あの星はわたしの視線に気づいていない -37ページ目

あの星はわたしの視線に気づいていない

モノ書きになりたい人間による、心のメモ。

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「こんなんあるねんけど、見る?」
彼女がファイルを取り出す。
その中には、たくさんの落書きやメモが入っている。
「すごっ!こんなん、残しててんや!懐かしい~」


5年弱の時間を、神戸の人工島にある職場で過ごした。
細胞とか、医療とか、最先端なことをする仕事。
この時の仲間とは今でも最高に仲が良い。
今日は仕事帰りに、その仲間2人と会ってきた。
一人暮らしをする、Mみんの部屋でマクド食べながらわいわい。
ケーキ食べながらわいわい。
近況報告をしながらたくさん笑う。


合併だの。
蒸発だの。
まぁ、いろいろありましたわな。
濃ゆかった。
だからこそ、下っ端メンバーはめちゃめちゃ仲良しで。
サバサバばかりが集まったから、気を遣うこともなく。
お昼も、花火も、カラオケも、BBQも、たくさんみんなで楽しんだ。

いろんな思い出話に花が咲く。
そして彼女が取り出したのが、落書きファイル。
書類を渡す時とか、ことあるごとに付箋やメモにメッセージやイラストを書いて渡していたもの。
あたしはみんなより半年くらい早く卒業したから、知らないものばかりやったけれども。
在籍していた当時の光景が、ふわぁって蘇る。
メモの裏は、申請書やったり、記録書やったり。
懐かしすぎる。
20代の一番いろいろ楽しめる時期に、あのメンバーと一緒に過ごせてほんま良かった。
会社のいろんな事情により、今はもう全員がバラバラの場所にいる。
だけど、同じ時間を過ごした思い出や出来事は色褪せない。


もう二度と、あの時間には戻れない。
あんだけ楽しいお昼休みは、今後ないだろう。
だけど、確かに繋がっている。
偶然出逢った仲間が、生涯繋がっていたい仲間になる。

だから生きるって楽しい。
久々に涙が出た。
昨日の晩。

見たいテレビ見て、そのエンディング。
エンドロールに、かつて仕事で大変お世話になった方々の名前を見つけた。
懐かしい気持ちと、尊敬の気持ちが溢れる。
同時に、涙も溢れた。
止まらなかった。


エンドロールに名前が流れるようになるまで頑張る
って、決めてたのに。
叶わないままに、体を壊して辞めることになった。
いつも中途半端で、何一つちゃんと叶えていない自分が悔しくて、悔しくて。
選べなかった道の先には、どんな道が開けていたんやろうって考えてしまう。


一生涯、言葉を扱う仕事をしたいって心に決めたのに。
今の仕事もミスばっかり。
上手く文章を纏められなくて怒られてばっかり。
要領悪いし、商売気ないし、器用じゃないし。
かなり凹み中。

でも、こんなことじゃあかんよね。
ここでへこたれるわけにはいかない。
叶えられなかったエンドロールのためにも。
踏ん張ることが供養になる。




「最近、大丈夫?飲みにでも行こうよ」
って書かれたメモを、職場の同い年ちゃんからそっともらった。

「みんな、心配してるで。それから、今凄く辛そうなんは、みんなちゃんと分かってるから。何でも話してくれていいよ」

そう言ってくれた。
知らないうちに、みんなに心配かけて。
気付かないうちに、温かい気持ちをもらっていた。

大切にしなきゃ。

そしてまた、明日からも頑張らなきゃ。




原稿校了日。
今やっと、最寄り駅に帰りついた。
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もう13年も前になるのか。

高校サッカー史に伝説として刻まれた「雪の決勝戦」。
東福岡vs帝京
真っ白の国立競技場に、赤と黄色のユニフォームと蛍光のサッカーボール。

そんな思い出がふと蘇る、近所にあるスタジアム。
今朝の風景。
真っ白でキレイ。





神戸弘陵、新人戦優勝おめでとう!!
めっちゃ嬉しい。
今年こそ、選手権出てほしいなぁ。
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太平洋側と思えぬ大雪。
窓から見える景色は、ゲレンデにあるカフェで休憩中に見る景色だった。
空から大粒の雪が、ここぞとばかりに降りてくる。
一年に、一度見るか見ないかの光景。

携帯が、気象情報を受信した。

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注意報:大雪・着雪
大雪による交通機関の
乱れの他、
生活への影響が心配です
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心配ですって…感想かいっ!

