5月は基本、隔日出勤しておりました。
在宅勤務…良いですねぇ…化粧も要らぬウシシ部屋着で構わぬニコノーブラでもOK笑い泣き
(何か荷物が届いた時には焦るけどね…)
猫ボラブログとは全く関係ないのですが、昔から考えている事の一つに…
何歳まで、ブラジャーってつけるもんなんだ??
ってのが有ります笑い泣き
女の子が幾つからブラジャーつけるべきかって話題はたまに聞きますよね。
じゃ、幾つになったら外して良いのか…どなたか、調査していませんかねぇ?

とアホな話はやめておきまして。
昨年私達が保護した子猫はたったの3匹。
しかも7月に入ってから。
今年は…早かったアセアセ
しかも一回目で4匹アセアセ既に昨年の子猫数を超えたよアセアセ
他の団体さんやボラさんと違って、私共、保護は現在、無理なんです…

保護しても他のボラさんに預かりをお願いするしかなくて、非常に申し訳ない事になります。

この4匹さん達の経緯はと言いますと…
その日は都内出勤日でボーーーっと電車に揺られておりました。
すると、ご近所さんからご実家に子猫が現れたと連絡。
捕まえたら保護して里親さんを探したいとの事。
出来れば母猫もと。
添付画像を見る限り、う~ん…2か月前だよねぇえー?
有難いお話ではありますが、母猫の人慣れ度も分からない。
もし、人慣れしていない母猫だったら一緒に保護すると子猫の人慣れも進まないガーン
保護場所は有るのかとお聞きすると、ご実家の部屋を使えるのではないか…との事。
そうか…じゃ、子猫半分くらいどなたか預かる事が出来る方、居ないかなぁ…と隣の市に住むベテランボラさんにお伺いしたところ…
”ウチに来る?”
と小躍りしたくなるような嬉しいお言葉ーラブ
モカさんからも ”半分、我が家でいーよー。OK”とも。
保護場所が確保できたなら、後は保護するのみ。
この後、相談者さんがやはり実家での保護は無理となった事もあり、4頭まるっとベテランボラさんが引き受けて下さる事になりました。
このベテランボラさんには、私絡みの成猫も預かって里親募集まで頼んだままになっていて…
本当に有難い事で、足を向けては寝られない…
だから代わりに足を向けて猫運んでいます…笑い泣き
って冗談抜きに本当に本当に感謝しております。

この後、相談者さんの息子さんが子猫1匹を捕獲。
私が仕事中なので、相談者さんにベテランボラさんに運んで頂きました車



 

                    超カワイイ グレ白ちゃん♀

”このコが兎に角、ビービー鳴いて煩いのよー

早く、兄弟連れてきてー” とボラさんに言われましたので、よっしゃ翌日は在宅勤務ウシシ
いえいえ、誰も仕事時間中に子猫の捕獲しようなんて思っていませんよ笑い泣き
出勤しなくて良い分、朝、時間があるだろうと早朝4時過ぎに子猫探しに行きました。
親猫は黒白だと聞いていたので、まず親を…と探していたら、居ました!

                  


お腹を空かせているようで、与えたパウチを何袋もペロリ。
お腹を見ると授乳中。
そこそこ人に慣れて・・・いる?
お腹いっぱいになったら、子猫の元へ帰るはずなので兎に角お腹いっぱいにさせようと。
で、思った通り、移動しだしたのでつけていくと、はい、子猫たち発見目
個人宅のお庭に設置された物置の下から出たり入ったり、2匹は確認。
早朝過ぎるのでインターフォンを押すのは憚られるので、取り敢えず帰宅。
いや、だって…ほら… 在宅勤務 ですからね笑い泣き
で、その在宅勤務の昼休みに(昼休みは重要ですからタラー)再度現場へ。
早朝に居た場所には居なくなっていたのですが、相談者さんのお母様が先にご近所さんに話を付けておいてくれるわ、餌遣りさん宅を見付けておいてくれるわで…。
偶然にも数年前にとある現場で数回お会いした事のある猫飼いさんが、ご近所住まい。
その方から ”ヨノさんじゃないですか!?” と言われるまで私全く分からずゲラゲラ
私、人の顔や名前を覚えるのが苦手なんです。
犬や猫ならすぐ覚えるんですけど…って事で、よく某病院でお会いするボラさん達にも失礼を働いているかもしれない事をここで謝っておきますぼけー
だってさぁ…人間って模様も無いし、尻尾も無いしいつも同じ首輪(服)でもないしさぁ…

