皆さん こんにちは
与野健康プラザの山口です
今週の土曜日、9月17日は
「氣のセミナー 実践コース」です。
テーマは、
「八段錦」
「八つの部分から成るすばらしく編まれたもの」
という意味の八段錦は、
800年前、宋の時代に、
医療的効果のはっきりした
養生気功への関心の高まりに答える形で
編集されました。
東洋医学の五行理論でいう
肝・心・脾・肺・腎に対応させた体操に
３つの総合的効果を持った体操を加えたものです。
八段錦は、
太極拳の前の準備体操のように
思われている方も多いですが、
現在の研究では、
八段錦のみでも
各内臓への氣の通りが
明らかに変化し
実際の効果は、
高度な気功に匹敵するものであると
言われています。
八段錦は、
特定の部位に特化して
使う事もできます。
例えば、
胃が弱いという方は、
胃と表裏の関係にある「脾」に関する
第三段を多めに実践します。
経絡の流れを意識しながら
実践してみましょう。
～ 八段錦 ～
第1段 両手托天理三焦
両手で天を支えて三焦をととのえる
三焦（上焦ー呼吸 中焦ー消化 下焦ー排泄）
内臓を引き上げ腹圧を高めて血液循環を改善
横隔膜の運動が増し、心肺機能が高まる。
第2段 左右開弓似射雕（ちょう）
オオワシを射るように左右に弓を引く
肺の経絡を通す
第3段 調理脾胃ひ単拳
片手を挙げて脾と胃をととのえる
脾経を上げ、胃経を下げる。消化器系を調える。
肩の柔軟性や機敏性を養う。
第4段 五労七傷住后焦
後ろを振り向いて五労七傷をいやす
五労七傷とは、様々な内臓の疾患をさす。
心身の疲労回復や血を補う。
脊柱の機能を高め、柔軟性を養う。
頸部には、督脈、任脈、膀胱、三焦、胆、小腸、
大腸、胃、心包、肺と、１０の経絡が通っているため
首の運動は極めて重要になってきます。
第5段 揺頭擺（はい）尾去心火
尾を振って頭を揺らし、心火を消す
心火（イライラやストレスのこと）を除く。
背骨を牽引するようにして肩背部をゆるめ、
心臓を楽にする。
第6段 両手攀（はん）足固腎腰
両手で足をなであげて腎と腰を強くする
腰をやわらかくし、腎・膀胱経を活発にして
腎の機能を調える
第7段 攅（さん）拳怒目増気力
拳を突き出して目を怒らせ、気力を増強する
肺の気力を増し目から気を出して肝経を活性化
手足の鍛練にもなる。
第8段 背后七顚（てん）百病消
背中を7回伸ばして、あらゆる病気をなおす
かかとの上げ下げによりふくらはぎを鍛える。
全身が緊張・弛緩を繰り返して、
自律神経を調整する。
「氣のセミナー 実践コース」
日時 ： 9月17日（土） １８：００～２０：００
参加費 ： ４，２００円（税込）
場所 ： 与野健康プラザ 2階 セミナールーム
※どなたでもご参加できます。
※2回目以降 毎月第3土曜日 18時～20時 開催
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