまり見ることが出来なくなってきたようです。しかし、人々の記憶の中に「恐怖」は記憶として心の奥底に残り続けているのです。直接、体験したものにしか分からない恐怖が…

2001年9月11日、アメリカでのテロ事件。WTCの跡地にはダニエル・リベスキンドの設計で新たなる建築を創り出そうとしています。しかし、実際にテロを体験した人々の意識って反映されてるのでしょうか?単なるモニュメントで終わってしまいそうな気もしますし…(ちなみにリベスキンド氏の作品はめちゃめちゃ好きなんです)そもそも、なんでテロが起こったのか?っていう根本的な原因を無視しての建築なんてどうなんでしょうか?「平和」を目指すといいながら戦争をし続けるアメリカ。なんか矛盾を感じます。

アメリカの場合、自業自得的な部分もありますが、被害者の心には深い深い恐怖が植えつけられています。その部分を無視しないで建築に反映させることって無理なんですかね?

組織設計事務所の魅力

あいさん、コメントありがとうございます。
http://aix.ameblo.jp/

アトリエ系で働いている友人からもよく組織設計事務所の魅力ってなに?とよく聞かれます。


魅力というかなんというか…まずはわかりやすくいい点から。
・金(社会保険、厚生年金、月々の給料、賞与)は保証されています。
多分聞きたいのはこんな話ではないんですよね…

実際の仕事の場面で考えますと、

いい仕事ができる。

これに尽きると思います。大きな仕事になればなるほど、物件に対する与件というものも大きくなります。
そこで、チームの中でも、様々な意見を出し合いながら、問題をクリアしていく。一人の力ではどうにもならないようなことでも数名で力を合わせれば突破できることもおおいのではないでしょうか?
私の場合、あまりアトリエの事情を詳しく知らないのですが、決して一人で仕事をするわけではないと思います。先生がいてスタッフがいる。しかし、この先生が堅物で、自分の言うことは絶対だと過信していたら、もっと良くなる可能性があってもそのやり方でしか進めないんじゃないかなって思うんです。
個人事務所でもみんなで力を合わせて頑張っていくような事務所でしたらいい仕事できると思うんですけど。

あとは部門が分かれていますので、様々な角度から建築を見ることができると思います。設備、構造面からのアプローチは実際創る上で欠かせない見解にもなりますし。

色々な意見を出せるので、自分も物件に携われたっていう実感が非常に強いですね。

ちなみにもうすぐ後輩が入社してくるんです。一年で何をどれだけ学んだのかわかりませんが、早くも期待と焦りでいっぱいになってます…。

なぜ今の職業についたか?

今日も雨が降ってますね…

明日、雨が降らなければいいのですが

最近、よく考えるのが、「なぜ今の職業についたか?」ってことなんです。特に建築設計って、絵が上手かったの?とかよく聞かれます。

学生の頃、色々な人に話しを聞いたのですが…

計画系の教授は「実は、デザインとか興味なかったんだよ…」と言っておられました。教授(戦前生まれ)は高度経済成長の最中、学生生活を向かえており、建設業界が日本を引っ張っていく姿を目の当たりにしていた人です。そしてそれには技術が必要だと、そこで建築学科に進学し、構造の勉強をしようと思っていらしたそうです。(デザインなんかで飯が食えるとは思ってなかったらしい)しかし、大学時代に建築計画の教授から「おまえには才能がある!」とそそのかされ、まんざらでもなかったのでそのまま計画系に進むことにしたらしいです。

有名建築家だと、山本理顕氏は母親が薬剤師で、叔父さんが機械系の技術者だったらしいです。で、「技術者はいいよ~」と言われ、技術者になろうと思い、様々な大学の技術系の学科を受けなぜか、建築学科に進学してしまった、とのことです。

元々、建築家になるんだ~とか意気込み成功している人ってあんまりいないのかもしれません。自分の思い込みよりも、他人の助言や評価を受け入れられる人がどの分野でも成功しているんじゃないでしょうか?(頑固な人ほど、繊細で他人の評価を気にする人多いんですけどね)

ちなみに、私は高校生の時にみたTBS系ドラマ、田村正和、木村拓也主演の「協奏曲」の影響で進路を決めました。なかなか人に言えなかったのですが、友人に聞いて見るとみんな影響受けているんですね…。キムタクが演じるとめちゃめちゃかっこいい業界のように映ってますよね。現実はそんなに甘くないのですが

★建築ツア~

皆様からたくさんのコメントいただきましてかなり上機嫌です。20日はお休みいただけそうなので、関西建築ツア~決行したいと思います。

その時にはカメラ持って久しぶりにパシャパシャ撮りたいですね。私、最近、ようやく妹からデジカメを貰ったんでまだ使い方がよくわからないんです…。学生時代は「フィルムじゃなけりゃカメラじゃねえ!!」ってな感じで、興味はあったもののデジカメ使用者を馬鹿にしておりました。でも、やっぱ便利ですわ。その場で確認できるし、すぐにネットに載せられる。銀塩写真だと、スキャンしてトリミングして…面倒くさい。

でも、やはり銀塩写真好きなんですよね!ちなみにブックマークに登録してあるガレリアQ伊藤元斉さんは写真部の先輩です。大阪勤務じゃなければ写真展見に行くんだけどな~



ちなみに

下の投稿の画像が藤井博巳氏の「松任フェリー」

上の画像が「養老天命反転地」です。

見たい建築!!!