とまた話が逸れたので、戻して…と。
その猫飼いさんも母猫に餌遣りしていたとの事。
お腹が大きい事にも気付いていたけど、まだ子猫を連れてきてはいないって。
?妊娠している事に気付いていたんですってえー?
何だかなぁ…。

ま、もう産んでしまったのだから仕方ない。
見付けたり捕まえられそうだったら、連絡下さるとの事なので引き上げてきました。
ほら、だって…在宅勤務 ですからね笑い泣き
そして、翌日5/9は土曜で休み。
午前中から最初はモカさんも同伴で子猫探し。
前述とは別の餌遣りさん宅を見張っていたら、来ましたよ~

                 
                 全くの別猫♂ゲラゲラ
餌遣りさんが母猫の為に置いてあるというカリカリをお召し上がりになり消えました…
その後、やっと本命登場。
                  
                  なかなか特徴あるお顔の母猫

昨日に引き続き、母猫にウェットを与えお腹いっぱいになってもらい、後をつける。
母猫が消えたのは空き家になっているというお宅。
耳を澄ませると…聞こえたーーー子猫の鳴き声ラブ
空き家と言えど、勝手に表から入るのも憚られるので、周りをぐるっと確認。
あ、決して人の目が無いかの確認じゃないですよアセアセ
裏の通りを回ると、新聞販売店があってその敷地から子猫達の元へ行けそう。
なので、新聞販売店の方に理由を話して立ち入らせてもらう事に。

裏に回ってみると…
 

  
やはり、昨日と同じように物置下を隠れ家に親子が。
子猫は黒白ばかり3匹。
さて、親もいるからどうしたものか…今は子猫だけを捕獲したい。
と言う事で…
捕獲機を手動にして子猫だけが入るのを待つ。
幸い、母猫はさっきも食べさせているし、ここでも先に食べさせたのでそれ程、餌に執着はないだろうと。
と思っていたら、子猫に食べさせ始めちゃってアセアセ
これだと子猫までお腹いっぱいになっちゃうわー。
         
         
なかなか3匹一緒には入ってくれなくて。
特に1匹は甘えん坊らしく、母猫にべったり。
取り敢えず、もう2匹で良いから捕まえるわー!!
って事で、フーシャー威嚇のとんでもない兄妹捕獲。
         
         可愛く見えるでしょ?でもなかなかのファイターで笑い泣き 
一旦、この2匹の捕獲機を車に戻して、再度残りの子猫をとなったのですが…
やはり目の前で2匹子猫が居なくなったものですから、親子ともども姿がない。
だけど、先程の物置に近付くと、足元の植え込みから唸り声がするんですよアセアセ
居る事は間違いない。
でも警戒していて出て来ないだけなのねぇ…。
ここで、子猫2匹は捕獲した事をベテランボラさんにLINE。
親子ともども気配はあるけど、姿が見えないと伝えると、ボラさんから何やら動画が…
?あ、なるほどーーーーOK
何も文字はついていなかったけれど、送られてきたのは先に捕まったグレ白ちゃんがビービー鳴いている動画。
それを再生すると…すぐさま出て来た母猫!!
そして、その母猫を追って残りの子猫も登場!!
ベテランボラさん、あったまイイー!!すごーい!!
母猫も素晴らしいー!!
なのに私ダメダメータラー
暗くなって視界が怪しくなるまで待ってみたものの、結局この日は残りの1匹捕まえられず。
先の2匹をベテランボラさんの元へ搬送。

翌、日曜日。
午前中のうちに母の買い出し送迎を済ませ、午後からは残る子猫1匹を捕獲に行くぞと。
たまたま、買い物先が現場の近く。
母が買い物中に現場へ行くと、餌遣りをしていたという方と遭遇。
2匹は保護してボラさんに預けた事を話し、後でまた来ると伝え、母を迎えに。
次の買い物先へ向かっていると、そのボラさんから、母猫と子猫、父猫(?)が前のお宅のガレージに居ると連絡が入る。
買い物を終え、母を家に下ろすとソッコー向かう。

母猫は子猫を連れて移動はしていたものの、居場所は確認済み。
なので、見ず知らずの私がお願いするよりも…と餌遣りさんにお向かいさんに庭に立ち入る事の許可を取って頂く。
何処に居たかと言いますと…

                     

分かります?