思わずツッコミを入れてしまったやんか!
気象情報に生活を案じられた。


地元は街より寒いから、道路には雪がべしょべしょに積もっている。
バスは頭に雪化粧をし、足には雪用チェーンのブーツを履いている。
滅多に雪なんて積もらないから。
久々の雪の日のお出掛けを楽しむ女の子みたいだ。



雪が普段の生活に変化をもたらす。
しばらくスキーに行ってないから、こんな日もたまには楽しい。


しかし、バスはまだ来ないのか。
予定ではもう帰宅しているはず。
ダイヤが乱れているのか。
さっき行ってしまったバスに一歩届かなかった。
寒すぎる。

雪用チェーンがジャラジャラ言う。
あぁ、やっときた。
バスに乗り込む。
さっきのバスをあと一歩で逃していたから、一番乗りだった。

走り出したバスの窓から地元の景色を見てビックリ。
一面の雪景色。
足跡がくっきりと残っている。
道路脇のいちょう並木にも雪が積もり、まるで白樺並木みたいだ。
小学校の校庭も真っ白。
遊具も雪化粧。
児童たちが喜び走り回っただろう足跡が見えた。


バスを降りて、普段は通らない公園を歩く。
真っ白け。
地面も、木も、ふわっふわの雪に彩られている。
大きい足跡はスーツのサラリーマンか。
小さいスニーカーの足跡は、練習が休みになったサッカー少年か。
傘を引きずった跡は誰のものか。

街灯に照らされた雪化粧の木々は、まるで満開の桜のよう。
幻想的な景色。
雪夜桜を眺めながら家路に着く。



公園に長居しすぎたせいか、手足の先が凍りつきそうだ。
生活を案じてくれた気象情報が、ちょっと温かく思える。
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霧雨が降る三連休の真ん中日。
女子ふたりで北野へ。
白くてガラス張りの、解放感しかないカフェ。
ここでランチをすることにした。
窓にはオシャレな落書き。
ハートマークなんかもついていて、恋愛からは遠ざかっているあたしら女子ふたりにはちょっと不釣り合いだ。
しかしその先に見える青空がとても奇麗で、思わず「春は近くまできてるんやな」と思うのだった。

オシャレなカフェはカップルだらけ。
でもあたしらは、そんなのお構い無しで他愛もない笑える話をしながらサンドイッチやサラダを楽しんだ。


山手八番館にある「サターンの椅子」。
今回の目的の一つは、この椅子に座ることだった。
「座ってお願いごとをすると、願いが叶う椅子」
地元ながらそんなこと知らなくて、後れ馳せながらもこのパワースポットに行くことにしたのだ。

メディアでも取り上げられているパワースポットだけあって、かなりの観光客が山手八番館に集まっている。
列に並び、女性用の右側の椅子に座る。
目を閉じて、指を組んで、叶えたい願いを祈る。
真剣にお祈りをした。
お互いのお願い事が叶いますように☆


カラオケに、まったり晩御飯。
懐かしい話やこれからの話、夢見がちな話、大いに盛り上がる。
あたしのみっともないトコも、変てこりんなトコも、いいトコも、多岐に渡って把握してくれている大事な友達。
いつもありがとう。



願い事も幸せの価値観も、人それぞれ。
100万人いたら100万通りの願いがある。
夢がある。

どんな願いも夢も、自分が手放さない限り見放さないってあたしは信じている。


スプリング・ハズ・カム

春はもうすぐそこまで近付いているはず。