大阪に来て一年近く経とうとしているのですが、こっちに来て有名な建物を一切見ていません…。大阪に来るときは、安藤忠雄完全制覇とか意気込んでいたのですが、仕事多忙につき見に行くことができません…

今回は是非見たい建築について
まずは建築というかテーマパークというか
「養老天命反転地」

荒川修作さんの作品なんですが…決してかっこよくはないんだけど是非見てみたい!このために岐阜までバイク走らせる覚悟です。
http://www.yoro-park.com/j/rev/

次は「松任フェリー」

大学の時にお世話になった藤井博巳氏の作品。機能としてどうなのかと思いますが、かっこいい~。

ちなみにどちらも身体に訴える建築という視点で興味があります。流行のデザインを追っていくのもいいですが、何が求められているのか?言葉としてではなく、潜在的に求めているもの。それがどのように表現されているか体験したいと思います。

休みがあればですけど…

設計事務所への就職活動

の季節、多くの学生さんが就職活動をしていると思います。私もちょうど二年前就職活動をしておりました。

さまざまな業種があると思いますが、今回は建築設計という分野について書きたいと思います。

まず、よく聞かれるのが「学部生?院生?」という言葉。日本において建築設計というのは理系に分類されてまして(建築工学っていうぐらいだからな~)建築設計を志望している人は大半が理系の学生です。

私が学生だった頃、建築学科に入学する学生は大半が設計志望だったと思います。しかし、卒業するころに就職先で設計事務所に入る人はほんの数%…。院卒であってもなかなか入れません。

理由としては、建設業界の不景気…があげられるかと思います。

応募人数に対して、採用人数が極端に少ない。需要と供給のバランスが取れていないのがこの業界なのです(どこもいっしょかな?)


建築設計という仕事について簡単に触れておきたいと思います。
大きくは、
1、組織設計事務所(私はここに属しています)
2、個人設計事務所(いわゆるアトリエ系もここに含まれます)
3、ゼネコン設計部

の三つに分類できると思います。

1はその名の通り組織で働く事務所です。人数も百人を越えるところもあります(○建設計、松○平田…)
2はいわゆる建築家(日本ではそんな職業無いのに…)の先生が開いている事務所。建築家の色が建物に存分にあらわれます。
3は○○建設などの設計部です。

まず、就職活動という面では1、3について触れてみたいと思います。
1、3もなかなか就職できません。学部卒は応募不可なんて事務所もザラです。全国の有名大学から応募が殺到し、入れるのはほんの数名…。

じゃあ2にいけばいいじゃん、という人いるかもしれませんが…世の中そんなに甘くありません。1,3と比較して
・労働条件
というデメリットがあります。

例をあげれば、朝の九時から次の日の朝五時まで…という勤務時間(某設計事務所)土日無し。で、給料は月10万いかないとか…。

すべてのアトリエ事務所がこうだとは思いませんが、お金が厳しくなるのは事実です。一人暮らしをやってくのは相当の覚悟がいると思います。

それでも、設計事務所で働きたい人たくさんいるんですよね~。この仕事の面白いところは、新人なのに責任ある仕事を任されるということに尽きると思います。つまりはやりがい。まだ、入って間もないのに、プランニングを考えたり、納まりと考えたり…。学生時代とは全く違うプレッシャー(期待)を感じて仕事に勤しんでます。そして、それが実際に建ってたくさんの人に利用される(まだ建ってませんが)ことを考えると、少しぐらい睡眠削ってでも頑張ろうって思えちゃうんですよね~

ちなみに小生、学部卒です。大学院に行くお金なかったのが一番の理由なんですが、早く働きたかったてのもデカイですね。学生時代は設計の課題に本気で取り組んだことも無く、CADを使えるようになったのも卒業設計から。もちろんポートフォリオなんて用意してなく、会社には学生時代の軸組み模型と手書きの図面持って行きました~。

よくこんな学生を採用したと思います、本当に。でも、学校で習うことってあんまり社会じゃ役にたたないから(事実です)

もし、就活で悩んでる人いたら、相談ください。アドバイスできるかもしれません

今は、恩返しするつもりで日夜仕事に励んでおります。
今夜もまだまだ頑張るぞ~