ブロックが積まれた家の壁との間。
周りには室外機やら植木鉢やら、生い茂ったアロエやらアセアセ
このアロエが痛いのなんの笑い泣き
母猫、よくこんな安全な場所、見つけたねぇ…。
で、ここに子猫と一緒に居るのだけど、どうやって捕まえるか…。
人間が近付いた為、母猫は仕方なく立ち去る。
でも、子猫はここに居るはず。
餌遣りさんと私で挟み撃ちにして、網を用意しながら、植木鉢やブロックをちょっとずつどかす。
私からは手が届かない。
反対側に居る餌遣りさんは”触れます!あとちょっと…掴めましたー!
と手掴みしてくれて、即、私が用意した網に入れる。
母猫が不安そうに鳴いていたけれど、そこはゴメンお願い
お礼もそこそこに子猫を家に連れ帰り、ボラさんに連絡。

         

         我が家の浴室にて、網から洗濯ネットへ移動中。
         めっちゃ、ビビらせてごめんね。

即、お隣の市に住むボラさんの元へ車
ちょうど、個別お見合い終了後のボラさんとボラ仲間さんにもお会い出来ました。
折角、個別お見合いしてトライアルが決まっても、またそこに新しく、子猫を預けている訳で…
本当にいつも申し訳ないし、有難く思っております。

そして、私がもたもたとブログ更新が出来ない間にですね…。
この最後に捕まった白黒ビッグくん…既に…
正式譲渡となっておりまーすラブ
あはははは…ホント、助けて下さるボラさんに感謝です。
ただ一つ残念なのは…ビック君と一緒にお見合いが決まっていた冒頭のグレ白ビビちゃん。
保護してちょうど1か月目の朝に、突然死。
何の病気も見つかっていませんでした。
前日の夜、寝る時も元気にしていたのに、朝、起きたら亡くなっていたと。
子猫の突然死はたまに聞きます。
何も具合が悪そうでなかったのに…と。
実際、この4兄弟、里子に出たビッグくんだけでなく、あとの2匹もちゃんと生きています。

私が言うのは烏滸がましいのですが、子猫のお世話って本当に大変です。
皆さん、大変な苦労をして愛情と手間暇かけて譲渡まで持っていきます。
だからこそ、簡単に保護出来ないんですよね…
簡単に保護出来ないからこそ、産ませちゃダメなんです。
産ませちゃダメなんですよムキーッ
ま、色々と言いたい事があるのですが、またそのうち。

今年度4回目のNRは、折角の連休と言う事で土曜ではなく日曜に行って参りました。
(計画的に日曜にしたのではなく、捕まらなかったのよ…ブータマプリさん、略してTPさんも頑張ってくれたのに捕まらなかったのよ。)

日曜の越谷行き…素敵だったラブ
緊急事態宣言の影響も有り、道は空いている車

そして、日曜は頭数制限をしているのでキラキラ手伝いがラクキラキラ
早く帰宅出来るラブ

これこそビューティフルサンデーゲラゲラ(若い方は知らんだろな…タラー

連れて行った猫はと言うと、数年前に近くの方から依頼されたのを切欠に、そのままその近辺でTNRをしていた場所の猫達。
当時、目に付く猫はほぼ手術してしまったので、その後、たまに見に行くくらいでした。
が、何か、また増えているというお話が聞こえてきたので…
明るくなってから、たった30分程で…


此方のおっさん♂♂♂…じゃない、御三方さん、捕獲!
黒と言うか濃いグレーの長毛くんは、あまり具合が宜しくない様子で。
治療の為にも何としても捕獲するぞと意気込んだら、意気込まなくてもさっさと捕獲機に。
雉トラと白黒コンビは明らかに餌待ち中という感じで。
自ら寄ってきて、ほぼ同時に捕獲機に。
でもなぁ…なんか、雉トラの太り具合とペットシーツに出たオシッコのニオイからして、去勢済なんじゃ!?
白黒くんはめっちゃ怒って、ビビッてオシッコしまくり。
そのニオイにしろ、暴れた拍子に見えたタマタマからも、未去勢確定。
あまりにもオシッコしまくってくれて、私のスニーカーにオシッコが…ぼけー
然しなぁ…こんな短時間に3匹も捕まるって事は、ホント、また増えてるんだなぁ…と撤収していたら…


                
                   まだ居るしーーーびっくり
捕獲機の空きはまだあったのですが、前日に”3頭までにして下さい”と言われていたのでトライせず。
次回待ってろよー笑い泣きいや、待っててねー笑い泣き

病院に到着し、手術となりまして…案の定、雉トラは去勢済ぼけー
ワクチン・駆虫・耳カットをしてもらいました。
手術済みだった事を喜ぶべきか否か…
手術してくれている人が居るけど、耳カットしていない?
飼い猫の外飼い?
元飼い猫で棄てられた?
いずれにせよ、良い事じゃないよねぇ。

長毛くんはやはり風邪が酷いのでコンベニア注射。
これで少しは良くなってくれたらなぁ…。
手術してリターンしか出来ない…保護出来ないのは辛い。

麻酔を醒めるのを待っていたら、術済だった雉トラ君が吐いた。
吐くこと自体は珍しくないですけど…吐しゃ物を見て、へ目
  
左の写真に写る紐状の物はガッチガチに固まったラップ。
丸いのは何だったけか…
そして、その下に有る白いガーゼみたいな物。
右の写真でちょっと大きく写していますが…これ、何? 湿布??湿布なんか食べないよね??と獣医師と話していました。
(因みに、従姉妹の犬はサロンパス食べました…)
ところが後で、この画像を見たモカさんが
アレだよ!お刺身とかの下に敷いてあるアレ!
確かに!!お刺身とかお肉の下に敷いて、汁を吸うアレですわ。
肉付きも良く、手術済みだった雉トラ君、餌遣りされているようでしたが(餌待ちしている様子でしたので)ゴミ…漁っているんですよね。
猫が外に居るってそういう事なんです。
飼われていても、飼われていなくても、手術されていようがされていなかろうが…。
やっぱり、猫は外に居るべきじゃない…室内で暮らす生き物なんですよね。

いつもより早く病院を出て、車を走らせていたらモカさんから連絡。
今、電話で話せるかと。
嗚呼…イヤな予感ぐすん
私達、普段、電話で話す事って殆どありません。
年に2度有るか無いか。
忙しいんですホント。
電話って余計な話もしがちじゃないですか。
だからそのモカさんが”今話せるか”と聞くと言う事は余程の事なんです。
この時、余程の事と言えば…”ボクちゃん”の事しかないなと。

ボクちゃんは、私達が最初にこの活動を始めた場所に住んでいた野良猫。
捕獲時はまだ1歳になったばかりくらい。
捕獲機で何度か失敗していた為、捕獲機を見ただけで逃げるように。
それで仕方なく、何度も通って、最後は私が洗濯ネットでガバッ!と捕獲。
それが、ちょうど私の誕生日の真夜中で、あと数10分で日付が変わるってような時でした。
なので”サイコーの誕生日プレゼントを自分でゲットー!”なんて言ってたのが5年前。

その後、人慣れ不十分だったのに”是非に”と言う方にトライアルへ。
ところが、その希望者の方が約束を守らず、さっさとケージから出してしまうわ、捕まえられないわで返したい、だけど捕まえられないから迎えに来てとムキーッ
仕事後に皮手袋、キャリー持って噛まれるわ蹴られるわで、血を流しながら汗だくで取り返して来たのが2015年の8月だったか…
その後、ボクちゃんの募集は積極的には行えず。
それでもモカさん宅でのんびり暮らしていた…のですが…。
数年前から尿路結石を発症したりで療法食食べたり、ちょっと体調崩したり。
まだそんなに歳でもないのにねぇ…と話していました。

そのボクちゃん、数日前から具合が悪く、診察を受けると腎不全との診断。
注射や補液をして頂いていましたが、どうにも快復には程遠く。
しかも…ここに来て初めて、生まれつき腎臓が1つしか無いと判明ガーン
1つしかない腎臓で、ずっと頑張ってきたんですよね。
この日の朝も仕事に行くモカさんに代わって、ご主人が病院へ預けてきてくれました。
それを迎えに行ったのですが…医者からも”これ以上はもう…”とぐすん

車を停めて、モカさんと話しました。
私達二人とも安楽死を選択した経験が無く。
何となく、何となくだけど、出来るだけ頑張って欲しいという思いが無い訳でもなく。
”何も出来る事がない”だけならまだ良いんです。
静かにその時を待つだけなので。
でも、ボクちゃん、苦しんでいるんです。
モカさんが言うには補液をしても、吸収もされず吐き気が続くだけ。
吐こうとして立ち上がろうにも、立ち上がれない。
オシッコが全く作られていない。

利尿剤を打って貰っているのに、オシッコが出ない。
苦しいのはイヤだよね…先生からも今、利尿剤を打っても明日までもたないかもと言われ。

生まれて初めて二人で安楽死を選びました。
明日は朝から仕事だから、その日のうちに亡き骸を実家の広いお庭に埋葬してくるというモカさん。
何とか、何とか最後にボクちゃんに会いたくて、謝りたくて。
運転しながら、今、どこ?お花買ってる?どこの店?と遣り取りして、ノンストップで必死に走ってギリギリ間に合いました。
ボクちゃんに触ったのは…捕獲した時と、取り返しに行った時のたった2度。
捕獲前に鼻ツンくらいあったかな…?
やっと、やっと撫でてあげる事が出来た時が今だなんてねぇ…
新しい家族を見付けてあげられなくて、ごめん、本当にごめんね。
それでも、あの過酷な外生活で最後を迎えなくて済んだ事はボクちゃんにとって良かった事だと思う。
片方しかない腎臓で、毎晩、煮干しと人間用チーズをふり掛けたキャットフードだの、イワシの頭と食パンの耳だのを混ぜた物を食べさせられていたよりは良かった…はずだよね?
暖かい寝床も雨風を防ぐ場所もなく、駐車場の車の下で餌待ちしていたよりも幸せだったよねぇ?安全だったよねぇ?

私の持っているボクちゃんの写真は取り返しに行った帰りのこの写真しかなくて…



何だか湿っぽくなったので、この辺りで。
そして4月の収支報告をUP致します。
皆さまからのご寄付のお陰で、ボクちゃんに医療を施す事が出来ました。
改めて感謝致します。



 


 

4月最後の週末は焦っておりましたアセアセ

20頭超の多頭崩壊?気味の高齢者さん宅の猫たち。
前の週も上手くいかず(閉じ込めておいてくれない…)、確実に妊娠中の猫も居る。
前の週に出向いた際、飼い主さんが仰るには


捕まえて、入れ物(病院から借りた折り畳みケージ)に入れたら、こんなの初めてだけど、隙間から出て行ったんだよー!
で、太っていて、なかなか掴めなくて出て行っちゃってねぇ…申し訳ない。

 

隙間から出て行った?
よくある、折り畳みケージのトレー隙間からって事?
私、ちゃんとガムテで留めておいたはずだけど…と現物を見て溜息。
万が一の事を考えて、留めてあると説明したガムテープは全て剥がされ。
その上、何と!折り畳みケージの上下を反対にしてトレーをセットしてあるタラー
折り畳みケージをお持ちの方はご存知だと思いますが、アレ、下になる部分の格子の目は荒いんですよね。
それが上になっているんだもん、そりゃ、猫、抜け出しますがな…ぼけー
その説明をすると、苦笑いしている飼い主さん。
でもね、万が一、抜け出しても家の中に居れば捕まえられるんだよムキーッ
外に出て行ってしまうのは、アナタが出られるようにしているから。
流石に温厚な私も(えっ!?)この日は少し強めに言いました。
お願いだから、猫を外に出さないで欲しい。
あの猫ドアになっている穴を、捕獲の日だけでも塞いで欲しい。
そうしないと私が来ても無意味だと。
無駄足になって申し訳ないと思うのなら、私の言う事に従って下さい。
これが1週前の話。
それから、当日までの間に自治会長さんからも、飼い主さんに”ヨノさんの言う事をきちんと聞いて。穴は塞いで猫を外に出さない事!!”と電話を入れてくれたそう。

それでもどうせ、また無理だろう…と疑っていた私。
(猫ボラやっていると、人を信用しなくなります…)


飼い主さんが猫を外に出す早朝より先に現場へ行って、捕獲機仕掛けるぞーと企んで…じゃない計画していました。
夜中にタマプリさん…改めTPさんの飼い猫さんが具合悪くなって、救急病院の相談のLINE遣り取りなんぞをしていて、そのまま現場着が1時過ぎだったか。
生憎、小雨は降るわ、めっちゃ寒いわでこんなんじゃ、猫出てこないよねぇ…と明け方まで仮眠する事にzzz

アラーム設定して、4時に起きようと思ったのですが…寒くて寝てられずタラー
動いてなきゃ、凍死するアセアセ(訳ないけど)と2時半過ぎから捕獲機片手にウロウロ。
そんな寒い中、嗚呼…車の下で餌待ちしている2匹(TNR済み)。
寒いのに、雨なのに食べなきゃならないから、じっと餌待ちをしているぐすん
お家猫になれたら良いのにねぇ…と近付くと、”またアイツだーーー!”と小雨の中逃げ出す2匹。
ここの猫たち、皆、執念深い じゃない、物覚えが良い笑い泣き

薄明るくなってきた5時前…草むらの中、側溝の上など3か所に捕獲機を置くも全く近寄らない猫たち。
6時半過ぎると飼い主さん宅でも何やら動きが。
7時過ぎだったかなぁ…今回もダメかぁ…と諦めてきた頃に飼い主さんが手招きしてくる。
家に向かうと…
飼い主:ダーメ。全然はいんない。暴れて大変!
     でね、良い事考えたんだけど。
     この出入口(穴)にヨノさんが外から入れ物の口当てて、そこにオレが追い込めば…

私:あのぉ…それ、前から私や自治会長さんが言っている事じゃないですか…タラー
飼い主:そうだっけ?(苦笑)


何を、イ・マ・サ・ラ・・・今更、言うとんねーーーーんムカムカ
  
って事で、室内に手術済みも含め、何匹か猫が右往左往している中。
飼い主さんがこの穴を中からファンヒーターで塞ぎ、私が外から捕獲機の扉を開けて、ぶっ太い太ももの上に乗せて待機。
(実は飼い主さん、この前失敗しているのにまた折り畳みケージを渡そうとしてきたのを断りました…学んでね。)
猫は外へ逃げ出そうとして、この穴に飛び込んでくる訳で…
すっごい勢いで捕獲機に飛び込んでくる。
1匹目の最大ターゲット、三毛はアクリル板の捕獲機を逆向きに使い、アクリル板をフタ代わりに難なく捕獲チョキ


2匹目はトマホークだったので、通常の扉を穴に向けたら、案の定、僅かな隙間から物凄い力で飛び出して逃げてしまうタラー
此方のタイミングが上手く伝わらないうちに、飼い主さんが猫を出してしまうので、ちょっと待ったーーーパー
逃げられないように段ボール片手に窓と捕獲機の隙間を塞ぎ、片膝ついてぶっ太い太ももに捕獲機を置いてスタンバイ。
3匹目はさっき逃げて行ったのとよく似た茶白♂


いやぁ…やっと飼い主さんと良かったねーが言えましたよ笑い泣き
私だって別に飼い主さんに文句を言ったり、説教したい訳じゃないんだもん。
と言う事で、2匹を運んで手術。

三毛さん、太っていて掴みにくいんじゃないんだよ…
もう、こんな大きなお腹になっていたから、掴みにくいんだよ…
何でこんな大きなお腹になってしまったか…飼い主さん、考えてくれないものかしらね。

翌日、2匹を返しに行った際、飼い主さんがお礼にと菓子折りを下さいました。
有難いとは思いますけど…あのね、私、別にお礼が欲しい訳ではないんだなぁ。
私にお礼を買うお金があれば、猫達に使って欲しいんですよ。
自治会長や私が立て替えている費用、千円でも2千円でも払って欲しいんだけどなぁ。

ここで残っているのはあと3匹との話。
全て、♂だし、取り敢えず生まれる事はない。
猫達がかなり警戒していて、近寄って来なくなったから暫く間を空けたいという飼い主さんの希望を聞いて、暫く待つ事にしました。
多分、閉じ込めて置いて、上手く追い出せば簡単にいくと思ったのもあるだろうけどねぇ…飼い主さん。

 

 

正直言いまして…もう、1か月以上前の事はよく覚えていません笑い泣き
TNR直後にブログ更新出来れば良いのですが…
私、TNRだけやっている訳ではなく、よく疑われるのですが・・・
これでも、フルタイム労働者ですっ!!
覚えておいてねラブ 



え、えぇ…姐さん(飼い猫その2)の仰る通りかもしれません…笑い泣き
古タイヤの如く、もう摩耗しております…神経が。

 

と無理矢理、ウチの飼い猫の写真をUPしたところで…

今年度の2回目のTNRは…予定外の事でした。
市内で猫ボラされているHさんから、保護して預けた猫が脱走したとの連絡がガーン
Hさんと預かりさんが探していたら、猫が増えちゃっている所があると。
と言う訳で、脱走猫さん探しではあまり役に立てなさそうなので、その増えちゃっている猫達の捕獲をと…。

高齢者夫婦が餌遣りだけしているという話イラッ
手術をするのは構わない、好きにすればという姿勢。
聞けば、母猫は5年は居付いているとの事。
その間、ずっと産んでいたって事ですよね…ぐすん
じゃ、もっともっと猫、増えていない?と思ったら、母猫が小さいから、上手く育たないのか、子猫は殆ど死ぬか居なくなるってタラー
去年生まれた中で、1匹だけ生き残っていて、その仔猫と母猫だけが居るとの事。

増えているという割にはその2匹だけ!?と思ったら、すぐ近所で市役所にも知られているという10頭以上は外に居るというお宅があるとの事。
じゃ、そっちも一緒にTNRしちゃいましょう!
捕獲と搬送なら私で出来ますよーと。

それでHさんや預かりさんがそちらの方とお話したそうですが…
何をどう、ご立腹されたのかタラー
”私なりの考えがある”という風な感じらしく…
しかも”術後のケアはどうするんだ”とか”見ず知らずの人から連絡があるってどういう事だ”とか言われたらしくぼけー
術後のケアなんて言うなら、

アナタ、普段、どんなケアしてんだよっ!
と言いたいのをぐっと我慢。
結局、この2匹親子だけとなりました。


麦藁母さん。
案の定、堕胎となりました。
5年居付いているというその前にも何処かで産んでいたのかな…
子宮がボロボロで、縫合するのにもちょっと大変と言われました。
翌日リターンしても良いという前提で手術している病院ですが、珍しく
”ちょっと、このコ、よく見てあげてもらえますか?””もしかしたら傷口開くかも”
と言われましたぐすん
授乳のし過ぎなのか…なんと、乳首が幾つか失くなっているとタラー
こんなの聞くと、何で餌遣りご夫婦は毎年、毎年、産ませるだけ産ませていたのかと…


最後の息子さん。
弟、妹が生まれなくて良かった…と言うのは人間の勝手な気持ちでしょうかね。
下手したら、(って実際そうかもしれないけど)お兄さんじゃなくて、お父さんの可能性も有りますよね…ぐすん

狭い地域での未去勢・未不妊は近親交配が進む事になります。
たまに、犬猫の近親交配と人間の近親相姦とをごちゃ混ぜにしてアホな事を言う人に出会いますが…ニヤ
気持ち云々じゃないですから。
犬猫の近親交配が進むと、奇形や先天的疾患がある個体が生まれる確率が高くなります。
私の周りでも居ますよ。
斜視、停留睾丸、足の長さが違ったりとか…ぐすん
そういう猫たちは、残念ながらもし生まれて保護されても育たなかったり、なかなか里親さんに恵まれなかったり…
その為には近親交配を食い止める。
それよりも何よりも、産ませないのが第一です。
という事で、第二回はこの親子だけでした。

って、アンタ、働き悪くない!?
しかも、笑い少なくない!?
と思われますよね…
えぇ、私の働きは悪いのですけどね…タマプリさん…じゃなかったTPさんが代わりに頑張ってくれていますのよ。
何と…


こんなの捕獲しちゃってくれましたーーー笑い泣き

無理ブー
これは無理です。
皆さま、くれぐれもTNR時には猫以外は捕まえないように致しましょうね。
後が厄介ですよ。

 

新年度第一回目は引き続き、隣の市の多頭崩壊?のお宅へ。
もう一か月以上も前の事なのでよく覚えていませーん笑い泣き


早朝に出向いて、周りで猫を探してみたけど見つからず。
そのうち、飼い主宅の方から、何やらドタンバタンアセアセと物音が…

そうこうしていると飼い主が、此方の方を見て手を挙げている。
出向くと、折り畳みキャリーの中に1匹のメスのみ。
飼い主曰く
もう一匹、捕まえて入れ物に入れたんだけどね。
暴れて、入れ物壊して逃げてっちゃったんだわ。

壊したんちゃうわ!元々壊れてただろー!

と言いたいのを我慢して、引き攣った笑顔で1匹…たった1匹を受け取り越谷へ笑い泣き
因みに捕獲機は使わなかったのか聞くと、”アレに入れようとしても片手で猫を持って、片手で扉を閉められないから、要らない。”って…
捕獲機はキャリーじゃないのよムキーッ



このコも片目が萎縮しちゃってるね・・・

 

このアメショチックな渦巻き柄のメス、昨年の夏、他の猫を捕獲中に私の目の前で交尾していたコでした。
でも、仔猫生まれないなぁ・・・と思っていたら、子宮内膜症の上、卵巣が妙な位置にあるとかで・・・
お蔭で妊娠しなかったと言えばそうなんだけど、もし、手術しないでいたら…ねぇぐすん
目だってさ、仔猫の時にきちんと診て貰えていれば、こんな事にならなかったのにね。

翌日、飼い主にお返し。
来週も来るから、猫が出入り自由となっている穴を塞いで欲しい、その日だけでも閉じ込めておいて欲しいとお願いする。
はい、はいと返事はしているものの、何か無理っぽいなぁ…と。
そして、翌週。

前日、母の通院送迎理由に(ホントですから!)有休取得。
時間が出来たので捕獲機を持って行くと、飼い主さんから

それ、要らないですわ。
それ見ると、皆逃げるし、違う猫が入るから。

とお断りされたんですよねーぼけー
じゃ、一体どういう風に捕まえてくれているのかと。
もし、チャンスがあるなら今でも良いや…とトライしてみたものの全く捕まらず。
と言うか猫の姿が無いタラー
諦めて帰宅したのですが、その後、タマプリさん じゃない、TPさんまでもが現場に行ってくれたのです笑い泣き

 

TPさん、飼い主宅を一体、どんな風にチェックしたのでしょう…
きっとジロジロ、ウロウロ覗き込んだのでしょう笑い泣き
飼い主が出て来たと!!
部屋に閉じ込めておいてとTPさんも話してくれたそうですが、その気はない様子タラー
室内に閉じ込めもせず、捕獲機も無し。
折り畳みケージとあの壊れたキャリーで一体、何匹捕まえられるのかと。
そんなの期待できませんからね、自分で捕まえるよと早朝に出向いたものの…
相変わらず猫達は…


他人様の工務店の中にタラー
 

それでもめげずに捕獲機を設置するのですが、皆、私を見て逃走アセアセ
唯一、ちょっと興味を持ってくれているのが此方。

 

何やらちょっぴりゴージャスタイプな白黒♂

このコは一度、捕獲機に入りかけた事があるのですが、誤作動で失敗ぐすん
その後は興味あるものの入らない。
いつも、この手前の水の流れない側溝を通路に移動。
ならばとこの側溝に一番小さい捕獲機を設置したら…入るのだけど、ピッタリ過ぎて、扉に繋がるバネが引っ掛かり扉が閉まらないぼけー


こっそり、じーさま じゃない、飼い主宅を窓から覗いてみる…
(TPさんじゃなくて、自分が怪しいんだよな・・・)

 

居るやん!何故、捕まえん!?

手前のコは耳カット有りますけど、左に居る三毛。
耳カット有る?無い??
って言うか飼い主、捕獲してるの??
室内に乗り込む訳にはいかないので、周りに数台、設置しながら周囲をチェック。
 

    
この水の流れない側溝桝の中を猫が移動しているんですよ。
そりゃ、猫にとっては安全でちょうど良い通路ですよね。
で、思いついたキラキラ この中に捕獲機を設置すれば良いんじゃないのー!?
このフタ、実はとっても重いってご存知ですか皆さま?
この写真は明るい時に撮ったのですけどね、早朝、薄暗がりの中、これを一枚、一枚持ち上げて腹這いになって、中に捕獲機を仕掛ける怪しい中年女…
想像してみて下さい。
通報されます!

一応ね…事前に自治会長さんには話してみたの。
有難い事に ”男手が必要でしたら●●さん(副会長)に頼んでみますよ”と仰いました。
でもね、朝、まだ暗い中、ノーメークでボーっとした目付きの悪い中年女と一緒に側溝桝のフタをひたすら取り除く作業…頼めませんって。
副会長、熱出て寝込みますよ。

結局、この日は時間切れ。
飼い主宅に出向くと、”すんません、捕まりませんでしたわ。皆、警戒していて逃げるの。”
そりゃそうだ。
来週、また来るから、今度こそ必ず、閉じ込めておいてと念を押す。

という事で初年度は1回目がたった1匹。
2回目は成果無しでカウントしません。
実際ね…こんな風にカウントしないけど、捕獲に出ている事って多々あるんですぐすん
いつもいつも上手く行く訳じゃないんですよ。

あ…読み返すと、何だかちっとも面白くないなぁ…。
困ったなぁ…何か、笑いを取らないと…
って、そうだ目
上記でね、”副会長、熱出て寝込みますよ。”と書きましたがね。
これを変換させた時、私のバカPCはですね…
”猫診ますよ” と変換しやがりましたよムカムカ
診ませんからっ!!